個人的車の弄り方論:その1 室内編

そんなに大それた事ではないが、個人的に車を弄る時に気をつけている事を書いてみようと思う。素人のたわ言だと軽く受け流して頂けるとありがたい。

まず素材となる車だが、ここが肝心だと思っている。というのは重量バランスだとかエンジンの出力だとか、ひいては駆動方式だとかはそう簡単に変えれるモノではないからだ。よく言うと素材を活かす、悪く言うとあまりお金を掛けないということだ。

つまり極力ノーマルの状態で乗れれば良しという事である。が、弄るにしても車を走らせるフィールドを想定しておく事が必要だ。
例えば私の場合はストリートから峠(結構タイトなとこが好き)、たまにサーキット(ローカルな話だが主にセントラルサーキット、タイムにはこだわらない)というフィールドとなる。これは皆さん一人一人異なると思う。
まずやらなければならないのは、走るフィールドを想定した上で、どこをどう弄らないといけないかという事を決定する必要がある。

しかしながらどこを走るにしてもまず最初にやらなければならないのは安全に関わる事だと思う。それにはポジションをしっかりセッティングする必要がある。シートを決めて、それに伴いステアリングホイール、ペダル関係、またサーキットへ行くなら4点式以上のハーネスが欲しい。
室内で一番悩ましいのはシートだ。普段使いを考えればフルバケットシートは荷が重い。だからと言ってノーマルでは全く役に立たない。激しいGに耐えれないし、正確な操作もままならない。
個人的にはこの事に長い間悩んでいたものだ、結論から言うとフルバケットシートを入れるのが一番良いと思う。普段使いを考えてリクライニング式のセミバケットを入れていたが、峠やサーキットでは全く役に立たなかった。これなら最初からフルバケットシートを入れるべきだと思うのだ。フルバケットシートの場合シートの形さえ体に合えば高さや傾きのセッティングも自由自在にできる。

↑ RECARO社製のSP-GⅢ、SP-Gのシリーズは昔からありオッチャン世代にはなじみのシート、走るならやっぱりフルバケットシートだと思う、画像はメーカーサイトより拝借(定価付き)


次にストリートではあまり言われないが個人的にはドライビング時のシューズとグローブは非常に大切なモノと思っている。
特にシューズは、手ほど敏感では無い足先を自由に動かすために、是非自分に合ったシューズを見つけて欲しい。理想はレーシングシューズだが、ストリートでは大層なのでスニーカーが良いだろう。底が硬くて薄く足先を動かしやく、踵はシッカリ硬くて保護されているシューズが良いと思う。個人的にはプーマのスピードキャットという名前のシリーズが好みだ。自由自在に足先が動かせればアクセルの1ミリのストロークを操る事ができるだろう。底の厚い靴ではペダルからのフィードバックを感じれないし、そもそもペダルに引っかかって危険だ。
余談だが足首の可動範囲を大きくするためトレーニングをすることによりペダルワークがうまくできるようになるかもしれない。

↑ これはPUMAの純粋なレーシングシューズ、本格的に走るならこうしたレーシングシューズは非常に有効だ、ただしこれで歩いてすり減っては本来の機能を発揮できなくなるのでしないほうが良いだろう、画像はネット上から拝借


グローブのほうはもっぱら保護のためだ、指先や手のひらを守らないといけない。若いころに一晩練習したら、グローブをはめていたのにもかかわらず手のひらにまめができて潰れたことがある。またステアリングホイールのスポークに指を弾かれて突き指になったこともあった。激しいドライビングであれば指先までカバーするもの、そうでなければ指切りのグローブでも良いと思う。


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「GOLF7 GTI」改めておさらい

もうすぐ日本でもGOLF7の発売が開始される。

やっぱり本命はGTIという人も多いだろう。確かに通常モデルとはセッティングが異なり、いつものことだが独特のオーラというか雰囲気を持っている不思議な車だ。なんだか5年に一度のお祭りがやってきたという感じがする。

今回のGTIは2つのモデルで構成される、「GTI」と「GTIパフォーマンス」だ。この2つのモデルはかなり内容が異なるので選ぶほうは、かなり難しい選択になってしまいそうだ。

さっそくスペックを見てみよう。
〔Volkswagen Golf GTI〕
重量:1,351kg
エンジン:1,984cc直列4気筒直噴ターボ
出力:220ps、4,500-6,200回転
トルク:350Nm1,500-4,400回転
ミッション:6段MT、6段DSG
駆動方式:FF
タイヤ:225/45R17
ブレーキ:前ベンチレーテッドディスク312x25mm、後ディスク300x12mm
最高速:246 km/h
0-100km/h加速:GTI/MT6.5秒
燃費:GTI/MT、16.7km/L

〔Volkswagen Golf GTI Performance〕
エンジン:1,984cc直列4気筒直噴ターボ
出力:230ps、4,700-6,200回転
トルク:350Nm1,500-4,600回転
ミッション:6段MT、6段DSG
駆動方式:FF
タイヤ:225/45R17
ブレーキ:前ベンチレーテッドディスク340x30mm、後ベンチレーテッドディスク310x22mm
最高速:250km/h
0-100km/h加速:GTI/MT6.4秒
燃費:GTI/MT、15.6km/L


目立つ違いはエンジンとブレーキだ。エンジンはともかくこれだけ高性能な車なのにブレーキを大きく差をつけることはないだろうと思う。


↑ 「Volkswagen Golf GTI」、かなりあっさりすっきりした外観、前モデルとあまり変わらないように見える、これが狙いか、横幅が強調されているショット(実際に大きいが)、画像はネット上から拝借


↑ 「Volkswagen Golf GTI」、後ろからのショットではバンパーの角が立っているのが特徴だ、Golf7はボディー色によって見え方がかなり異なるような気がする、画像はネット上から拝借


↑ 「Volkswagen Golf GTI」、インパネも前モデルの雰囲気をそのまま受け継いだ感じ、シートはいつものチェック柄、左ハンドルはペダル配置が素晴らしい、 画像はネット上から拝借


↑ 「Volkswagen Golf GTI」、エンジンは外見からはあまり迫力を感じない、まったく普通の車のエンジンのよう、もう少しスペシャルな演出が欲しいところ、 画像はネット上から拝借



重量も軽くなり前モデルよりもかなり速くなっている。やはり最新のGolfが最善のGolfということだ。
個人的にはもう少し小さいボディーが良いのでポロGTIを選択すると思う。この「Volkswagen Golf GTI」の使われ方としては高速道路をかっとぶGT的な使い方が一番マッチするのではなかろうか。
日本での発売時期と価格についてはまだ情報が無いが、それほど待たなくても良いのではないか。非常に発売が楽しみなモデルとなってきた。
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最近のボルボはスポーティー路線、「Volvo V40 Pirelli エディション」

ピレリと言えばタイヤメーカーだが時々凝ったコラボ車を気まぐれのように出してくる。

今回のはボルボとそのチューニングメーカーであるハイコスポルティフ、それにピレリの組み合わせだ。V40をベースに外装からエンジンまで手の入ったスペシャルモデルである。当然スペシャルモデルなので台数は限定になると思われるので、これまた日本に導入されるのか、されても何台が割り当てられるのかは不明なのだ。

日本人はこの限定という言葉に非常に弱い、たぶん人と違ったモノを持ちたいという心が働いているのだろう。普段は人と違ったことをして目立つのを嫌うのに車に関しては別の感性を持ち合わせているのだろうか。

「Volvo V40 Pirelli エディション」のスペックは次の通り
エンジン:1.6Lガソリンターボ
最高出力:148馬力
最大トルク:240Nm
0-100km/h:7.9秒(ノーマル8.8秒)
最高速度:230km/h
Heico Sportivの装備:エアロパーツ、マフラー、足回り30ミリダウン、インテリアパーツ等



↑ 「Volvo V40 Pirelli エディション」のフロント画像、低く構えて精悍に見える、あまり仰々しいエアロでないのが良いところか、ボルボもこうしてみるとアグレッシブな印象だ、画像はネット上から拝借


↑ 「Volvo V40 Pirelli エディション」のリア画像、こちらはかなりスポーティー、デフューザーとマフラーの関係が非常に良い感じ、ボルボ特有のリアハッチのへっこみが目立たなくなってこちらのほうがノーマルよりも個人的には好みだ、画像はネット上から拝借


↑ 「Volvo V40 Pirelli エディション」のコックピット、ステアリングホイールのマーキングとペダルがスポーティーさを出しているが基本的にノーマルと変わらない、色目も渋くて目立たないところが玄人好み?、画像はネット上から拝借


↑ 「Volvo V40 Pirelli エディション」の内装、ポイントポイントにハイコスポルティフのパーツが使われている、これらの部品がノンスタンダードかどうかは不明、他では買えない部品が付いているのならこの車の価値は高いだろう、サイドブレーキレバーがそうだが社名ロゴが目立ち過ぎだ、シートはノーマルと同じなのだろうか、画像はネット上から拝借


↑ 「Volvo V40 Pirelli エディション」のフロントホイール回り、やっとピレリの名前が登場、ホイールは専用のホイールのようだ、タイヤはピレリP0、画像はネット上から拝借



ピレリと言えば過去にはこんなピレリもあった。Golf5とのコラボでピレリモデルが日本でも発売されていた。かくいう私も限定の言葉に心動き購入した一人だ。
簡単に言うとエンジン、足回り、タイヤ&ホイール、エアロ、内装がスペシャルなモデルだった。外観で目立たず(そのモデルだと分かる部分が少ない)、中身はノーマルよりも速いというモデルだった。一番のお気に入りは実はシートだった。
↑ Golf5 Pirelliのシート、タイヤのトレッド(ピレリPゼロ)がモチーフだ、内装では黄色いステッチとシートがスペシャルだった、外観は全く目立たたなかったが個人的には大変好みのモデルだった、このモデルはコラボするチューニングメーカーは登場せずVWとPirelliのみの組み合わせだった、画像は自分で乗っていたGolf5 Pirelliのもの



こういった限定モデルは限定なだけに魅力的だ。
特にメーカーがチューニングしたエンジンや足回りが装備されていると、もうたまらんという感じだ。
ボルボのチューニングはあまり一般的ではないと個人的には思うので、スポーティーイメージを与えることとそうしたチューニングの余地もある車なんだというアピールにはもってこいだと思う。
いずれにしてもこうした選択肢が増えるのは良いことだ。


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GTi is Backなんですって、「プジョー208GTI」、少しだけ追記

「GTi is Back」というキャッチフレーズと共にプジョー208GTIが帰ってきた?

私のようなおっさん世代だとプジョーと言えば205だったり105だったりするわけだが、その理由はプジョーらしさをその車達が十分すぎるほど表現しているからだと思う。

普段使いもできて軽量コンパクト、走らせれば脱兎の如く(いささか表現が古い)すばしっこくて楽しいというところではないだろうか。ついでに言うと乗り心地も俗に猫足と言われるように、しなやかだがレベルの高い足回りだったりする。

そこには過剰な装飾は不要で、機能性高くシンプルかつ実用的、少しだけスパイスという感じだ。言うのは簡単だが製品としては味付けが難しいのかもしれない。

こう言う車が受けるのは一部の車好きだけなのであろうか。私はそうではないと思うのだ。日常使いができる実用性の高い車が走らせても気持ち良ければ、なお良いではないか。
ウチの家内もメカの事は全く分からないが、走らせて気持ちの良い車だと言う事は分かる。つまり車を走らせて気持ち良いと感じるのは一部のマニアだけのモノではないのだ。

現状を考えてみると次のような事ではないかと思う。日常使いの車で実用性もバッチリ、そして走らせれば気持ち良い、こんな車がなかなか見当たらない。だからそれがどういう感覚なのか知らない人が多いのではないかと思うのだ。

特に日本車ではここに気を使っている実用的なコンパクトカーは皆無だ。もっとこの辺りを考えなければならないのではないだろうか。

話しがそれてしまったが、新型プジョー208GTIは205への先祖返りでこんな車に仕上がっているのではないかと期待させる。早く乗ってみたいものだ。


↑ 新型プジョー208GT、ボディーサイズも小さくなり程よい大きさ、全体的に丸みを帯びているがキチンと出るとこは出てるという感じ、画像はネット上から拝借


↑ 新型プジョー208GT、エンジンは2.0LのNAから1.6Lのターボになった今時の選択、個人的にはターボはあまり好まないが乗ってみないと分らない、見るからにコンパクトなエンジンだ、画像はネット上から拝借


↑ 新型プジョー208GT、ブレーキは普通のスライドピンのキャリパーのようだ、形式にこだわるよりタッチや効きが大事だと思う、コンパクトカーだけにコストが厳しいところなのだろう、画像はネット上から拝借


↑ 新型プジョー208GT、マフラー部分、この角度からは分らないが出口のマフラーカッターだけが台形の形なのかもしれない、まぁでも雰囲気はある、画像はネット上から拝借

20130722追記
実車を見て来たのでその印象を簡単に記する。
思っているよりも高級路線、車内は革の匂いがしており高級感がある。なかなか居心地の良い車内スペースを演出していると思った。
ボンネットを開けると残念な事にブレーキマスターシリンダーは助手席側にある、この辺りはマイナーな輸入車はなかなか改善されないようだ。もう少し頑張って欲しいものだ。



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このサイズで30km/L!、「アコード ハイブリッド」発売は6月21日

新型アコードハイブリッドの露出が最近大変多い。

新型アコードハイブリッドの発売は2013年6月21日に予定されている。この6月はGolf7の発売もあり目が離せない。

ホンダがかなりの広告費を掛けているのだろう。それだけ今回の新型アコードハイブリッドに力が入っているのだと思う。ここまでホンダはハイブリッドの分野でトヨタの後塵を拝してきた。それだけになんとしてもこの分野で巻き返す必要があるのだ。将来のホンダのハイブリッドやEVの分野のイメージを決定付ける事になるかもしれないからだ。

↑ 新型アコードハイブリッドの後ろ姿、少しファットな印象だがまずまずのたたずまい、トランクのあたりにフーガとの近似性を感じる、リッドが前後にあるのはガソリンと電気の充電用か(アメリカではアコードPHV発売中だ)、画像はネット上から拝借


燃費もこのクラスのハイブリッド車としては驚異的な30km/Lを叩き出している。

その新型アコードハイブリッドは走行用と発電用の2つのモーターの構成を取る。駆動方式はFFだが、基本的にエンジンでの走行は速度域がマッチした時のみでミッションは介在しない。それ以外の領域ではエンジンは発電に使われる。普段はクラッチで駆動系統と切り離されていて走行抵抗にならないようにしているわけだ。ちなみに電池はリチウムイオン電池で容量は1.3kw/hのものをリアに積む。

新型アコードハイブリッドのハイブリッドシステムの稼働モードは3種がある。
1:電池だけとモーターのみで走るモード
2:エンジンが回り発電する事でモーターを駆動するモード
3:エンジンが回り駆動を行うモード
普段エンジンは発電に使用し、場合によってはエンジンによる駆動を行う。こうすることでエンジンの一番効率の良い領域を使う事ができる。

↑ 新型アコードハイブリッドのEVモード解説の図、バッテリーと駆動用モーターのみで走行しエンジンはクラッチで切断されてロスが少ない仕組み、画像はネット上から拝借


↑ 新型アコードハイブリッドのハイブリッドドライブモード、エンジンが発電機を回して電力を供給してモーターで走る仕組み、これは三菱アウトランダーPHEVと同じ、画像はネット上から拝借


↑ 新型アコードハイブリッドのエンジンドライブモード、エンジンが働き駆動力を供給する、特定の条件が揃わないとこのモードにならない、またミッションが介在しない所も三菱アウトランダーと同じだ、画像はネット上から拝借


発売日をGolf7の直前に持ってきたのも何かの戦略なのか、少し気になるがまぁ良いとして。新型アコードハイブリッドはこれからのホンダの屋台骨を支えることができる車に育つのか、それとも鳴かず飛ばずになってしまうのか気になるところではある。注意深く見守りたい。


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68万円の3輪コミューター?、1人乗りのスーパーカー?

ここのところコミューターの話題が結構ある。

アメリカからはElio Motorsから68万円で3輪の車が出るとの話だ。スマートからも新しいモデルが発表になり価格も安くなった。少し前には日本でもトヨタ車体がコムスという1人乗りのEVを売り出していて、宅配業務に使われているようだ。
また実際にはこの動きと関係ないと思うがランボルギーニの1人乗りスーパーカー「エゴイスタ」も姿を表したりしている(笑)。

↑ Elio Motorsの3輪自動車、外観からして大きさはミニマムのようだ、一人乗りだが荷物が載りそうにもない、コーナリングはどんな感じだろう?こけないのか心配だ、68万円が高いか安いかは判断不能、パワーソースはエンジンのようだ、画像はネット上から拝借


街中限定であればこうした小さな1人乗りのコミューターは大いに利用価値がある。狭い路地も自由に入って行けるし、駐車スペースも小さくて済む。もちろん燃費も節約できる。

これが郊外となるとお話が変わる。車の流れが速くなり、こうした小さなコミューターは流れに乗れないことが多くなるのではないだろうか。交通トラフィックに乗れないのは大変危険でもあるし、ひいては渋滞等を引き起こす事になる。また比較的高い速度域での安全性も心配ではある。

↑ トヨタ車体のコムス、こちらも一人乗りのEV、宅配業界などには重宝がられているようだ、狭い住宅街にも入っていけそう、体がむき出しなので配達用の3輪原付と同じような使い方になるのだろう、横から突っ込まれたらどうしようもなさそうな印象だ、画像はメーカーサイトより拝借


またこうしたコミューターに乗る人の問題も有りそうだ。小さくて安いので比較的高い年齢層の方が多くなるのではないだろうか。

↑ 「smart fortwo electric drive」の横からの画像、とっても短いのが印象的、少なくてもこれくらいのカウルというかボディーが無いと危険だと思う(スマートは十分安全を確保しているが)、座ってみると広くはないが意外とキャビンは快適、画像はメーカーサイトより拝借


イロイロ考えると、こうしたコミューターの上手い利用の仕方を真剣に考えた方が良いと思う。性能やサイズ、安全装備等が大きく異なる他の車と共存を考えるべきだと思う。
しかし、現実にはかなり難しい問題だ。以前からこうした事は言われてはいるが何も変わっていないのが現実だし、実際の製品の方が先行してしまっている。このままではしばらくすると消えて行ってしまい、一部で細々と生き残るのみという事になってしまうのでないか。
個人的には軽トラックが一番のコミューターになり得るような気もする。

↑ 「Lamborghini Egoista」、こちらは究極の一人乗り、前は流星号、後ろはランボルギーニな形状だ、ガラスがオレンジなのはアレだがこれで一人でどこへ出かけようか悩むのではないか、画像はネット上から拝借



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新型「Peugeot 308」はスッキリフェース

2013/05/30
プジョーから新しい308が発表になっている。

そう言えばプジョーのグリルが怪獣のようなモノになったのはいつからだろうか。見方によってはアグレッシブなフロントの造形なのだが、プジョーのコンパクトカーにそれを求める人は少ないと思う。

↑ 新型Peugeot 308のフロント部分、ずいぶんとすっきりした印象だ断然こちらのほうが良いと思う、208の流れと同じく程良い抑揚が付きいい感じに仕上がっている、画像を見る限り全幅は結構大きくなっているかも、画像はネット上から拝借


それにサイズが少々大きくなり過ぎたと思う。これは全体的な傾向だがボディーサイズが大きくなって行く傾向が強い。作り手の方にもイロイロ事情はあるだろうが、車を走らせる環境はそれほど変わってないように思えるのだ。
と言う事は大きくなったボディーを同じ道で走らせて、あぁ下手になったなと嘆息する訳である。これはひとえに自分の腕が下手くそになったからではなさそうだ、ボディーが大きくなっているから起こる事なのかもしれない。

↑ 新型Peugeot 308のサイドからの画像、ハッチバックの辺りが少し単調な印象だが全体的にスッキリした外観、お尻の部分はアウディとの近似性も感じさせる、リアの居住性も十分な感じだ、画像はネット上から拝借


プジョーにはつい最近モデルチェンジした208というコンパクトカーがあるが、208はファミリーで利用するには少々小さい。これに対して308は日本でもファミリーで使うにはピッタリのサイズではなかろうか。
そのサイズは全長4250mm、全高1460mmで、現行モデルで全長は65mm短く、全高は55mm低くなっている、残念ながら全幅は現在のところ不明。
シャーシは新開発のモジュラープラットフォーム「EMP2」を利用して旧型に比較して140kg!の軽量化を実現している。


↑ 新型Peugeot 308のインパネ、それほど先進的な感じはしないがシンプルな中にもセンターあたりに先進性を感じさせるデザインだ、ただセンターコンソールの幅が太くて足元が狭そう、ステアリングとメーターナセルの位置関係が面白いステアリング位置が低い、シートはタップリとしている、画像はネット上から拝借


全体的なデザインは208と同様の方向性で、少し丸みを帯びた中にキュっとエッジが効いている感じです。

個人的には208以降のプジョーのデザインはお気に入りである。小さくてもピリっと何か他と違うという主張が欲しいと思うのである。

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QRコードでレスキューする時代がすぐそこに、メルセデスのレスキュー用QRコー ドシステム

今まで有りそうで無かったQRコードを利用したシステムである。

ITの分野としては非常に単純明快なシステムだ。QRコードをスキャンして、そこに埋め込まれているコードに沿ってサーバーにアクセスし情報を得るだけだ。

ドイツは元々事故った後の処置についてかなり進んでいる(もちろん事故らないための仕組みにも熱心だ)。
救助隊が救出しやすいようにドアロックはしないとか、脱出のためのシートベルトカッターや窓ガラスを割るためのハンマーなどの装備は今では日本でも常識になっている。また事故後の自動車メーカーによる現地調査も詳細に行われていて製品にフィードバックされている。

今回のシステムは他の自動車メーカーが全く手を付けていない分野だ。
車両に貼り付けられたQRコードをスマートフォンなどでスキャンすると、車両の詳細、油圧系統、エアバッグ、電気系統、その他の情報が端末に表示される。表示される情報は救助隊にとって大変有効な情報となる。
このQRコードをメルセデス車のBピラーと給油口のフタ裏に装備して行くということだ。
車両の中に書類で置いていても、どこにあるのか分からないとか、素早く取り出せないとかでは救助の現場では困るのだ。


↑ メルセデスのQRコードシステム、ガソリン給油口の蓋の裏やBピラーにQRコードを設置してスマートフォン等で読み込み車両情報を得るもの、単純だがこうしたシステムは無かった、画像はネット上から拝借


メルセデスてではこのQRコードのシステムを囲い込まず解放し、他自動車メーカーも利用できるようにしていくとの方針だ。これは良いお話ではないか。

将来EVやPHVが当たり前のように普及し、さらに燃料電池車等が走り回る時代はすぐに来る。車の中身が高い電圧だったり、扱いの難しい電池、水素だったりリスクは増すばかりである。
こうして車の構造が複雑になり、扱いが難しくデリケートになる事が予想されるだけにこうしたシステムは非常に有効だ。

IT的にはハイテクではないが、ちょっとした灯台下暗しという感じではある。

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「TwinFUN」じゃなくて、Renault「TwinRun」だったのね、画像追加

以前Renault「TwinFUN」として紹介したが、どうも本当は「TwinRun」だったようだ。

まあ名前はどうでもよいが、中身は凄いことになっている。外観のかわいらしさからは想像できないほどスパルタンな中身のようだ。

↑ Renault「TwinRun」のフロントからの画像、正面には補助灯をイメージしたライトが目立つ、よく見るとバンパー下の開口部の大きさが尋常ではない、小さくてもしっかりルノー顔している、画像はネット上から拝借


エンジンはメガーヌ トロフィー レーサーの3.5ℓのV6で3498cc、316馬力/6800回転、38.7kgm/4850prmの馬力とトルクを発揮する。これをミッドシップに縦置きして、もちろん後輪駆動だ。さらに6速シーケンシャルミッション、LSDを介して最高速250km、0-100km/hは4.5秒の瞬足である。チューブラーフレームにボディーはファイバー製の張子状態、重量は950kgと軽くて、まんまレーシングカー状態なのだ。

↑ Renault「TwinRun」の同じくフロント画像、車高はかなり低い、補助灯が点灯している薄型の新しいアプローチのライトなのか、あまり過激ではないオーバーフェンダーが良い感じ、画像はネット上から拝借


どうも一般人が乗るには過激すぎる内容だが、次期トィンゴのコンセプトという噂もあり興味津々である。ルノーサンクターボも普通に使うには熱くて(本当に熱い)、好き者しか乗れない車になってしまっていたが、ツインランもそうなってしまうのだろうか。

↑ Renault「TwinRun」のリア画像、リアも非常に個性的、センター出しのツインマフラーの位置が高い、ウィングが本格的なものだ、いかにも効きそうな形をしている、タイヤはボディーサイズからするとかなり太そう、デザインは似た車が無いほど個性的だ、画像はネット上から拝借


内装を見ると一応人が乗れるようにはなっているようだが、エンジンルームの熱気で冬は暖かいだろうが夏は過激すぎて乗れないだろう。だからターボではなくてNAなのかも知れない(想像だが)。

↑ Renault「TwinRun」のエンジンルーム、これじゃ町乗りはきつそうだ、スペースフレームで組まれたシャーシの一部が見えている、金色のパイプはなんだろう、ダンパーは別体式のようだ、赤いパイピングは吸気だろう、銀色のパイピングは排気だろうがこれではちょいと過激すぎないか、キャビンとはアクリル?ガラス?1枚で区切られているのみ!、画像はネット上から拝借


フランス車は時々ものすごい過激な車を輩出するのだが、その時に溜まったエネルギーが爆発するかのごとく内容が物凄いことになっている。まさにボルケーノ!状態である。

↑ Renault「TwinRun」の内装、これだけじゃ良く分からないが金属が剥き出しではなさそう、レーシングカーのような内装だがレースに出る予定があるのか、シーケンシャルシフトとサイドブレーキがラリーカーのようだ、計器類はモニターでまかなうのかほとんど無い、画像はネット上から拝借


時々超過激な車を出してくるフランスは非常に不思議な国だ。でもなんだか人間性があってデザインが個性的で憎めないというか、血が通っているというか素敵だと思う。
あーやっちまったよー、って声が聞こえそうで楽しい気分になれる。なるべくこの形に近い市販車が出てくるのを楽しみに待とうではないか。


20130607追記
↑ Renault「TwinRun」のフレームというか外装を取り去ったところ、完全なスペースフレーム構造でまるでレーシングカーのようだ、フレームの構造自体は目新しさは無いオーソドックスなもの、サスペンションアームからすると前後ともダブルウィッシュボーンの足回りだ、画像はネット上から拝借




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