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ロータス「Exige 360 Cup」はカップカーがベース、希少価値もある

2015/08/28
今回発表された「Exige 360 Cup」は「Exige V6 CUP」をベースとしたロードゴーイングモデルという立ち位置だ。
それにしてはレース専用車よりも馬力を上げてきているのが面白いところだ。
「Exige 360 Cup」のリア画像
↑ 「Exige 360 Cup」のリア画像、各部にあしらわれた赤が印象的、特にホイールの赤は非常に目立つ、カップカーがベースなだけに非常に戦闘的な外観でやる気にさせる、画像はメーカーサイトより拝借


元となる「Exige V6 CUP」はどんな車なのか?

「Exige V6 CUP」はロータスのワンメークレース車両でUK Lotus Championship、European series、USA、Italy、Thailandでのレースに使用する事が出来る車両だ。

「Exige V6 CUP」のスペック

サイズ:全長4,084mm×全幅1,802mm×全高1,129mm
ホイールベース:2,370mm
最高出力:350PS/7,000rpm
最大トルク:400Nm/4,500rpm
ミッション:6MT
タイヤホイール:Pirelli P-Zero Corsa、前205/45R17、後265/35 R18
ブレーキ:AP Racing4ピストンキャリパー、2ピースベンチレーティッドクロスドリルドディスク
駆動系:EDL(Electronic Differential Lock)
タンク容量:40L
重量:1,110kg(スタンダードモデルから-66kg)
P/Wレシオ:3.17kg/PS
最高速度:274km/h
0-100km/h:4.0秒
安全装備:ロールバー、キルスイッチ
「Exige V6 CUP」のフロント画像
↑ 「Exige V6 CUP」のフロント画像、ボディー各部にカーボン製のパーツが多用されている、レース車両だけあってなかなか迫力がある、画像はメーカーサイトより拝借

「Exige V6 CUP」のリア画像
↑ 「Exige V6 CUP」のリア画像、この車はワンメークレース用の車両、これをベースにして今回の「Exige 360 Cup」を仕立て上げてきた、最近のロータスはCUPカーをロードカーとして出すのが多い、エンスーには非常に魅力的だ、画像はメーカーサイトより拝借

「Exige V6 CUP」のコックピット画像
↑ 「Exige V6 CUP」のコックピット画像、キッチリとロールバーが組まれた室内、懐かしいシュロスのハーネス、カップカー専用のバケットシートが泣かせる、画像はメーカーサイトより拝借


「Exige 360 Cup」の内容

最近ワンメークレース車両をロードゴーイングバージョンとして売り出すのはロータスの常套手段となっている。今年の初めにも「Elise S Cup」を出してきている。
確かにエンスーなユーザーならワンメークレースで走っているのと同じ車両を一般道でも乗ってみたいという欲求は大いにあるだろう。競技車両や競技ベース車と言うのはハードだがなかなか魅力的だ。それに希少価値もある。

「Exige 360 Cup」のスペック

台数:50台限定
ボディーカラー:Metallic White、Metallic Grey、Metallic Black、Metallic Silver、マットブラックルーフ
エンジン:ベース車から10PSアップ、スポーツエギゾースト
車重:1,130kg
価格:£62,995(1,176万円)
室内:レッドアルカンターラ


「Exige 360 Cup」の画像

「Exige 360 Cup」の情報はあまり多くないので画像を中心としてみてみよう。
「Exige 360 Cup」のフロント画像
↑ 「Exige 360 Cup」のフロント画像、前から見ると通常のエクシージとそれほど変わりが無いように見える、フロントフードとルーフがマットブラックなのが凄味がある、画像はメーカーサイトより拝借

「Exige 360 Cup」のフロント画像その2
↑ 「Exige 360 Cup」のフロント画像その2、フロントのスポイラーのせいで車高はかなり低い、街中では取り回しに苦労しそうだ、画像はメーカーサイトより拝借

「Exige 360 Cup」のリア画像その2
↑ 「Exige 360 Cup」のリア画像その2、リアウィングはかなり実質的な形状だが派手過ぎず渋い、マフラーはセンター2本出し、デフューザーが凄く効きそうな形状だ、ハイマウントストップランプが装備されている、前後に牽引フックを装備する、画像はメーカーサイトより拝借

「Exige 360 Cup」のコックピット画像
↑ 「Exige 360 Cup」のコックピット画像、この車のアクセントカラーである赤のアルカンターラがあしらわれたコックピット、非常に居心地の良さそうなシートだ、ハーネス用にシートに切欠きがあるのに注目、ステアリングホイールはあまりカッコ良くない、画像はメーカーサイトより拝借



「Exige 360 Cup」50台限定という事なので非常に手に入れにくい車だが、よりハードな車を求める方には希少価値もあり素晴らしい内容だと思う。
できれば本気で走る車として手元に1台置いておきたい車だ。



今回はこのへんで
では

ロータスのモーターサイクルC-01ってのがあったんだ

ロータスと言えばエリーゼを代表とするライトウェイトカーのメーカーだが、他のメーカーには無い非常にユニークな哲学というか考え方を持っている。

かくいう私もいつかはロータスエリーゼと考え始めて何年経ったことだろう、現実にはなかなか治て実現できないでいる。

そのロータスがモーターサイクルを作るとこんな感じというスタディーモデルC-01が2014年2月に発表されていたのに最近気が付いた。

その外観は大変アグレッシブだ、映画トロンに出てくるモーターサイクルのようだという表現がされている。だけど良く見るとクラシックな感じも出ていてどこか懐かしい印象もある。1950年代とか60年代を連想させるデザインだ。

見ても分かるように材料は最新のモノとなっていて、カーボン・チタン・宇宙産業用のスチール等々となっており非常に興味深い。

スペックは次の通り

エンジン:4ストローク2気筒75度V型1195cc、なんとドライサンプ
最高出力:200HP
ミッション:6速
サスペンション:前倒立、後ストラット2本
重量:181kg


↑ ロータスC-01モーターサイクルのフロント画像、近未来的な外観のC-01、確かにトロンに出てくるモーターサイクルを連想させる、同時にクラシックなディティールもあり不思議なデザインだ、画像はメーカーサイトより拝借



↑ ロータスC-01モーターサイクルのサイド画像、 横から見るとクラシックな雰囲気が出ている、カウルの大きさと形状、エンジン部のカウル形状もクラシックな雰囲気を出している、しかし良く見るとスイングアームが極太のカーボンだったり、フロントブレーキがフローティングだったり最新テクノロジーが採用されているのが分かる、画像はメーカーサイトより拝借



↑ ロータスC-01モーターサイクルのリア画像、 個人的にはモーターサイクルには詳しくないが素人目にもニーグリップのできないタンク形状で乗れそうにないように思える、セパハンの先っちょにはバックミラーが付いているのが笑える、シングルシートで後端の処理はカフェレーサー風、リアサスペンションが2本付いているのがカッコ良い、画像はメーカーサイトより拝借



↑ ロータスC-01モーターサイクルのリア画像その2、駆動方式はオーソドックスなチェーン方式、左サイドはエンジンカウルに全く開口部が無い、フロントキャスターが寝ているのとシート位置とステアリング位置の関係から乗れば意外と楽なポジションなのかもしれない、リアタイヤが太い、画像はメーカーサイトより拝借



↑ ロータスC-01モーターサイクルのステアリング部分画像、カウルが極端に小さく低くこの車の最大の特徴の1つ、そのためメーター類は全く設置されていない模様、ステアリングはセパレート形状、バーエンドに小さな丸いバックミラーが仕込んである、新しくて古い不思議なデザインだ、画像はメーカーサイトより拝借




個人的にはモーターサイクルには大変興味があるのだが現在まで全くかかわりが無かった。つい最近免許が欲しいなぁなんて考えているところだ。実際に自分が乗ることを考えると、今時のガンダムのようなモーターサイクルには引いてしまうがこのロータスのC-01なんかを見ると乗ってみたいなぁなんて思える。最新テクノロジーだがノスタルジックな不思議な印象を受けるデザインである。もう少し手に届きそう感が欲しいところだ。


今回はこのへんで


では




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