68万円の3輪コミューター?、1人乗りのスーパーカー?

ここのところコミューターの話題が結構ある。

アメリカからはElio Motorsから68万円で3輪の車が出るとの話だ。スマートからも新しいモデルが発表になり価格も安くなった。少し前には日本でもトヨタ車体がコムスという1人乗りのEVを売り出していて、宅配業務に使われているようだ。
また実際にはこの動きと関係ないと思うがランボルギーニの1人乗りスーパーカー「エゴイスタ」も姿を表したりしている(笑)。

↑ Elio Motorsの3輪自動車、外観からして大きさはミニマムのようだ、一人乗りだが荷物が載りそうにもない、コーナリングはどんな感じだろう?こけないのか心配だ、68万円が高いか安いかは判断不能、パワーソースはエンジンのようだ、画像はネット上から拝借


街中限定であればこうした小さな1人乗りのコミューターは大いに利用価値がある。狭い路地も自由に入って行けるし、駐車スペースも小さくて済む。もちろん燃費も節約できる。

これが郊外となるとお話が変わる。車の流れが速くなり、こうした小さなコミューターは流れに乗れないことが多くなるのではないだろうか。交通トラフィックに乗れないのは大変危険でもあるし、ひいては渋滞等を引き起こす事になる。また比較的高い速度域での安全性も心配ではある。

↑ トヨタ車体のコムス、こちらも一人乗りのEV、宅配業界などには重宝がられているようだ、狭い住宅街にも入っていけそう、体がむき出しなので配達用の3輪原付と同じような使い方になるのだろう、横から突っ込まれたらどうしようもなさそうな印象だ、画像はメーカーサイトより拝借


またこうしたコミューターに乗る人の問題も有りそうだ。小さくて安いので比較的高い年齢層の方が多くなるのではないだろうか。

↑ 「smart fortwo electric drive」の横からの画像、とっても短いのが印象的、少なくてもこれくらいのカウルというかボディーが無いと危険だと思う(スマートは十分安全を確保しているが)、座ってみると広くはないが意外とキャビンは快適、画像はメーカーサイトより拝借


イロイロ考えると、こうしたコミューターの上手い利用の仕方を真剣に考えた方が良いと思う。性能やサイズ、安全装備等が大きく異なる他の車と共存を考えるべきだと思う。
しかし、現実にはかなり難しい問題だ。以前からこうした事は言われてはいるが何も変わっていないのが現実だし、実際の製品の方が先行してしまっている。このままではしばらくすると消えて行ってしまい、一部で細々と生き残るのみという事になってしまうのでないか。
個人的には軽トラックが一番のコミューターになり得るような気もする。

↑ 「Lamborghini Egoista」、こちらは究極の一人乗り、前は流星号、後ろはランボルギーニな形状だ、ガラスがオレンジなのはアレだがこれで一人でどこへ出かけようか悩むのではないか、画像はネット上から拝借



今日はこのへんで

では


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