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意外な伏兵、プジョー「308GTI BY PS」を改めて見てみる

2015/09/26
プジョー308は過去に何度か取り上げている。
Cセグメントのハッチバック車としては良く出来た車で特にデザインが秀悦で管理人も気に入っている。
このプジョー308は日本でもすでに発売済だが、308でもGTIというグレードがあり、相当ホットな車に仕上がっている。
そこで改めて308GTIも含めて見てみた。
プジョー「308GTI BY PS」のリア画像
↑ プジョー「308GTI BY PS」のリア画像、この赤黒塗り分けはかつてのアドバンカラーのようだ、このままで街を走るのは少し気恥しい、リアは大径のホイールに左右振り分けの太めのマフラーそれにデフューザーで迫力たっぷりだ、画像はメーカーサイトより拝借


プジョー308のラインアップ

308GTIを見る前に308のグレード構成を見てみよう。エンジンの種類が豊富で凄い事になっている。さすが売れ筋の車な事はある。

グレード:
 308(この中に何種類かトリムレベルがある)
 308GT
 308GT LINE
エンジン:
 1.2L PureTech 82/5-speed manual
 1.2L PureTech 110 S&S/5-speed manual(S&Sはストップアンドスタートの意味)
 1.2L PureTech 130 S&S/6-speed manual
 1.2L PureTech 130 EAT6 S&S/6-speed Efficient Automatic Transmission
 1.6L THP 205 S&S/6-speed manual
 1.6L BlueHDi 100 S&S/5-speed manual
 1.6L BlueHDi 120 S&S/6-speed manual
 2.0L BlueHDi 150 S&S/6-speed manual
 2.0L BlueHDi 150 EAT6 S&S/6-speed Efficient Automatic Transmission
 2.0L BlueHDi 180 EAT6 S&S/6-speed Efficient Automatic Transmission
ミッション:6ATはアイシン製

プジョー308のフロント画像
↑ プジョー308のフロント画像、普通の308は現代のフランス車らしい柔らかなラインで構成された素晴らしいデザインだ、デザイン的にはGTIよりノーマルモデルが良いと思う、画像はメーカーサイトより拝借

プジョー308のフロント画像
↑ プジョー308のフロント画像、少し昔のフランス車の面影を髣髴とさせるリアエンドのデザインが甘酸っぱい、フランス車って時々秀悦なデザインを出してきてビックリさせる、画像はメーカーサイトより拝借


プジョー「308GTI BY PS」のスペック

実は308GTIは正式には「308GTI BY PS」という正式名称だ。
PSというのはプジョースポールの略でこの車のチューニングを担当している。
ルノーにおけるルノースポールと同じような形だ。

ではさっそく「308GTI BY PS」のスペックを見てみよう。ちなみに「308GTI BY PS」には2種のチューニングがあり内容がかなり異なる。

シャーシ:EMP2
グレード:250/270(チューニングにより2種ある)
エンジン:1.6L THP S&S 250hp/270hp(2種ある)、4気筒、ユーロ6対応、アイドリングストップ付き
最大トルク:330Nm/1,900~5,000rpm
ミッション:6MT、トルセンLSD(270)
サスペンション:前ストラット、後ツイストビーム、前キャンバー角1.67°
タイヤホイール:
 270:ミシュランスーパースポーツ、235/35R19、カーボンホイール
 250:ミシュランパイロットスポーツ3、225/40R18
ブレーキ:
 270:前380mmディスク4ピストンキャリパー、後268mmディスク
 250:前330mmディスク、後268mmディスク
0-100km/h加速:
 270:6.0秒
 250:6.2秒
P/Wレシオ:
 270:P/Wレシオ4.46kg/hp
 250:P/Wレシオ4.82kg/hp
燃費:6.0 L/100km(16.7km/L)

スペックを改めて見るとかなりのハイチューン車であることが分かる。パワーユニットはすでに「RCZ R」で日本での実績があるエンジン。
特に注目はカーボン製のホイールを採用した270hpバージョンだ。

プジョー「308GTI BY PS」のフロント画像
↑ プジョー「308GTI BY PS」のフロント画像、フロントはノーマルモデルとそれほど変わらない印象、最近のプジョー顔をしている、画像はメーカーサイトより拝借

プジョー「308GTI BY PS」のサイド画像
↑ プジョー「308GTI BY PS」のサイド画像、270モデルは19インチのタイヤホイールを履くのがボディーのボリュームとマッチしている、画像はメーカーサイトより拝借

プジョー「308GTI BY PS」のインパネ画像
↑ プジョー「308GTI BY PS」のインパネ画像、このインパネが問題のステアリングホイールの上からメーターを覗き込む形、個人的にはこれがちょっと違和感がある、ステアリングホイールは小径で下が切れたDタイプ、これはこれで綺麗にまとまったインパネだ、画像はメーカーサイトより拝借


プジョー「308GTI BY PS」は「メガーヌR.S. TROPHY-R」のライバルなのか?

こうして「308GTI BY PS」の内容を見てみるとかなり過激な内容となっている。
特にブレーキ周りはこのクラスでは他に無いだろう。

ヨーロッパではCセグメントのホットハッチの層が厚い。
今回のプジョー「308GTI BY PS」をはじめ、ルノー「メガーヌR.S. TROPHY-R」、それにVW「ゴルフGTI」、セアト「Leon Cupra290」やホンダ「シビックType-R」などがある。
それぞれ速いだけではなく特徴や個性を持った車に仕上がっている。
こうした環境は日本には無いのでうらやましい限りだ。

現在FF車での最高出力は300PSあたりに落ち着いているが、トラクション等を考えれば妥当なところだろう。トラクションコントロール等の電子デバイス無しではドライビングが難しいと思う。
そういう意味ではホットハッチの最高峰を構成する車だし、多くのライバルたちの中でも異彩を放っている車の1台だ。
プジョー「308GTI BY PS」のフロントホイール画像
↑ プジョー「308GTI BY PS」のフロントホイール画像、この画像は270モデルと思われるが19インチのタイヤホイールに380mmのディスク4ピストンキャリパー、ホイールはカーボン製らしい、画像はメーカーサイトより拝借

↑ プジョー「308GTI BY PS」のエンジン画像、このエンジンは「RCZ R」と同じで日本への導入実績がある、1.6Lから270hp/330Nmを発揮する、画像はメーカーサイトより拝借


現代のプジョー車の難点と日本でのプロモーション

管理人TomTomは現在のプジョー車は実はあまり好きではない。
プジョーで好みなのはちょっと古いが106の時代だ。コンパクトでシンプル小さなボディーにソコソコ強力なエンジンを積んだモデルが好きなのだ。

ちょっと癖のある現代のプジョー

現代のプジョー車はドライビングシートに座った時に速度計等のメーターをステアリングホイールの上から見る形となっている。
コックピットの新しい提案だとは思うが実際に座ってみると違和感があるのだ。
加えてプジョーは右ハンドル化がへたくそなメーカーで、2008の時代にはブレーキマスターシリンダーが左に残っていたりした。
このあたりが現在どのように改善されているかは分からないがフィーリングに直結する部分でもあるので力を入れてほしいところだ。

全日本ラリーに参戦中

日本国内では全日本ラリーにプジョーが参戦している。
プジョーだけではなくミニやフィアットもだ。ヨーロッパ規格の競技車が日本国内のラリーにレギュレーション上参加できるようになって来ているからだ。
この動きは地味な活動だがユーザーにとってはスポーティーなイメージがあるし、非常に良いプロモーションになると思う。それに全日本ラリーでのプジョーは意外と好成績を収めていたりするのだ。
単発で終わることなく継続して参加してほしいと思う。

日本での販売状況

日本では308のGTIラインはすでに発売されている。
今回紹介した「308GTI BY PS」が日本に来るかどうかは全く不明だ。
過去のプジョーのGTIシリーズでは芳しいセールスを上げていないので日本への導入は難しいかもしれない。
そういう意味ではルノースポールのようにプロモーションで成功しているとは言い難い状況ではある。ちょっと癖はあるが良い車を作っているのに惜しいと思う。


プジョー308シリーズ記事

2015/04/17
プジョー「308R HYbrid Concept」、新しいジャンルを切り開くのか 

2013/09/03
プジョー新型「308」がついに現る

2013/05/30
新型「Peugeot 308」はスッキリフェース




今回はこのへんで
では

プジョー「Fractal Concept」、最初に見た時S660かと思った

2015/09/02
2015年9月15日から開幕するフランクフルトショー関連の動きが激しい。
プジョーからは「Fractal Concept」というオープンのEVが出展される。ショー用のコンセプトカーらしく素晴らしい近未来感だ。
プジョー「Fractal Concept」のオープンリア画像
↑ プジョー「Fractal Concept」のオープンリア画像、近未来的な塊感のあるデザイン、一見S660かと思った(失礼)、プジョー得意のリア部分塗り分けデザインとなっている、画像はネット上から拝借


プジョー「Fractal Concept」のスペック

プジョー「Fractal Concept」の中身はEVとしても興味深いが、オーディオやマンマシンインターフェースに新しい試みが見られる。
特にスマートウオッチと連動するところは家電のようだ。

サイズ:全長3,810mm×全幅1,770mmm×全高不明、リムーバブルルーフ
モーター:102hp×2個、前後に搭載
バッテリー:リチウムイオン電池、40kW/h、センタートンネル内設置
タイヤホイール:19インチ、大径で幅狭
車高調整機能:70mm~110mm
車両モニター:Samsung Gear S smartwatch連動、Peugeot i-Cockpit、7.7インチモニター
室内:無響仕上げ
オーディオ:9.1.2 sound system、前mid/high-rangeスピーカー×3、tweeter×2、woofers×2、subwoofer×1、後mid-range×2、tweeters×2、woofer×1、14チャネル1600W
加速制御:加速時にはまずリアモーター、速度が増すにつれてフロントに引き継ぐ
車両重量:1,000kg
0-100km/h:6.8秒
0-1,000m:28.8秒
航続距離:450km


プジョー「Fractal Concept」の外観画像

では、さっそく外観の画像を見てみよう。
プジョー「Fractal Concept」のクローズフロント画像
↑ プジョー「Fractal Concept」のクローズフロント画像、フラクタクルというだけあって多面体で構成されるボディー、外観上のギミックはそれほどでもなくなかなか素晴らしいデザイン、タイヤホイールの存在感が素晴らしい、画像はネット上から拝借

↑ プジョー「Fractal Concept」のクローズフロント画像その2、上方から見るとバブルトップのルーフとなっているのが分かる、全体的には4m未満の小さな車だが存在感があるデザイン、画像はネット上から拝借

プジョー「Fractal Concept」のクローズサイド画像
↑ プジョー「Fractal Concept」のクローズサイド画像、リアフェンダーとテール周りはFN2シビックType-Rのような印象もある、画像はネット上から拝借

プジョー「Fractal Concept」のオープンサイド画像
↑ プジョー「Fractal Concept」のオープンサイド画像、オープンにすると表情が一変するのが面白い、リアウィンドウも無くなり4座?のオープンカーとなる、車高は70mmから110mmまで調整可能、画像はネット上から拝借

プジョー「Fractal Concept」のクローズリア画像
↑ プジョー「Fractal Concept」のクローズリア画像、後ろ姿はこんな車見たこと無いって感じの仕上がりだ、リアのバンパー下が少しゴチャゴチャしている、画像はネット上から拝借

プジョー「Fractal Concept」のオープンリア上方画像
↑ プジョー「Fractal Concept」のオープンリア上方画像、どうやってルーフを格納するのか分からないがひょっとするとトランク部分に格納されるのだろうか、画像はネット上から拝借

プジョー「Fractal Concept」のリアタイヤ画像
↑ プジョー「Fractal Concept」のリアタイヤ画像、タイヤはブリジストンのエコピアを履く、サイズは19インチ、ちなみにBMWのi3は155/70R19だった、たぶん同じサイズだろう、細くて大径タイヤはEVに限らずこれからのトレンドでもある、画像はネット上から拝借


プジョー「Fractal Concept」の室内画像

プジョー「Fractal Concept」のシート画像
↑ プジョー「Fractal Concept」のシート画像、このシートの形状は衝撃的だ、室内の白くてボコボコした部分は無響仕上げとなっているためだ、この車のメインテーマはオーディオなのだ、画像はネット上から拝借

プジョー「Fractal Concept」のインパネ画像
↑ プジョー「Fractal Concept」のインパネ画像、わりあいあっさりとしたコックピット、足元は広々だ、メーターパネルは遠目には普通っぽい、ステアリングは四角い形状で一応センターマークが付く、センターコンソールとシートが一体になっている、画像はネット上から拝借

プジョー「Fractal Concept」のセンターコンソール画像
↑ プジョー「Fractal Concept」のセンターコンソール画像、丸い突き出た部分はオーディオコントロールのようだ、7.7インチのディスプレーが埋め込まれPeugeot i-Cockpitを構成している、画面にはオーディオの状態が表示されている、画像はネット上から拝借


プジョー「Fractal Concept」の技術説明画像

プジョー「Fractal Concept」のパワートレイン説明画像
↑ プジョー「Fractal Concept」のパワートレイン説明画像、リチウムイオン電池は40kW/hの容量を持ちセンタートンネル内設置される、前後のアクスルにモーターが1個づつ配置され4WDとなっている、制御系はリアのトランク部分に格納される、画像はネット上から拝借

プジョー「Fractal Concept」のオーディオ説明画像
↑ プジョー「Fractal Concept」のオーディオ説明画像、「9.1.2サウンドシステム」と名付けられたオーディオシステム、計14チャネル1600Wの出力、スピーカーが多けりゃ良いというものでは無いが一度聞いてみたい、画像はネット上から拝借

プジョー「Fractal Concept」のスマートウオッチ説明画像
↑ プジョー「Fractal Concept」のスマートウオッチ説明画像、Samsung Gear S smartwatchと連動して各種コントロールができるのが今時、でもこの時計でないと出かけられないのは困ると思うのだが、EVはますます家電化が進む、画像はネット上から拝借



プジョー「Fractal Concept」はなかなか力の入ったコンセプトカーだ。比較しては申し訳ないがS660のコンセプトカーはチープな出来栄えだった。
こんな事ができたらとか、こんなデザインだったらというのが現実的な回答付きで提示されているような気がした。
もう少し詰めれば発売できそうな雰囲気だ。フランクフルトショーでの正式発表を待ってみよう。



今回はこのへんで
では

プジョー「308R HYbrid Concept」、新しいジャンルを切り開くのか

2015/04/17
プジョーから「308R HYbrid Concept」が発表になった。プジョーの308と言えば日本ではなかなか人気が出ないがヨーロッパではCセグメントハッチバックのベストセラーの一角を占めるモデルだ。

かなり過激なプラグインハイブリッドモデル「308R HYbrid Concept」

ハイブリッド車は日本では燃費向上モデルというイメージが強いが、ヨーロッパではまるで電気過給器のような扱いが多く、エンジンとモーターの各々の特性を補完しあう良い関係として成り立っていることが多い。システム総合出力を見るとガソリンエンジンでそのパフォーマンスを実現するよりも遥かに燃費や環境に優しいという訳だ。
今回発表された「308R HYbrid Concept」も電気過給器的なモデルだ。Cセグメントハッチバックにおいて過激なプラグインハイブリッドを確立しそうという意味では特徴的なモデルになる。またその内容も素晴らしいパフォーマンスなのだ。また開発にはプジョースポールが関与している。
「308R HYbrid Concept」のフロント画像
↑ 「308R HYbrid Concept」のフロント画像、真正面から見ると低くワイド、バンパー下の左右の開口部が大きく高性能をアピールしている、ノーマルボディーに対して80mmのワイド化がされている、フェンダーはブリスター形状だ、画像はネット上から拝借、クリックで拡大

「308R HYbrid Concept」のフロント画像その2
↑ 「308R HYbrid Concept」のフロント画像その2、ノーマルの308は近年まれに見る美しいデザインのハッチバックだがこの「308R HYbrid Concept」はその面影も無い、サイドのキャラクターラインも分からなくなってしまっている、デザインが良いとは言い辛いモディファイだ、画像はネット上から拝借、クリックで拡大


プジョー「308R HYbrid Concept」のスペック

現在発表されている情報をまとめると次のようになる。

スペック

ボディー:ノーマル比80mmワイド
最大出力:総合500hp、プラグインハイブリッドガソリン
エンジン:ガソリン1.6L4気筒、270hp
モーター:前115hp、後115hp
バッテリー:リチウムイオン3kWh
ミッション:6速
駆動方式:4WD
ブレーキ:前380mmベンチレーティッドディスク4ピストンキャリパー、後290mmディスク、回生ブレーキ
シャーシ:EMP2プラットフォーム
タイヤホイール:235/35R19
重量配分:前60%、後40%
パワーウェイトレシオ:3.1kg/hp
最高速度:250km/h(リミッター作動)
0-100km/h加速:4.0秒
CO2排出量:70g/km

4つの走行モード

「Hot Lap mode」

エンジン+モーター×2、500hp/730Nm

「Sports mode」

エンジン+後モーター、400hp/530Nm

「Road mode」

一般道路用、300hp/400Nm

「ZEV」

後モーター+場合により前モーター


「308R HYbrid Concept」のリア画像
↑ 「308R HYbrid Concept」のリア画像、リア半分はプジョー得意の塗り分けになっていてマッドブラックだ、ブルーとマッドブラックの組み合わせは初めてだ、リアのバンパーにも大きな開口部がありアグレッシブだ、タイヤホイールは235/35R19を履く、画像はネット上から拝借、、クリックで拡大


↑ 「308R HYbrid Concept」のシステム画像、モーターの事をエレクトリックマシンと表現しているのが面白い、フロントにエンジンとモーター、リアにモーターとガソリンタンク電池がある、重量配分は前60%後40%となり重心も低い、システム総合出力が500hpとは恐れ入った、パフォーマンスも超一級で0-100km/hまでわずか4秒でスーパーカー並だ、画像はネット上から拝借、クリックで拡大


「308R HYbrid Concept」の室内画像
↑ 「308R HYbrid Concept」の室内画像、室内の造形は308に準じるが豪華なスポーツシートが装備されている、形状はかなりスポーティーだが色と質感がイマイチだ、ダッシュボードの表面の仕上げが面白い、画像はネット上から拝借、クリックで拡大


↑ 「308R HYbrid Concept」の走行モード、左が「Sports Mode」で馬力表示がエンジン270hp/前モーター15hp/後モーター115hp/トルク530Nmと表示されている、右が一番過激な「Hot Lap Mode」でエンジン270hp/前モーター115hp/後モーター115hp/トルク730Nmとなっている、モード切替にこうした馬力を直接表現するのは珍しい、しかしCセグメントハッチバックとしては異例な強心臓である、画像はネット上から拝借、クリックで拡大


Cセグメントハッチバックに新時代を築くのか?

プジョー「308R HYbrid Concept」はハイブリッドかどうかは別にしてパフォーマンスだけを見るとかなり過激な内容となっていて、もし市販されればクラス最強になるのは間違いない。Cセグメントのハッチバックにおいて昔で言うホットハッチの新時代を築くのかもしれない。その実現の仕方が現代的でハイブリッドを使用してハイパフォーマンスを実現するところが昔とは異なる所だ。
今後の動きン注目したいと思う。
今回はこのへんで
では

プジョー「208 GTi 30th Anniversary Edition」が走り始めたようだ

2014/12/06
前回この車を紹介したのは2014年の6月だった、その時には2014年11月頃に発売開始となる予定との情報だったがやっと実物が出てきたようだ。


改めて説明すると「208 GTi 30th Anniversary Edition」は文字通り30周年記念車なのだ。その30周年というのは元祖ホットハッチである「205GTi」の登場から30周年を祝うというコンセプトとなっている。


プジョー「208 GTi 30th Anniversary Edition」の装備は次のようになるようだ。


エンジン:1.6Lガソリンターボ(Stop & Start technology)
最高出力トルク:208hp/300Nm(ノーマルノーマル200hp/275Nm)
サスペンション:車高10mmダウン、スプリングレート前30%アップ後80%アップ、トレッド拡張前22mmと後16mm、スタビライザーのチューニング
タイヤホイール:18インチアルミ、Michelin Pilot Sport205/40ZR18
ブレーキ:前323mm×28mmベンチレーティッドディスクとブレンボ4ピストンキャリパー
ミッション:6速MT、トルセンLSD
0-100km/h:6.5秒
燃費:18,5km/L
重量:1,185kg
価格:約416万円(UK価格)
販売台数:800台限定




↑ プジョー新型「208 GTi 30th Anniversary Edition」のフロント画像、外観は前回紹介した時と変わっていないようだ、黒と赤に塗り分けられ特別な車であることを主張している、ホイールがマットブラックでなかなか似合っている、ノーマルはボンネットが分厚い印象があるがこのカラーリングならそれほど目立たない、画像はメーカーサイトより拝借



↑ プジョー新型「208 GTi 30th Anniversary Edition」のエンジン画像、ノーマルよりパワーアップされ208hp/300Nmを発揮するエンジン、ヨーロッパの車で凄いなあと思うのはこういったホットなチューニングをされたエンジンでもアイドリングストップ機構が付くことだ国内では86にも付いていない、ターボが付いているので回して楽しいエンジンかどうかは分からないがトルクが太いので回さなくても走れるだろう、画像はメーカーサイトより拝借



↑ プジョー新型「208 GTi 30th Anniversary Edition」のホイール画像、18インチのマットブラックのホイールが良い感じだ、チラっと見えるキャリパーはブレンボ製で4ピストンとなる、タイヤMichelin Pilot Sport205/40ZR18を履く、サイドシル部分にはよく見ると凝った形状のエアロが付いている、画像はメーカーサイトより拝借



↑ プジョー新型「208 GTi 30th Anniversary Edition」のインパネ画像、ノーマルのGTiと変わらないように見える、元々208は少し特殊なダッシュパネルの作りをしていて通常の車はステアリングホイールの中からメーターを見が208は上からメーターを見るようになっている、これは少し慣れが必要だろう、モチーフの赤いラインがあしらわれているがノーマルよりも逆に大人しい感じだ、画像はメーカーサイトより拝借



↑ プジョー新型「208 GTi 30th Anniversary Edition」の走行フロント画像、レインコンディションだがサーキットで走らせている、ロールは軽くてステアリングをこじっているような印象は無いのでアンダーは目論見通り軽くなっているようだ、サスペンションのセッティングがリア側を堅くしているのでアンダー対策がなされているのだ、画像はネット上から拝借



↑ プジョー新型「208 GTi 30th Anniversary Edition」の走行サイド画像、もう少し前かがみの姿勢にしても良いかもしれないし車高をあと20mm程度下げるとスペシャル感が出ると思う、なんだかアドバンカラーのようだが目立つのは間違いなし、画像はネット上から拝借



↑ プジョー新型「208 GTi 30th Anniversary Edition」の走行リア画像、雨ではあるがロールは少なそうな雰囲気、意外とリアバンパー辺りにボリューム感がある、たぶんドライで乗ると内側リアタイヤが浮いてしまうのではないだろうか、スプリングやスタビを固めると足の伸び側の動きが悪くなる、画像はネット上から拝借



↑ プジョー新型「208 GTi 30th Anniversary Edition」の走行リア画像その2、この角度からはやっぱりアドバンカラーだ、もう少し車高が低ければカッコ良いのに残念、画像はネット上から拝借



↑ プジョー新型「208 GTi 30th Anniversary Edition」のフロントシート画像、かなりゴツイバケットシートが付いているがサポートはそれほど深くない、全体的にラグジュアリー傾向が強くて走りに振っている印象ではない、サスペンションチューニングなどを考えると少し中途半端な車になってしまっている、もっと硬派な仕上げをした方が良いのではないだろうか、画像はネット上から拝借




↑ プジョー新型「208 GTi 30th Anniversary Edition」のリアシート画像、初代の205GTiもそうだったがホットハッチであっても非常に実用性が高いことがこのカテゴリーの車の美点、この車でお買い物やら送迎やら全く問題なくこなせるところが良い、コンパクトなスポーツカーが生き残るのはこうしたところにあるのかもしれない、画像はネット上から拝借




英国では既に発売開始しているようでいつものことながらうらやましい限りだ。ホンダもNSXやシビックType-Rを世界に先行して英国で予約開始をしていたりする。それだけにスポーツカーを見る目が厳しいマーケットなのだろう。
右ハンドル仕様もあるので日本に導入するのは比較的簡単に思えるが世界で800台の限定となっているために入ってこないのではないだろうか。これに関してはまだアナウンスは無いようだ。



今回はこのへんで


では




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プジョー「208 GTi 30th Anniversary Edition」が間もなく登場

プジョーは205GTiの30周年記念という事で「208 GTi 30th Anniversary Edition」を発表している。

「208 GTi 30th Anniversary Edition」の内容としてはこの種のアニバーサリーモデルとしては本格的だ。エンジンが強化され208hpと300Nmを発揮する。6速ミッションにトルセンLSD、サスペンションそれにステアリング系統も新しくなっている。細かいところを見てみると車高は10mmダウン、トレッドが前22mmと後16mm拡張されている。

「208 GTi 30th Anniversary Edition」は2014年パリモーターショーで正式にお披露目され、2014年11月から発売開始予定となる。

↑ プジョー「208 GTi 30th Anniversary Edition」のフロント画像、分厚い印象の208もかなりアグレッシブな印象になった、黒い塗装は艶消しそれに合わせてホイールも艶消し黒だ、タイヤサイズは205/40ZR18、ミシュランパイロットスーパースポーツを履く、チラッと見えるフロントのブレーキは323mm×28mmフロントディスクとブレンボ4ピストンキャリパーが組み合わされる、画像はネット上から拝借


↑ プジョー「208 GTi 30th Anniversary Edition」のリア画像、程よく車高が下がって良い感じの外観だ、後ろ姿は非常にシンプルな印象、マフラーは右側の2本出しだ、エンジンはノーマル200hp/275Nmから強化されて208hp/300Nmを発揮する、駆動系と足回りにかなり手が入っていて本格的なモデルだ、画像はネット上から拝借



内容としてはかなり魅力的なものとなっていて、コンパクトホットハッチとしてはトップクラスのパフォーマンスを発揮できるものとなっている。ただエンジンだけを強化しただけではなく、足回り駆動系にも手が入ってバランスが取られているのが好印象だ。これでキチンとした右ハンドル仕様が日本に入ってくると非常に魅力的だと思う。


今回はこのへんで

では




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