アルファロメオ「MiToクワドリフォリオヴェルデ」は艶のない車

個人的にMiToは比較的気に入っている車だ。

なんと言ってもコンパクトなボディー、そこそこなエンジン、イタリアらしい外観と大好きなコンパクトカーの条件を揃えているのだ。元はなかなか可愛らしい車なのだが、今回の「MiToクワドリフォリオヴェルデ」はかなりアグレッシブな印象だ。その内容はリアスポイラー、バンパー、ミラー、フロントグリル、ドアハンドル、ヘッドライトのフレーム、17インチホイールに赤いブレンボキャリパーを装備する。そして何よりも特徴的なのが艶消しのグレーのボディーカラーだ。この艶消し塗装で全く車の印象が異なって感じる、不思議なものだ。

パワートレインはアルファ得意の1.4LのMultiAir Turboエンジンで組み合わされるミッションはAlfa TCTの6速ダブルクラッチとなる。このエンジンは従来通り最高出力170HPと最大トルク230Nmを発揮する。最高速度219km/h、0-100km/hが7.3秒という実力だ。特別速いクルマではないがそこそこの性能を持っている。ちなみに燃費はコンバインドモードで18.5km/Lなので排気量から言うと妥当なところだ。

その装備を書き出すと次のようになる。

・新アルファTCT
・レッドブレンボキャリパー
・アンスラサイトトリム
・グリル、ハンドル、ミラー
・ホワイトステッチのスポーツステアリングホイールとハンドブレーキレバー
・白と緑のステッチ付きギアレバーブーツ
・17インチアルミホイール
・ツインエグゾーストパイプとスポーツバンパー
・インストルメントパネル
・カーボンルックダッシュボード
・ヘッドライトフレームとフォグライト
・アルファアダプティブサスペンション
・キックプレート
・アルファロメオロゴ付き白と緑のステッチファブリックシート
・Uconnect(タッチスクリーン/BT/テキストリーダー/オーディオストリーミング/音声コントロール/MP3/USBとAUX入力)
・ミッションコントロール付ステアリングホイール
・マット
・白いパイピングと緑のステッチレザーシート(オプション)
・カーボンファイバーシェルのサベルトシート(オプション)
・新マットグレー色(オプション)

ほぼトリム類は同じでエンジンが1.4Lで70HPとなるQV Lineも出てくる予定のようだ。




↑ アルファロメオ「MiToクワドリフォリオヴェルデ」 のフロント画像、光物が少なくなって精悍な印象、グリルやモール類がブラックアウトされている、画像はネット上より拝借



↑ アルファロメオ「MiToクワドリフォリオヴェルデ」 のリア画像、リアは光物が無くなったことでシンプルすぎる印象、やはり艶消し塗装は非常に効果的だ、画像はネット上から拝借



↑ アルファロメオ「MiToクワドリフォリオヴェルデ」 のサイド画像、サイドはモール類やドアハンドルがブラックアウトされる、フェンダーのボリューム感が印象的だ、画像はネット上から拝借



↑ アルファロメオ「MiToクワドリフォリオヴェルデ」 のインパネ画像、ステアリングは下部がフラットなタイプ、シートやステアリングはホワイトのステッチが入っている、全体的にゴチャゴチャした印象、デザインがやはり少し古い印象、リフレッシュしたほうが良いのではなかろうか、画像はネット上から拝借



↑ アルファロメオ「MiToクワドリフォリオヴェルデ」 のホイール画像、ボディー色とコーディネートされた艶消しの17インチホイール、タイヤはピレリのPZEROを履く、ブレンボキャリパーはオリジナルモデルと同じものか、画像はネット上から拝借



↑ アルファロメオ「MiToクワドリフォリオヴェルデ」 のエンジン画像、1.4LのMultiAir Turboエンジンで最高出力170HPと最大トルク230Nm、1.4Lとしては高出力だが車としてはもう少しパワーがあっても良いだろう、ミッションはAlfa TCTの6速ダブルクラッチ、画像はネット上から拝借



↑ アルファロメオ「MiToクワドリフォリオヴェルデ」 のオプションのシート画像、サベルト製のカーボンシェルのリクライニングバケットシート、いかにもホールドが良さそうだ、ちょっと車とそぐわない気がするが雰囲気は十分レーシーだ、画像はネット上から拝借



フィアットMiToも発売からかなり時間が経つが、こうしたリフレッシュがうまいと思った。しかし全体的には古さを感じさせるようになった。大がかりなテコ入れはされていないと記憶するが、そろそろ考えても良い頃合いではないだろうか。


今回はこのへんで

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フォード「エコスポーツ」の驚くべき安全装備

フォードの小型SUVである「エコスポーツ」は世界戦略車なだけに様々な安全装備が装備されているようだ。

世界的に小型SUVのブームである。この小型というのが様々な説があって面白いのだが、本質はBセグメントからCセグメントあたりの車という事になる。例えばメルセデスのGLAなんかも世界的に見れば小型SUVというジャンルに入ってしまう。
個人的に言わせてもらえば小型SUVというのは日本で言う5ナンバー枠の車ということであれば嬉しい。しかしこれはグローバルな基準から言えば少し小さいのであろう。

さてそれはさておいて日本でも発売されたフォードの「エコスポーツ」の装備を見てビックリしたことがある。それは一言で言えば電動パワーステアリングなのだが、この説明を読んでみるとビックリする機能があるのだ。

↑ フォードのサイトのEPASの解説、非常に簡単な説明しか載っていない、もっと詳細に解説したら良いのにと思う、フォードはこういう事が多くユーザーが正しい評価をできないと思うのだ、画像はメーカーサイトより拝借



速度によりアシストをコントロールする機能は当然だ。左右の路面状況が異なる場合(主に傾斜や路面のミュー)や横風を受けるような場合に車が横方向に流れてしまうような時にもこのシステムがステアリングに補正を入れる。またパワーを掛けた状態の時にトルクステアが発生しステアリングが取られることになるが、これをも補正する機能がある。これはEPAS(with Pull-Drift Compensation)と呼ばれる電動パワーステアリングの機能の一部としてフォードの大部分の車に採用されている。またアクティブニプルコントロールという技術も入っていて、微細なステアリングのブレを補正する機能もある(細かい修正舵が不要になる)。それらがコンパクトSUVの「エコスポーツ」にも入っている訳だ。

こういった芸の細かい技術をフォード主力のフォーカスに導入していて、これを今回のエコスポーツにも導入したわけだ。価格が安く比較的コストに厳しい車種にこうした安全装備を導入することはフォードのポリシーなのであろう。こうした点はもっともっとアピールすべきだと思う。日本での販売方法や宣伝方法、マーケティングにもっと力を割いたほうが良いのではないかと考える。

↑ フォード「エコスポーツ」のUK仕様、なんと日本には無い黄色がラインアップされている、黄色好きなTomTomとしては大変残念なことだ、やはり小さな車なかでもSUVは明るい彩度の高い色が楽しそうで良いと思うのだ、画像はメーカーサイトより拝借





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Acuraって鉄仮面、なんで?

ホンダの高級ブランドがAcura(アキュラ)ってのはご存じの通りなのだが、日本ではお目にかかれないので全く縁が薄い。

そして日産のインフィニティーはやっと日本でもスカイラインがとりあえずって形で出てきたので名前は良く出てくるようになったが、あたり前だが存在感が無い。これに対してトヨタのレクサスだけが日本でも展開していて目にする機会も多いし実際にディーラを訪れることができる。

そんなアキュラってどんな車があるのか全く知らないので調べてみた。するとモデル名はレクサスのようにアルファベットの意味のない羅列だ。ILX/TLX/TL/RSX/RDX/MDXとなっている。日本人的感覚では少々わかりにくいネーミングだ。そして注目すべきはその顔付なのだ。
まずは次の画像を見ていただきたい。


なんとその顔つきが全て鉄仮面のようなのだ。たぶんグリルの上半分を占めるクロームの装飾パーツがそう思わせるのかもしれない。他社のプレミアムブランドと比較してもこの顔つきは徹底している、北米ではこういったデザインが受けるのだろうか。
北米では最初に紹介した日本のプレミアムブランドのレクサス・インフィニティーの他にもメルセデス・BMW・アウディもあるので各社力の入った車作りをしている。その中でもこの鉄仮面ぶりは際立っているように思う。アキュラもそのうちに日本に導入されるのだろうか。


今回はこのへんで


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今年中には日本に導入されるVW「e-UP!」をお勉強

ガソリン仕様のUP!が導入された時には思わず近所のVWディーラへ試乗に出かけて行った。コンパクトカー好きなTomTomにとってVWのUP!とルポ(絶版)は気になる車なのだ。

そのUP!にEVモデルがヨーロッパでは既に発売されていて「e-UP!」というネーミングだ。ご存じの通りベースモデルのUP!自体は非常にコンパクトな車で長さは3,540mm、幅は1,645mmしかない。街中での取り回しは抜群だ。まさにEVとしてのベース車としては現在のところ三菱のi-MiEVを見てもベストなチョイスだろう。

このe-UP!は様々な工夫がされているようだ。バッテリーを230kg積んでいるためかどうかは分からないが重量配分は50:50になっているようだ。さらにシフトに面白い仕組みが仕込まれていて、三菱アウトランダーPHEVのパドルでの操作で回生ブレーキの強さが選択できる。つまり通常のガソリン車でシフトレバーを使用してシフトダウンしたような効果が得られる。うまく使えば下りは楽しいかもしれない。
またプリウスPHVにオプションで装備しているようなスマートフォンと連携した遠隔操作が本国では用意されているようだ。日本で発売される際には装備されてるのかどうかは分からないが通信経路に無線LANを利用するのなら装備されるかもしれない。通信キャリアのサービスを利用するには月額使用料の関係で少し敷居が高いと思われる。


↑ VWの「e-UP!」フロント画像、ノーマルのUP!と変わるところは無い、小さくてかわいくクリーンなイメージの外観だ、VWらしく非常に優等生的、街中でも非常に取り回しが楽なサイズ、画像はネット上から拝借


↑ VWの「e-UP!」リア画像、リアの外観もノーマルと変わるところは無い唯一エンブレムで判別できるところか、もちろんリアにはマフラーは見当たらない、個人的にはリアハッチのデザインを何とかしてほしいと思う、画像はネット上から拝借


↑ VWの「e-UP!」サイド画像、右サイドに充電口が付く、横から見てもコンパクトなサイズが良く分かる、やはり3ドアよりも5ドアモデルのほうが日常の使い勝手は良いだろう、画像はネット上から拝借


↑ VWの「e-UP!」インパネ画像、良く見るとメーターの構成が異なる、オンダッシュナビには車両状況が表示されている、車の始動は従来通りキーを差し込んで回すとシステムが動き出す方式、ここらあたりはVWのこだわりなのか、画像はネット上から拝借


↑ VWの「e-UP!」モーター画像、82psを発揮するモーターを格納したボンネット内部、こうしてボンネットを開けた状態を眺めてみてもそれほど違和感がないのは面白い、画像はネット上から拝借


↑ VWの「e-UP!」全体レイアウト画像、重量物はフロントにモーターセンターのフロアと後席の下にリチウムイオン電池を搭載する、重量物をホイールベースに収め低く搭載していることから良好な重量配分と重心の状態になっていると容易に想像できる、ひょっとしたらコーナリングも楽しいのかもしれない、画像はネット上から拝借


↑ VWの「e-UP!」シフトレバー画像、EVなのでミッションは介在しないのだがマンマシンインターフェースのためだけに存在するシフトレバー、Dの位置から倒して回生ブレーキの利きを調整できる仕組みが付くらしい、これはうまく使うと下りでシフトダウンのような感覚で使えるかもしれない、なかなか芸が細かい、画像はネット上から拝借



現在分かっているスペックは次の通り

サイズ:全長3,540×全幅1,645×全高1,477mm
最高出力:82ps
最大トルク:210Nm
バッテリー容量:18.7kWh(リチウムイオン)
バッテリー重量:230kg
0-100km/h加速:12.4秒
最高速度:130km/h
航続距離(NEDC):160km
タイヤ:165/65R15


日本への導入時に価格がどれくらいになるか、加えて補助金の適用額がどれくらいになるかで売れ行きは決まってしまうだろう。サイズからすると街中での近距離を移動するのにはベストな選択となるだろう。
それと同時にVW側では充電のインフラ整備はどのようにするのだろう、ここが気になる。VWの動きに注目だ。


今回はこのへんで

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メルセデス新型Cクラスワゴン、今までのベストなワゴンかも!?

メルセデスの新型Cクラスワゴンの画像が出てきた。

現行のCクラスは間違いなく今までのベストだ。そのCクラスのワゴンは画像で見るだけでも出来が良さそうな雰囲気がムンムンしている。詳細なスペックは現時点では不明、次第に発表されるだろう。

ではさっそく画像を見てみよう。

↑ メルセデス新型「Cクラス エステート」フロント画像、フロント部分はセダンと全く同じ様子、画像で見る限りリアにかけて伸びやかなラインを描いている、画像はネット上から拝借




↑ メルセデス新型「Cクラス エステート」リア画像、一見モールの処理のせいかBMWのような印象もある、非常にコンサバな仕上がりだ、画像はネット上から拝借




↑ メルセデス新型「Cクラス エステート」サイド画像、リア部分のボリュームが結構ありリアガラスが立っている、実用性が高そうだ、画像はネット上から拝借




↑ メルセデス新型「Cクラス エステート」リア画像ハッチを開けたところ、しっかり開口部はバンパーレベルから確保されており基本を押さえている、画像はネット上から拝借




↑ メルセデス新型「Cクラス エステート」リアバンパー画像、外観は全く普通なのに細部は凝っている、バンパー下はディフューザーが付きそれに合わせてマフラーが設置されている、マフラーは左右1本づつの2本出し、ディフューザー自体はボディー同色で目立たない、画像はネット上から拝借




↑ メルセデス新型「Cクラス エステート」インパネ画像、ここは見慣れた風景だ、セダンと変わらない、少しゴチャゴチャしている印象はある、画像はネット上から拝借




↑ メルセデス新型「Cクラス エステート」荷室画像、さすがにヨーロッパの車だけに荷室は妥協無しだ、フラットでスクエア奥行きもありそうだ、非常に使いやすそうな印象、画像はネット上から拝借



メルセデス新型「Cクラス エステート」に関しては現在のところ画像くらいしか情報が無いが、現時点でも非常に完成度が高そうだ。パワープラントはハイブリッドも2種選択可能なようだ。最近のドイツ勢は最初から完成度が高くなっている印象がある。


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超強力!、Audi「A3 Clubsport Quattro Concept」

アウディーは新しいコンセプトモデル「A3 Clubsport Quattro Concept」を公開した。

その内容は非常に過激だ。このモデルはS3をベースとしているが、エンジンは換装され4気筒から5気筒2.5LのTFSIエンジンを搭載する。1.5barの過給圧と大型のインタークーラーにより525hpと600Nmを発揮するスーパーマシンだ。0-100km/hは3.6秒、最高速度は310km/hに達する。


ミッション:7速Sトロニック
駆動方式:4WD、Audi drive select driving dynamics system
サスペンション:前ストラット、後4リンク、10mmローダウン
タイヤホイール:9.5Jx21、275/25R21
ブレーキ:前370mmベンチレーティッド、カーボンファイバーセラミック製ディスク
重量:1527kg

↑ アウディ「A3 Clubsport Quattro Concept」フロント画像、空力付加物が目立つフロントの下部、これだけ高性能な車になるとしょうがないと思うが美しくは無い、一応アウディ顔をしている、画像はネット上から拝借



↑ アウディ「A3 Clubsport Quattro Concept」フロント画像その2、 ボンネット高もそれほど高くなく自然な感じだ、サイドのキャラクターラインは拡幅されたフェンダーに合わせて無理のない仕上がり、画像はネット上から拝借



↑ アウディ「A3 Clubsport Quattro Concept」サイド画像、 サイドから見るとマッスルカーらしさは無く意外と大人しい印象、細部を見るとエエっと思わせる玄人好みのシルエット、タイヤサイズは275/25R21を履いている、さすがにタイヤホイールが大きく見える、画像はネット上から拝借



↑ アウディ「A3 Clubsport Quattro Concept」リア画像、リアはかなりの迫力、マフラーとデフューザーが彫刻のように鎮座する、マフラーは左右2本出しで出口はオーバル、フェンダーには流行のエア排出口は付かない大人な仕上げ、フェンダーのふくらみがある意味美しい、画像はネット上から拝借



↑ アウディ「A3 Clubsport Quattro Concept」リア画像その2、 リアフェンダーのふくらみが目立つリア、デフューザーはかなり煮詰められた形状、それに比較してトランク上にはスポイラーらしきものは見当たらない、リアのダウンフォースはデフューザーだけで十分ということなのか?、画像はネット上から拝借



↑ アウディ「A3 Clubsport Quattro Concept」インパネ画像、シンプルでスポーティーなインパネ、エアコン周りが珍しい形状だ、レッドゾーンは7000rpmと読み取れる、エアコン吹き出し口がやけに大きい、ダッシュ上のモニターの置き方はハッキリ言ってダサい、画像はネット上から拝借




コンパクトなボディーに超強力なエンジン、最新の駆動系、もう言う事は無いではないか。新たな情報が入ったらさらにお伝えするようにしよう。


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ニュル最速に向けて着々準備中、ルノー「Megane RS 275 Trophy」

2014/05/15
一時はニュル最速のFF車として君臨したルノー「メガーヌRS」だが、現在のニュル最速FF車はセアト「Leon CUPRA」となっている。

このニュル最速というのは自動車メーカーにとってかなり重要というか、やってみたいチャレンジのようだ。日本の1ユーザーとしてはニュル最速といってもなかなか実感が湧かないというのが正直なところだ。また鈴鹿サーキット最速という事であっても同様のことが言えると思うのだ。つまりこのニュル最速というのは日本のユーザー向けのメッセージでは無く、きっと主にヨーロッパのユーザー向けのメッセージなのだろうと思う。

このニュル、正式にはニュルブルクリンクといい北コースは約20キロもある長いコースだ。長いだけに多様な状況があり市販車の開発にはうってつけのコースとなっている。様々な車がここで開発を行い、そのラップタイムがスポーティーさの1つの指標となっているのは間違いない。

ルノーはかって「メガーヌRS」でニュルでのFF最速だったが、これを奪還するために「メガーヌRS」をバージョンアップしてきた。前置きが長くなったが、それが今回の「Megane RS 275 Trophy」なのだ。
その「Megane RS 275 Trophy」の内容は、エンジン出力が10hp増しの275hp、トルクは360Nmとなっている。アクラポビッチの排気系を採用、チタン化することで軽量化。足回りはオーリンズのダンパーを採用している。タイヤはこの車用に新たに開発されたミシュランパイロットスポーツ・カップ2をオプションで用意している。またホイールも19インチのスピードラインTuriniをオプションで用意する。
室内では赤ステッチのアルカンターラのレカロシート、同じくアルカンターラのステアリングホイール、Zamac製(合金の名前)のシフトレバーを装備する。


↑ ルノー「Megane RS 275 Trophy」 のフロント画像、先代よりも表情が少し明るくなったような印象、なんだかトヨタのキーンルックのようでもある、バンパー下は先代からのF1イメージを踏襲している、画像はネット上から拝借



↑ ルノー「Megane RS 275 Trophy」 のフロント画像その2、先代よりも明るい良い表情だと思う、サイドにはラインが入る、ホイールはオプションの19インチのスピードラインTurini、画像はネット上から拝借



↑ ルノー「Megane RS 275 Trophy」 のサイド画像、メガーヌが属するCセグメントでは珍しい3ドアのハッチバック、実用性はかなり削がれるが大きさの割にはスポーティーな印象を出すのに成功している、斜め後ろが見にくそうなCピラー形状だ、画像はネット上から拝借



↑ ルノー「Megane RS 275 Trophy」 のリア画像、先代よりも丸いお尻が可愛くなった印象、センター1本出しのマフラーが印象的、それほど迫力は無いが何か秘めたものがありそうな表情をしている、画像はネット上から拝借



↑ ルノー「Megane RS 275 Trophy」 のコックピット画像、 アルカンターラのシートとステアリングホイールが良い感じ、ステアリングホイールセンターには赤いマークが付く、比較的シンプルだがスポーティーな印象、画像はネット上から拝借



↑ ルノー「Megane RS 275 Trophy」 のシフトレバー画像、 Zamac製のシフトレバーとある、Zamacとは亜鉛にアルミ・銅・マグネシウムの亜鉛合金のようだ、サイドブレーキもアルカンターラでカバーされていてええ感じだ、画像はネット上から拝借



↑ ルノー「Megane RS 275 Trophy」 のシート画像、レカロ製のシート、素材はアルカンターラとレザー、形状はかなり本格的な形状でホールドが良さそうだ、ヘッドレスト部分にはRSの刺繍が入る、画像はネット上から拝借



↑ ルノー「Megane RS 275 Trophy」のマフラー画像、マフラーはアクラポビッチ製、アクラポビッチは2輪では非常に有名なマフラーメーカー、素材はチタンだが外観からは見えない、出口はカーボンのトリムが付く2輪では比較的ポピュラーな形式だ、画像はネット上から拝借




ルノー「Megane RS 275 Trophy」は各部に魅力的なディティールを散りばめた限定モデルだ。足回りにオーリンズを採用するところが玄人っぽくて他のメーカーではなかなかお目にかかれないモデルとなっている。これで実力が備わっているのだから文武両道って感じで、走るのもよし眺めてニヤニヤするのも良いモデルだ。ところで何台限定なのだろう。



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