かつてVWのシロッコと言えばVWのラインアップ中では孤高のスペシャリティーカーという位置付けだった。
それは今もあまり変わらないように思える。というのは実用性は意外と高いのだがその外観からファミリーマンは乗ろうとしないからだ。シロッコはドイツ車でも人とは違った車や珍しい車という選択肢となっているのではなかろうか。特に現行シロッコの外観はVWのラインアップの中で珍しく曲線を多用した大変アグレッシブでスペシャルな印象を持つものになっているからだ。まるでファミリーマンご用達のゴルフのアンチテーゼにも思える。
今回のシロッコのマイナーチェンジだが、既に今年のジュネーブモーターショーで発表されていたものだ。中でもエンジンのラインアップが6種あり、内訳はガソリン4種にディーゼルが2種ラインアップされる。エンジンのラインアップは次のようになる。
1.4...
