スバルのハイブリッドはちょいと中途半端なスポーティー:XVハイブリッド

2013/05/26
スバルのクロスオーバーであるXVにハイブリッドモデルが追加された。

スバル初のハイブリッドをクロスオーバーモデルに持ってきたところが今時な判断だ。もっともスバルでは他に適当な車種が無いという事情もあると思うが。XVハイブリッドは2013年6月24日に発売予定だ。

ハイブリッドシステム自体はスバルの独自開発のようだ。提携関係のあるトヨタのシステムをなぜ使わなかったのかは良く分からない。たぶんスバルの独自性を尊重したのであろう。

そのスバル独自のハイブリッドシステムを見てみよう。
2リッターNAの水平対向エンジン(FB20)にハイブリッド向けの改良を加え、CVT(リニアトロニック)ミッションケース内の後方に駆動用モーターをドッキング。駆動用電源の二ッケル水素バッテリーは荷室の底面に搭載。
というのが内容だ。

↑ XVハイブリッド、ニッケル水素バッテリーはトランクに搭載、積載量に影響を与えないで搭載できている、できればもう少し位置を下げて重心位置を下げれないかと思う、画像はネット上から拝借


特徴はスバルの四駆システムをそのままハイブリッド化したことだ。これはある意味スバルの特徴を生かすことになるが、逆に言えばハイブリッドに最適な四駆システムとなっている訳ではないということだ。
モーターのスペックは10kW/65Nmなので強力なものでは無い、電池はニッケル水素バッテリーでリアアクセルの上に搭載される。構造的にもそれほど特殊なものでもない。最初のハイブリッドとしては失敗できないと思うので無難なところだろうと思う。
ハイブリッド化に伴い重量が120kg増加しているので、足回りは当然のことながら別セッティングとなっている。ハブベアリング、ステアリングギアボックスのギア比、ダンパーの減衰セッティング、スタビライザー等が変更されている。この結果ノーマルのXVに比べて比較的スポーティーな感じに仕上がっているようだ。
気になる燃費はJC08モードでノーマルXVが15.8km/Lのところ、XVハイブリッド20km/Lとなっていて30%アップだが平凡な数値だ。

↑ XVハイブリッド、ホイールは専用に設定されているがハイブリッド感があるものでは無いのが残念、足回りはかなり変更されているので乗り味がどのようになっているか楽しみ、画像はネット上から拝借


全体的には中途半端な印象が残るハイブリッドで、実燃費とノーマルモデルとの価格差がカギとなるだろう。その評価が出てきてある程度評価が固まってこないとなかなか購買につながらないのではないだろうか。今後の情報を待ってみようと思う。



[スバルクリーンディーゼル関連の記事]
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今日はこのへんで

では

もうすぐGolf7が日本で販売開始、今は前夜祭的な感じ

すでにGolf7の情報はかなりの露出があり、その装備と価格にビックリしたのだが少し落ち着いて来たので改めて見てみようと思う。

まず日本での発売は2013年6月25日で現在は予約受付中というステータスだ。まず大きく従来と異なるのはシャーシが一新されたこと。Golf5から使用しているシャーシから新設計の「MQB」と呼ばれるシャーシに一新したことだ。この「MQB」はモジュール形式になっておりポロからパサートまでモジュールを組み合わせることにより作ることができる。VWでは上級車の技術をGolfに適用することができるとのことだが、共通シャーシの適用範囲を広げたということなのだろう。もちろんGolf7だけではペイしないだろうが適用車種が増えるに従いコスト低減にも寄与する。資金力のあるVWらしいやり方だと思う。こうした新しいシャーシを使用したGolf7の乗り味はどうのようなものなのだろう。

今回の日本導入にあたって非常に戦略的な価格を設定している。ヨーロッパでもそうだがこのクラスの競争は非常に激しく価格はもちろん性能や環境性能まで総合力を比較される。ここ最近のボルボの躍進の原動力となったV40なんかがそのライバルである。
そのなかで伍していくにはまず顧客に強烈にアピールする武器が必要だ。それは安全性能であり燃費性能だ。

↑ Golf7トレンドライン、こうしてみると先代モデルと違いがはっきりとは判らない、まったく普通の車で華がないように思える、一番安いモデルだがもう少し華を持たせることも必要なのではなかろうか、画像はネット上から拝借


ここでスペックを見てみよう。
○Volkswagen Golf TSI Trendline / Volkswagen Golf TSI Confortline
ボディサイズ:4,265×1800×1,460mm
ホイールベース:2,635 mm
重量:1,240kg
エンジン:1,197cc直列4気筒直噴ターボ
最高出力:105馬力/4,500-5,500回転
最大トルク:175Nm/1,400-4,000回転
ミッション:7段DSG 
駆動方式:FF
タイヤ:トレンドライン195/65R15
    コンフォートライン205/55R16
燃費JC08モード:21.0km/L
価格:トレンドライン249万円
   コンフォートライン269万円


↑ Golf7コンフォートライン、後ろから見ると先代モデルよりも角が立つデザインだ、リアバンパー辺りが少し重い印象、太いCピラーはGolf代々のアイデンティティーなのだろう、画像はネット上から拝借


○Volkswagen Golf TSI Highline
重量:1,320 kg
エンジン:1,395cc直列4気筒直噴ターボ
最高出力:140馬力/4,500-6,000回転
最大トルク:250Nm/1,500-3,500回転
ミッション:7段DSG
タイヤ:225/45R17
燃費JC08モード:19.9km/L
価格:299万円

スペックを見て気になるのが幅だ、ついにゴルフも1800mmになってしまった。随分と大きく立派になったものだ。現在のポロが出た時にGolf1の後継はポロと言われたのはこのためだ。このボディーサイズのため軽量化に励んだようだが絶対値は結構な重さとなっている。

↑ Golf7ハイライン、ホイールが少し大径になってコンフォートラインよりはカッコは良くなってきた、なんだかときめかないデザインだが質実剛健というイメージもない少々中途半端な気がする、かなり売れるだろうがどのくらい売れるのだろう、画像はネット上から拝借


これからが重要なポイントだがこのGolf7に組み込まれている最新テクノロジーが凄い。
まず安全装備から見てみよう。
横滑り防止装置ESP、フロントエアバッグ(運転席/助手席)、ニーエアバッグ、サイドエアバッグ(前席/後席)、カーテンエアバッグ、「Front Assist Plus」(スバルのアイサイトのようなモノ)、シティエマージェンシーブレーキ(UP!で話題になったモノ)、「プロアクティブ・オキュパント・プロテクション」(事故ると判断した場合にシートベルトを巻き上げウィンドウを閉める)、「マルチコリジョンブレーキシステム」事故った時に2次衝突を回避するため10km/hまで減速させる、「Fatigue Detection System」(ようするに居眠り防止システム)、「ACC」アクティブクルーズコントロール(車間距離の維持)、「Lane Assist」(車線逸脱をしそうな時にステアリングに介入)
これだけの安全装備が導入されているわけである。よく見るとカブっているものもあるがよくもこれだけ装備したものだ。ボルボのような歩行者保護の装置は無い。

燃費に関してもJC08モードで約20km/Lなので大したものだ。ただしご多分に漏れずハイオクガソリン仕様なので金額換算ではビックリする数値ではない。思えば輸入車でレギュラーガソリンを利用できる車はほとんど見たことが無い。
エンジンはヨーロッパでは「Polo Blue GT」で採用済みの気筒休止システムが1.4Lモデル(ハイライン)に採用されている。このおかげで1.2Lモデルに対して遜色のない燃費をたたき出している。

気になるデザインだが個人的には超保守的だなぁと感じる。あまり変わらないことを美学にしているようだが、これだけデザインが意図的に変わらないと離れる顧客も多いのではないだろうか。車にそれほどこだわりが無く、実用的で良いモノ感を求める層には大いに受けると思う。

最後にドライバビリティーはどうだろう、少しは面白味のあるハンドリングに進化したのだろうか。個人的にはGolf5 GTI Pirreliというモデルに乗っていたころがあるが、準直線番長でありアールの大きなコーナーは得意だったが小さなコーナーは苦手としていたものだ。
しかしGolfに乗ると感じる安心感や安定感は大したもので、このサイズの他の車からは決して感じることが無かった感覚だった。それもやみくもに剛性感があるとか堅いとかというモノではなかったから絶妙な味付けなのは間違いない。

いずれにしてもかなり良く作りこまれた高品質な車ということは間違いない。キチっとした車が好きな多くの日本人の感性を良く突いていると思うのだ。ただ心躍るということが感じられないのは少し残念な気がする。


20130530追記
リアサス形式
ハイライン:マルチリンク式
その他:トーションビーム式
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VWの「GOLF GTI DESIGN VISION GTI」という車


VWから気合の入ったコンセプトカーが発表になっている(我ながら気合が好きなようで・・・)。

ベースはゴルフのようだがボディーワークが大幅に変更され迫力のある外観になっている。一応ベースがゴルフだという事はなんとなく分かるように作ってあるし、ちゃんとVW顔をしている。個人的な感想だが、ドイツのメーカーがコンセプトカーを作るとやはり少し硬いデザインになってしまっているのが少し可笑しい。

↑ 「GOLF GTI DESIGN VISION GTI」、正面からの画像、ゴルフに髭を生やしたようなフロント部分、幅が広く左右合計で20センチほど大きくなっているのではないだろうか、画像はネット上から拝借


さっそくスペックを見てみよう。

エンジン:直噴3.0L V型6気筒ガソリンターボ「TSI」
最大出力:503ps/6500rpm
最大トルク:57.1kgm/4000-6000rpm(2000rpmで51kgm!を発生)
ミッション:DSG
駆動方式:4モーション(四駆)
0-100km/h加速:3.9秒
最高速:300km/h

↑ 「GOLF GTI DESIGN VISION GTI」透視図、4motionのためのドライブシャフトが前後を貫く、それ以外はあまり特別なデバイスは無いように見える、画像はネット上から拝借


このスペックを見て思うのだが、ヨーロッパではパワー競争に突入したのだろうか? ヨーロッパのセールスが全般的に悪いと聞いているのだが、各メーカーから軒並み500馬力越えの車が発売や発表が相次いでいるように思う。なんだか実体経済とかけ離れているなぁと感じてしまう。

↑ 「GOLF GTI DESIGN VISION GTI」トランク部分、ツーシーターになっている、リアの補強バーが頑丈そうな構造になっている、それに伴い内装がきれいに合わせて作られている、画像はネット上から拝借


純粋にスペックを見ていくと、かなり速い車だし大パワー車の定石ともいえる四駆だ。特に2000回転で51kgmのトルクが出るところなんて今時のターボチューンの真骨頂だと言えるのだろう。たぶん街中でも運転し易い?のではないかと想像できる。

↑ 「GOLF GTI DESIGN VISION GTI」エンジン部分、エンジンベイもきれいに作られていて今にでも市販できそうな仕上がりだ、キノコ型のエアフィルターが気合を感じる、さすがに大馬力だけあって吸気パイプの太さが尋常ではない、画像はネット上から拝借


画像を見る限りかなり完成度は高く、ひょっとしたら具体的なオーダーがあってそれに応じて作ったモデルなのではなかろうか。それほど完成度が高いと思う。

↑ 「GOLF GTI DESIGN VISION GTI」室内の画像、2シーターでリクライニング可能なバケットシート、座面から非常に凝った生地が使われている、ダッシュ上やステアリングはアルカンターラ?で統一されているのか、ステアリングのセンターマークが目立つ、画像はネット上から拝借


たぶん続報として詳細な情報と価格が出てくると思うので、その内容を今から想像してみるのも楽しいのではなかろうか。

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新型「パンダ」、日本でもうすぐ発売!:その2 実物はかわいい

新型パンダについては以前に書いたが、通勤経路上にフィアット販売店があるので、パンダ情報を求めて寄ってみた。

セールスマン氏とお話ししていて、まだ発売日では無かったことにこの時初めて気が付いた、いやーお恥ずかしい。でも収穫は沢山あった。

実は「今日入ってきたばかりです」という実物パンダが置いてあったのだ。少しだけ見学させていただいたので内容を少し。概ね事前情報の通りだが、新たに判明したこともある。

実際に拝見させていただいたパンダ個体は右ハンドルのターコイズだった。
個人的に一番気になるブレーキのマスターバックの位置は左(残念)、これはフィアット500と同様だ。
ステアリングとペダル位置はかなりマトモ、特に左右にオフセットも無く自然なレイアウト、ステアリングはチルトのみだ。ペダル辺りは2べダルでも狭いのでMTはかなり苦労しそうな感じだった(やはり今のところ導入は無いようだ)。

運転席に座るとポジションはアップライトな感じで視界が良い、私の場合心配な頭上のクリアランスも十分だ。運転席にはハイト調整が付き、前後スライドの長さも十分で足りないという事は無かった。運転席でポジションを合わせて後席に座ってみたが、この状態では後席足元はミニマムで座るのがやっとという感じだった。
事前情報での変な形のサイドブレーキレバーだが、これはそのままの形でプッシュボタンの位置も左ハンドル車と同じだった(少し手抜きだと思う)。
ワイパーはちゃんと右ハンドル仕様で、左右のブレードの大きさが大きく異なる今時のものだった。

オプションでルーフレールのカバー、ドアミラーのカバー、ホイールのセンターキャップ等がありカラーを変更できて楽しそうだ。
今回画像は遠慮した、ディーラーさんによると発売前(6/1ということだ)なのでメーカーのチェックが厳しいらしい。
今なら新型パンダ契約第1号ですよ、という声に見送られて後にしたのでした。

↑ 新型パンダの給油口、これがスマートフューエルシステムというキャップの無い仕組み、キャップが無くて一方通行の弁のような仕組みだ、色はスイートドリームターコイズ、全体の画像はディーラーさんの意向で発売前なので無し

追記
後日お店の前を通りかかったら、外にパンダが置いてあった。何だかなぁのディーラーさんでした。


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あー懐かしのCOPILOT、あの丸いのがもう無い・・・

それは大昔の私が若かりし頃、当時ラリーにハマっていた時のお話。

当時のナビゲーターの環境作りとしてラリーコンピュータとトリップメーター、それにナビランプは必須のモノだった。

その中でもナビランプは非常に機能的でシンプルな存在、これ以上どうしようもない形をしてると思っていたものだ。その時ラリークラブの先輩が使っていたのがOSRAMのCOPILOTだった。このCOPILOTの当時のデザインに一発でやられた感じだった。丸くて可愛らしいライト部、絶妙な長さのフレキシブルアーム部と優れたデザインだった。さらに機能面も当時としては珍しいハロゲンランプが採用されて明るさも申し分無いモノだった。

↑ これがOSRAMのCOPILOT、ビスで固定するタイプ、ラリー車では左の一番短いタイプをラリーコンピュータのパネルに設置した、やっぱりデザインがかわいい、画像はネット上から拝借


現在は私の手元に1本しかないが、一番多い時で3本も持っていたものだ。ふと気になり探してみると、どうもメーカーでも製造を終了して手に入れる事はできないようだ。少し前まで海外に残っていた在庫を輸入してごく少数を販売しているネット上のサイトもあるが、いずれにしても手に入れる事ができるのはもう本当に最後かもしれない。

↑ これがOSRAMのCOPILOT、左がシガーライターに差し込んで使うタイプ、現在はこれしか持っていない、手軽に使えるので重宝する、操作部は右のように丸いところを回して操作シンプルだ、丸いところも簡単に取り外せてハロゲンランプを交換できる、しかし今までハロゲンランプが切れたことは経験が無い、画像はネット上から拝借


車のアクセサリーでデザインが良いモノが非常に少ない。機能とデザインを両立させて働きも素晴らしいがデザインも飽きが来なくて見るたびに素晴らしいと感じるモノがなかなか無い。このナビランプのCOPILOTはデザインと機能を両立させた車のアクセサリーのひとつではないだろうか。
これが手に入らなくなるのは寂しいと思うのである。


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ついにMT無くなる・・・、ビーゴ・ラッシュ

個人的な趣味で恐縮なのだが、シティランナバウトとしてダイハツ-ビーゴとトヨタ-ラッシュを発売時からマークしている。

その理由は、まずボディーがコンパクトな事(狭い道もへっちゃら)、車内のユーティリティが程々ある事(荷物を沢山積める)、燃費が良い事(航続距離)等を重要視している。できれば四駆だとなお良い(悪路や雪道)。
パワーやコーナリング性能は高いに越した事はないが、これはさほど重要視していない。

↑ トヨタのRASH、5ナンバーのコンパクトSUVだ、四駆は本格的なフルタイム、このサイズは非常に貴重、クロスオーバーというよりも従来の四駆って感じだ、昔から欲しいのだがなかなか手に入れられないでいる、画像はメーカーサイトより拝借


つまり個人的には何処でも入り込める万能ツアラーを志向しているわけである。具体的には都市部を離れて別の趣味である歴史探訪(特に古代が好きだ)、加えてアウトドアの活動にも使える。こうして書き上げてみると盛り沢山の要求事項を掲げているなぁと我ながら呆れる。
ビーゴ&ラッシュはこうした要求にベストな車ではないかと今でも思っている。

↑ ダイハツのBEEGO、元々はダイハツが作っている車だ、しかしMTが無くなったのは残念、小さな四駆でMTなら大変楽しく遊べる、実用四駆としてもMT需要は結構あるのではないかと思う、画像はメーカーサイトより拝借


本題に戻って、今回ビーゴ&ラッシュにマイナーチェンジが入ったので、内容を見ていて気が付いた。それでなくても貴重なMTがラインアップから落ちているではないか! ついにダイハツとトヨタはMTを諦めたようだ。これは非常に残念な事だ。たぶん雪国では実用車として一定の需要があったのではないかと思う。

↑ BEEGOのアングル説明、小さいくせにちゃんとこうした四駆性能を考慮しているところがニクイ、フレームこそ入っていないモノコックボディーだが本格四駆を目指しているのが良く分かる、画像はメーカーサイトより拝借


ラッシュ&ビーゴは個人的にピッタリの車だと思うし、それをMTで楽しめるのはさらに喜び倍増というところであった。ましてATが少し時代遅れの4ATであるから余計である。返す返すも非常に残念だ。それに昨日紹介したPANDAと価格帯がカブっているのがますます悩ましい。

という事で、すでにモデル末期ではないかと思われるビーゴ&ラッシュだが、今後はどうなるのかが大変気になるところだ。


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新型「パンダ」、日本でもうすぐ発売!

以前ヨーロッパで新型パンダが発売になった時に紹介したのだが、やっと日本でも発売になった。

↑ 新型FIAT「PANDA」、デザインは既報の通りだが個人的にこの色が結構お気に入り、画像は本国のメーカーサイトより拝借したがアルミホイールが異なる


ざーっと半年遅れではあるがちゃんと右ハンドルで日本へやってきた。さっそくスペックを見てみることにしよう。

全長:3,655mm
全幅:1,645mm
全高:1,550mm
ホイールベース:2,300mm
車両重量:1,070kg
エンジン:直列2気筒8バルブ マルチエア インタークーラー付ターボ875cc
最高出力:85馬力/5,500回転
最大トルク:14.8kgm/1,900回転
駆動方式:FF
ミッション:ATモード付5速シーケンシャル「デュアロジック」
サスペンション:前ストラット式、後トーションビーム式
ブレーキ:前ディスク、後ドラム
タイヤ:185/55R15
燃費:JC08モード18.4km/L
タイヤ:アルミホイール+185/55R15
安全装備:ABS+EBD、ESC(ASR、HBA、HHS、MSR)

↑ 新型FIAT「PANDA」、後ろ姿もスッキリしたデザインで良い感じ、使いやすそうなボディーの形状だ、画像は本国サイトより拝借したがこの色は日本では設定が無いのでお間違えの無いように


スペックを見ているとエンジンとミッション関連はFIAT500とほぼ同一だ。ボディーもエンジンパワーに見合うようにこの形状からは非常に軽量で1,070kgに仕上がっている。
安全装備はフル装備でエアバッグはウィンドー用まで付くし、ESCも充実、惜しいのは衝突防止装置が付いていないことだけだ。

↑ 新型FIAT「PANDA」の室内、画像はサイドブレーキだと思うが珍しい形をしている、画像は本国サイトより拝借したので日本仕様はどのようになっているのだろうか?


デザインも良いし非常にコンパクトで取り回しも良さそう(最小回転半径の記述が無いが)、そして燃費もまずまずだし価格もリーズナブルなので実用車としては気になる1台だ。4×4は導入が無いとのことだがココも気になるところ、寒冷地では日常使いの車としての良い選択肢だと思うのだが。
ただ気になるのは渋い色が多くて、もう少し明るめの色も用意したらよいのではないかと思う。
一度試乗をしてみたいと思う。

↑ 新型FIAT「PANDA」の室内、助手席シートを前倒しするとテーブル代りに使用できそうだ、イタリア車も結構細かいところを気にしている、画像は本国サイトより拝借したのでこれも日本仕様ではどのようになっているのか不明だ

↑ 新型FIAT「PANDA」のスマートフューエルシステム、画像はキャディラックのサイトより拝借したがクライスラーが採用しているシステムがFIATにも装備されたようだ、これはフューエルキャップを省略して弁のようなモノが付いているシステムでキャップを開けたり閉めたりしなくても良いので便利そう


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ただいま開発中「Peugeot 208 T16」


プジョー208が日本でも発売されてしばらく経つが、ヨーロッパでは競技用ベース車の開発が進んでいる模様だ。

↑ 「Peugeot 208 T16」と往年の205、仕上がり具合は上々のようだ、しかしこのターマック仕様はほれぼれするほどカッコ良い、実戦投入が楽しみ、画像はネット上から拝借


画像や動画を見る限りかなりの完成度に達しているように思える。もう実戦に投入してもおかしくないような仕上がりだと思う。近々テスト参戦をしてくるのではないだろうか? もしWRCに参戦するとしたら同じPSAグループのシトロエンとバッティングすることになるが、どのように棲み分けを図るのだろ、少し気になるところではある。
ヨーロッパの自動車メーカー各社は状況が悪くなり苦しい経営状況にあると聞くが競技活動に影響が無いことを願うばかりだ。

↑ 「208 RALLY CUP」参加車両、ボディーは通常の208と同じだが各種ラリー装備が施されている、ノーマルよりもコンパクトに見える、画像はネット上から拝借


この一方、入門用のカテゴリーである「208 RALLY CUP」に参加している車両を観察してみると、ボディーは208そのものはかわいいものだが、きちんと作り込まれたマシンだ。プジョーのメカニックがメンテしているところを見るとメーカーがサポートするカテゴリーのようだ。FFコンパクトカーでの手の平サイズのパワーで競技を行うのは若い人向けの入門用には最適だし、逆にシニアのクラスがあっても良いのではないかと思った。

↑ 「208 RALLY CUP」参加車両、リアも全く通常モデルと変わらない、色もラリー車らしくない色だがこれは参加者の好みだろう、画像はネット上から拝借


日本ではなかなか参加するほうのモータースポーツ熱が上がってこないような印象だが、こうした底辺を支えるメーカーの活動をより一層強化してほしいものである。日本のメーカーは各社の決算が出揃い最高益やリーマンショック前の水準に戻りつつあるのだからこうした活動をもっとサポートしてほしいと思う。

↑ 「208 RALLY CUP」参加車両、運転席の様子、厳重なロールケージが目立つ、競技車にしては非常にきれいなコックピットだ(新車?)、ステアリングが珍しい画像はネット上から拝借


↑ 「208 RALLY CUP」参加車両、エンジンは詳細なスペックが無いがどのようになっているのだろう、画像を見る限りターボではないかと推測できる、長いエキパイに注目、エンジンルームの整備性はかなり良さそう、プジョーのメカニックが整備しているところがミソ、画像はネット上から拝借


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