これはなんだ?正体不明なコンパクト、ルノー「TwinFUN」

小さな車なのだがどうも後輪駆動のようなのだ。

↑ ルノーの謎のコンパクトカー、「TwinFUN」とリアに書いてある、生意気なウィングにはルノーのロゴも入り、ボディーにもラインが入ってやる気満々の外観だ、サイズはフィアット500くらいか、リアの窓が少し変なのでひょっとしたらミッドシップなのかもしれない、画像はネット上から拝借


画像を見てもらえば分かると思うが、普通の小さなハッチバックのようでフィアット500くらいの大きさだ。後輪駆動のようだがエンジンはどこに積んでいるのかは見て取れない。ひょっとしたら荷台にミッドシップされているのか? それともフロントに積まれているのか? むっちゃ気になる。

↑ ルノーの謎のコンパクトカー「TwinFUN」、のリア、なんだか変な位置にエキゾーストの出口がある通常よりも高い位置だ、後輪の前に小さなエアインテークが付いている、こりゃミッドシップであることが濃厚、タイヤサイズは17インチあたりか?けっこう太そうだ、画像はネット上から拝借


そう言えばこういった小さな車が全てFFになってから久しい。国産で言えば最後はKP61スターレットあたりではないかと思う。このKP61は非常にコンパクトな車で軽量だった、ただし非常に非力な車で速く走らせようとするとそれなりのテクニックを必要としたものだ。

↑ KP61スターレットのパンフ、確かオベ・アンダーソンのドライブで走りが良いということをプロモーションをしていたように思う、軽量コンパクトなFRマシンで非力だが大変楽しい車だった、このサイズでそこそこパワーがあったら非常に楽しいと思う、私が乗っていたのはまさにこのタイプでサンルーフも付いていた(ラリー車だったが)、画像はネット上から拝借


もしミッドシップならやはりルノー5マキシを思い出す。通常のルノー5のボディーを大胆に改造してエンジンをミッドシップマウントにしてしまったある意味モンスターマシンだった。実際に乗ったことは無いが、熱くてうるさくても楽しかったに違いない。

↑ ルノー5マキシ、普通のハッチバックFFのルノー5の変種でエンジンをミッドシップマウントする、ラリーでも大活躍だった、こちらも非常に軽量コンパクトな車、エンジンには室内からアクセスするうるさくて熱かったようだ、画像はネット上から拝借


もし、もし、こんな小さなハッチバックで後輪駆動の車が出てきたら・・・。もうどうしよう、非常に欲しい、涎が出ちゃうほど。困ったものだ・・・。


今日はこのへんで

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なんと贅沢な!、アテンザのモデル別専用ホイールベース設定

アテンザのセダンとワゴンのホイールベースが異なるという事をご存知だろうか?

概ね同一車種のバリエーションではホイールベースを統一し、車台統一による生産コストやセッティングの共通化を狙うのが通常だ。
ところが、あれこれ見ているとアテンザは最初にワゴンが企画されて、後からセダンが作られたようだ。セダンはその機能を実現するために、つまり後席の広さのためにホイールベースを伸ばしたようなのだ。つまり荷室と後席の居住性が両方求められるワゴンよりもだ。なんだかリムジンを作っているようなお話だ。

↑ アテンザの寸法図、セダンのホイールベースは2830ミリ、これに対してワゴンのホイールベースは2750ミリで80ミリも異なる、これだけ違うと全く異なる性格の車となっていると考えるのが妥当だと思う、画像はメーカーサイトから拝借


ホイールベースが異なり、形状もワゴンとセダンということで、この2車は全く異なる性格付けになっていると考えるのが自然だろう。
考えてみると車を買う時にワゴンとセダンを両方検討する事は珍しいパターンだと思う。アテンザの場合にこれは大きな問題とはならないと思う。逆にそれぞれの専用設計と考えると、買う側からすると非常に良い事というかいいモノ感がある。

そういうことでワゴンとセダンの乗り味を比較して購入という事は無いだろうから、この両者の走りを比較する事自体がナンセンスだ。それよりも他のワゴンなりセダンなり、同じボディー形状の車と比較するのがまっとうだろう。

ここでもう少し掘り下げるとアテンザの場合、セダンよりもワゴンのほうがスポーティーということになる。ワゴンボディーに最新のディーゼルエンジンが最もスポーティーなアテンザということになりはしないだろうか? これに6MTなんかが組み合わさると、それこそ現代の最新トレンドでの組合せということだ。具体的に言うとアテンザワゴンのXDの6MTということになる、注目グレードだ。

こうした成り立ちをしているアテンザのセールスは非常に好調で、その大部分をディーゼル車が占める。それに面白いのは6MTもディーゼルとガソリン両方に用意されている事だ。
ディーゼルの場合は6MTだと運転する側は今までのガソリン車とは考え方を変えないといけないだろうが、それはそれで楽しいのではないだろうか。
個人的に残念なのはボディーサイズが日本では大き過ぎる、一回り小さいともっと売れるのでは無いかと考えてみたりもする。

今日はこのへんで

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ついにメーカー主導の「CVTチューニングプラン」by TRD

ミッションのチューニングもメーカー自ら手掛けるようになった。

ご存知のように最近の車はトランスミッションもソフトウェアで最終的には制御されているので、その性格付けもソフトウェアの書き換えで自由に変える事ができる。しかしこれには一般ユーザーとしてリスクが多少なりとも伴う訳で、保証が効かないとかリコールの際にはどうなるのかとか様々な保証関係の問題があり一部の好き者の間のモノだったように思う。

↑ TRDの「CVTチューニングプラン」、現在の対象はミニバンでCVTが対象だ、ミニバンでマニュアルシフトを駆使して走るということは現実的ではないが少しでもスポーティーに走りたい人にはお手軽なチューニングだ、しかしECU書き換えが伴うためにリコール対応等の心配が残るところ、画像はメーカーサイトより拝借


エンジンECUのプログラムのチューニングについては、現在ではメーカーが自らパワーアップ版をリリースしていることが珍しくなくなってきている。ボルボなんかもオプションで設定しているし、アバルトも後付キットとして用意している。

↑ 「CVTチューニングプラン」のマニュアルモードでは5速・6速・7速が選択可能、その各々の特性を表すグラフ、なんだか分りにくい、画像はメーカーサイトより拝借


私が知っている限りでは、例えばVWゴルフのDCT(ダブルクラッチ)についてはかなり前からサードパーティーによるプログラム書き換えがされていた。その効能はいくつかあり、最大の特徴は動作が素早くなることだ。例えばマニュアルモードでパドルによりシフトダウンした際に、ノーマルよりもかなり早くシフトを完了することが可能だ。これは体感上かなりの効果があり、パシっと決まった感があり気分が良いものだ。その他細かいパラメータをセッティングできるようだ。

↑ 「CVTチューニングプラン」の走行モードでの特性グラフ、この特性自体はごく一般的なものだ、画像はメーカーサイトより拝借


元々メーカーがセッティングしている内容はかなりの安全マージンを含んだもので、日常のほとんどのことをカバーして何年も使用しても壊れないようなセッティングになっている。これはどんどん壊れてもらっては困るので当然のことだろう。そこのマージンを削ったということなのだ。

今回はそんなミッションチューニングをメーカーワークスであるTRDがやってしまったということだ。特定の車種で特定のグレードのみのCVTが対象だが、その内容は結構興味深いものがあるので少しだけ触れてみよう。まずマニュアルモードの区切りはノーマル7速なのだが、5速/6速/7速と選べる。次に走行モードとして、スポーツ/ノーマル/エコと3種から選択できる。さらにアクセルレスポンスを4種から選択できる、これはミッションとは直接関係ないが面白い組み合わせだ。
もっと面白いものがある、CVTは元々エンジンブレーキの効きが悪いものだがそれを改善したモードが用意されるということだ。
解説をよく読んでみるとどうもECUを書き換えるようで、ミッションのプログラムではないようだ。簡単にもとには戻せないような形になっているので施工には勇気がいるかもしれない。

↑ 「CVTチューニングプラン」のアクセルレスポンスの違いを現すグラフ、CVTチューニングなのにアクセルコントローラーの機能も付いてくると思えばお得かもしれない、画像はメーカーサイトより拝借


エンジン・ミッション・またサスペンションのチューニングもプログラムをアップデートする時代となった。比較的メーカーのマージンのあるセッティングから、尖がったセッティングをすることで乗り手の希望に合うセッティングを気軽にできる時代だ。そのチューニングにかかる費用も何かの部品を交換したとかではなく、ソフトウェアの価格とそのセットアップ料金だったりする。
車のチューニングは、まるでスマートフォンのOSアップデートのような感覚になってきている。
時代は変わったものだ・・・。

今日はこのへんで

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