改めて新型プジョー「208GTI」をおさらい

日本でのホットなコンパクトカーの有力な候補となり得るプジョー「208GTI」を改めて見てみることにする。

機会があったのでディーラーに立ち寄り実車を見てきた。残念ながら見ただけで試乗は時間が無くてかなわなかった。その際の個人的な印象は随分とご立派、というモノだ。というのは室内の作り、インパネやシート等々が思っていたより高級感が溢れるものだった。もう少しスポーティーな印象を受けるのかな?と考えていたのだが少々違った。

それとボディーの造形なのだが、画像で見るようにかなりアグレッシブというか大胆というか官能的なデザインであることは間違いはない。これも個人的な印象なのだが、思っていたよりも縦に分厚いのだ。具体的に言うとフロントグリルの位置、ボンネットの高さ、ルーフの高さ、それにインパネも縦に深い、実際にボディーを横から見ると天地方向がまさに分厚いのだ。もう少し軽やかでスポーティーな車だと思っていたのだが少々異なる印象を受けた。

つまり一昔前の205GTIのようなシンプルで軽やかな印象は無い、どちらかというと小さな高級車という趣なのだ。それが6MTだったりするのですごくギャップがある。特に私は205GTIやら106Rallyが大好きなのでこういったシンプルな車達と比較してしまうと、どうにも高級で分厚くてスポーティーというよりも小さな高級車に見えてしまうのである。ここは非常に残念な部分であるが考えようによってはこの高級感・パフォーマンスでこの値段であればお買い得だという考え方もできると思う。

この私が受けた印象はなんだろう?たぶん潜在意識の中で205GTIや106Rallyの印象が刷り込まれていて、この種の車はこんな感じというのが出来上がっているのだろう。メーカーもそれを知っていて現代風にアレンジしたのがこの車なのだ。実際のあの頃は若かったしシンプルで十分だった。しかし年を取りシンプルすぎるホットハッチは売れないのであろう。「GTI is back !」の解釈はそういった現代的な解釈となっているようである。


↑ プジョー新型プジョー「208GTI」フロント画像、この角度からならフロントのグリルが天地方向に分厚いことが良く見れば分るデザインでそう見えないようになっている、ボンネット高さも意外とある、サイドはなかなか官能的なデザインで良い感じ、画像はネット上から拝借


↑ プジョー新型プジョー「208GTI」インパネ画像、大変高級感のある室内、シートやステアリング等の触れる部分はしっとりとした皮が良い感じ、ステアリングは下が切れたタイプ、インパネで問題なのはステアリングの向こうに見えるメーター部分だ、このメーターが心理的に邪魔なのだ決して視界を遮っているわけではない、画像はネット上から拝借


↑ プジョー新型プジョー「208GTI」ペダル画像、右ハンドル化を全く考慮していない作り、フットレストはもとより左足の置き場もないペダル回り、後述するがマスターバックも助手席側にある、この部分は大変残念な興ざめな部分、画像はネット上から拝借


↑ プジョー新型プジョー「208GTI」エンジン画像、まだ試乗していないので運転した感じは分らないが最新のトレンドのエンジン、4気筒1.6THP200エンジン文字通り200PS、1750rpmで最大トルクを発生するのでかなり運転しやすそうなエンジンだが回すとどうなるのか分らない、ちなみに0-100加速は6秒台、大変残念なところは上の画像で助手席側にあるブレーキ回り、いまだに左ハンドルのレイアウトそのままとなっている個人的にはこれを見て一気に熱が冷めた、ちなみにルノーの新型ルーテシアは運転席側にある、気合の入れ具合が分る、画像はネット上から拝借


個人的な印象としてプジョー新型プジョー「208GTI」は、デザインが思っていたよりも分厚く感じること、思っていたよりも高級すぎること、思っていたよりもRHD化ができていないことを感じさせた車だった。質感やパフォーマンスは良さそうなのに惜しいと思う。


今日はこのへんで

では



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やっぱり出た、VW「Golf R」

Golf7にGolf Rが設定されて出てきた。

外観はそれほど変わらないように見えるが驚くべきはそのスペックが大変強力になっていることだ。
ではさっそくスペックを見てみよう。

エンジン:新開発TSI、2.0Lターボ、アイドリングストップ付
最高出力:300PS/5,500~6,200rpm
最大トルク:380Nm/1,800~5,500rpm
ミッション:6速DSG
最高速度:250km/hリミッター作動
0-100km加速:4.9秒
駆動方式:4MOTION、Haldex 5 coupling、four-wheel EDS、XDS、ESC Sport
ステアリング:Progressive steering
サスペンション:DCC(コンフォート/ノーマル/スポーツ/レース)
ブレーキ:フロント340mm×30mmベンチレーテッドディスク、リア310mm×22mmベンチレーテッドディスク
タイヤ:225/40-18インチ(オプション19インチ)
燃費:14km/L

↑ 「Golf R」のフロント画像、フロントバンパーの開口部は大きいがそれほどノーマルGolf7と変わらないフロント周りだがエアロは専用デザイン、非常にすっきりしたデザインで好感が持てる、ホイールもレーシングライクなものではなくカッコ良いホイールが付いている、フロントグリルの「R」のエンブレムが誇らしげだ、画像はインターネット上から拝借


↑ 「Golf R」のリア画像、リアもそれほどノーマルGolf7と変わらない印象、マフラーは左右2本の計4本出しとなる、デフューザーが凝った形状、ボディーカラーは8色(ラピスブルーメタリック/ピュアホワイト/トルネードレッド/ナイトブルー/ライムストーングレーメタリック/リフレックスシルバーメタリック/ディープブラックパールエフェクト/オリキスホワイト)、タイヤホイールがボディー一杯一杯で日本では違反になるかも?、個人的にはGolf7の3ドアボディーはまとまりが非常に良いと思う、画像はネット上から拝借


Golf7 GTIもまだ日本には導入されていないが、このGolf Rも大変魅力的な車だ。こうしてどんどん新型車を投入して目移りをさせてしまうVWの戦略にも脱帽である。



[VW「GOLF7」関連の記事]
次の次に来るはず、VW「GOLF7 GTD」をおさらい

こっちのほうが良いかも、VW「Golf7 Variant」

「GOLF7 GTI」改めておさらい

もうすぐGolf7が日本で販売開始、今は前夜祭的な感じ



今日はこのへんで

では


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メルセデス「GLAクラス」、実物登場

2013年4月にメルセデス「GLAクラス」のコンセプト車が発表されてから割合早目に姿を現した。

正式にはフランクフルトモーターショーで発表されることになる。

大雑把に言うと以前発表されたコンセプト車とそれほど違わないが、サイズは随分と異なるようだ。今回発表されたサイズは全長4,417×全幅1,804×全高1,494mmとなり非常に実用的なサイズとなっている。この大きさなら普段乗り回しても全く問題はないだろう。

エンジンだがガソリンエンジンが1.6Lの156PSが「GLA 200」、2.0Lの211PSが「GLA 250」となる。
これに加えて2.2Lディーゼルエンジン搭載車の出力違いで「GLA 200 CDI」と「GLA 220 CDI」の2種もラインアップされる見込みだ。こちらは2.2Lだが太いトルクでクロスオーバーを楽々と走らせることだろう(Eクラスに積まれた2.2Lディーゼルターボは40Nmのトルクだ)。駆動方式はもちろん4MATICで100:0~50:50の間でトルク配分を行う。


↑ メルセデス「GLAクラス」220CDIのフロント画像、フロントはほぼコンセンプトカーの通りとなっている、Aクラスと共通の顔付をしていてクロスオーバーであるこちらのほうがしっくりくるような印象だ、画像はインターネットより拝借


↑ メルセデス「GLAクラス」220CDIのサイド画像、オーバーハングの短いリアも含めてこちらもコンセプトカーとほぼ同様、リアのハッチバック辺りはAクラスとそれほど違わない、サイドのキャラクターラインが嫌味ではない程度に効いている、画像はネット上から拝借


↑ メルセデス「GLAクラス」220CDIのリア画像、クロスオーバーらしくディフューザーの代わりにガードを装着する、エキゾーストは左右振り分けの2本出しだ、左右のテールライトの間がすこしガチャガチャしている、左右のウィンドウからルーフにかけての絞り込みがきついので頭の周りのクリアランスはミニマムではなかろうか、画像はネット上から拝借


↑ メルセデス「GLAクラス」220CDIの斜めリア画像、リアウィンドウはかなり傾斜しているのが分かる、クロスオーバーらしくフェンダーに黒い樹脂のモールが付く、サイドのキャラクターラインは先代のX3に近似性を感じる、画像はネット上から拝借


↑ メルセデス「GLAクラス」220CDIのドアとハッチを開け放った画像、リアドアはミニマムで乗り降りは楽ではなさそう、意外と荷室は奥行きがある、最近のメルセデスの流儀通りルーフはガラスルーフとなっている、画像はネット上から拝借


↑ メルセデス「GLAクラス」220CDIの荷室部分の拡大画像、リアシートは倒れる構造になっているようで荷室を拡大可能なようだ、外からの荷室へのアプローチは敷居はあるがそれほど高くなさそう、画像はネット上から拝借


↑ メルセデス「GLAクラス」220CDIの室内画像、これは色目は異なるがAクラスに準じるもののようだ、ボディーカラーとコーディネートした内装色は選択できるようになるのだろうか、画像はネット上から拝借


↑ メルセデス「GLAクラス」220CDIのエンジンルーム画像、かなりギッシリ詰まっているのが分かる、この個体はちゃんとナンバーが付いているところを見るとほぼこのまま発売されるようだ、画像はネット上から拝借


実際の発売時期は2014年早々に予定されているので、日本には春先には登場するのではないだろうか。


今日はこのへんで

では


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ホンダ 新型シビックツアラー、でもヨーロッパ専用

2013/08/13
シビックツアラーという名前がここのところ良く出てくる。


シビックツアラーのアウトライン

このモデルはホンダがヨーロッパに投入するシビックのワゴンボディーだ。フランクフルトモーターショーで発表される予定になっている。
ベースはヨーロッパ仕様のシビック5ドアハッチバックで、これをワゴンボディーに仕立て上げたものだ。ヨーロッパ向けらしく荷室は十分な容量があり、サスペンションもこれを意識して可変ダンパーが採用されるようだ。
エンジンはこれまた話題の1.6リッター4気筒ディーゼル・ターボ 「1.6 i-DTEC」も搭載されるだろうと予想されていて、競争の激しいヨーロッパのワゴン市場に打って出る。


シビックツアラーの外観

↑ シビックツアラーのフロント画像、全般的には良くまとまっていてスタイリッシュなワゴン形状、リアの荷室部分は荷室を取って付けたような手法でまとめられている(マークⅡブリッド風)、画像はネット上から拝借


↑ シビックツアラーのリア画像、リアフェンダーはボリュームがありダイナミックな形状をしている、少しオーバーハングが長いような印象がある、リアハッチは標準的な形状だ、画像はネット上から拝借


↑ シビックツアラーのサイド画像、全体的にはなかなかスタイリッシュ、リアの荷室部分が特徴的、荷室部分のガラスが屋根の形状と相まってスタイリッシュな印象を持たせる、後方側面の視界は悪そうだ、画像はネット上から拝借


↑ シビックツアラーのリア画像、テールランプの存在感がありワイドな印象を持たせる、真後ろから見てもリアフェンダーは強く張り出ているのが分かる、テールエンドに向けて強く絞り込まれた形状だ、画像はネット上から拝借



シビックツアラーの内装

↑ シビックツアラーのインパネ画像、ホンダらしく煩雑なインパネ、ステアリングのスイッチも沢山付いていて操作が難しそう、さらに上部のディスプレーとメーターの両方がありどれを見たら良いか迷いそう、シフトレバーの左隣に壁が設けてあって囲まれ感の強い面白い形状だ、画像はネット上から拝借


全般的にスタイリッシュなワゴンボディーとなっているが、リア部分の絞り込みや屋根の形状から言えば実用的かどうかは分からない。かなりスタイル優先で作られたことが分かる。
気になるのは搭載される1.6Lの「1.6 i-DTEC」エンジンだ、ヨーロッパだとディーゼルエンジンが無いと勝負にならない。このエンジンの実力はどのようなものか非常に興味がある。



今日はこのへんで
では