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キャディラックに驚いた「ATS」、そのパフォーマンス・安全装備

古い認識を捨てなければならない、特にアメ車に関してだ。

今回安全装備に関して調べているとキャディラックの安全装備が充実しているのにびっくりした。さらに車自体を調べてみるとパフォーマンスも大したものだ。

一昔前(これ自体が古い人間です・・・)アメ車はパワーだけの直線番長だというイメージがタップリあって、曲がることが好きな人達には人気はイマイチ。それがいつからか、コルベットのZRが出た頃だろうか、曲がる事も得意な車に変化してきていた。それから着実に進化を遂げているという訳だ。

↑ キャディラック「ATS」のサイドの画像、横から見るとごく普通のセダン、日本では使いやすいディメンジョンでクラウンくらいの大きさ、Premiumは18インチの鍛造アルミホイールを履く、各部は昨今の最新のトレンドだ、画像はメーカーサイトより拝借


一方で日本でのアメ車の販売網はかなり貧弱で、私のような車好きでもなかなかお目にかかる機会が少ない。つまり販売店が少ないことから実車に触れる機会が少ないということだ。欧州車はメルセデス・BMW・AUDI・VW・ポルシェ・FIAT・ALFA・シトロエン・プジョー・ルノー等々の販売店へはもちろん足を運んだことがある。一方、今まで行った事のあるアメ車ディーラーと言えばフォードくらいである。
これくらい触れる機会の少ない車達なのだ。現在アメリカはTTPでアメ車が売れないのは、軽自動車が車の実質関税障壁ではないかと騒いでいるが、問題が全く異なると思う。一般人のアメ車に触れる機会が圧倒的に少ないというのが一番の原因だと思う。さらに日本人のアメ車へのイメージとしてデカい・燃費悪い・大味・壊れやすいということが定着しているためだ。

↑ キャディラック「ATS」のフロント画像、好き嫌いが分かれるデザインだ、あまり高級感もスポーティーさも感じないがその普通さが良いかも、これでニュルを8分そこそこで走れる車だとはあまり感じないところが良い、画像はメーカーサイトより拝借


しかし、世界経済は着実に変化していて、今やクライスラーはFIAT傘下だし、資本のグローバル化が進んでいるのも事実だ。つまりアメ車の欧州車化が進んでいて、一昔前のアメ車がアメ車でなくなっているということなのだ。

↑ キャディラック「ATS」Premiumのフロントホイール、18インチだが鍛造ということだ、鍛造を強調するところが素晴らしい、フロントはブレンボのモノブロックキャリパー、随所にええモノ感が溢れる、画像はメーカーサイトより拝借


今日の本題に戻るとキャディラックの各車種を調べていてびっくりしたことがある。まずその安全装備の充実度だ。その内容をキャディラックATSを例に簡単に上げてみよう。

○「セーフティ・アラート・ドライバーシート(SADS:警告振動機能)」
センサーが感知した危険をシートの振動でドライバーに警告する乗用車初のシステム。シートクッションの左右に内蔵されたバイブレーターが警告の種類に応じて、左右別々、または同時に振動する。

○「サイド・ブラインドゾーン・アラート」
死角となる位置に他車が走行している場合、それを警告するシステム。ドアミラーにサインが表示され、必要に応じて警告灯が点滅する。

○「レーン・ディパーチヤー・ウォーニング(LDW:車線逸脱警告機能)」
ドライバーがウインカーを作動させずにレーンを外れると、セーフティ アラート ドライバーシートで警告するシステム。およそ56km/h以上で作動する。

○「リア クロス トラフィック アラート(後進時安全確認警告機能)」
後方の車両や人の存在を警告する機能。たとえば、駐車スペースでバックしている時に後方を横切る車両が近づいてきた場合、レーダーが検知し、セーフティ アラート ドライバーシートの振動で警告し30mまで検知可能。

○「オートマチック ブレーキ(追突被害軽減ブレーキ)」
ショートレンジ・レーダーと超音波センサーが、低速走行時における衝突の危険を感知。まずはセーフティ アラート ドライバーシートで警告し、必要な場合には自動的にブレーキで制動するシステム。時速8km以下で、約3mの範囲で障害物を検知して警告音を発する「フロント&リア・パーキングアシスト」と連動して機能する。

○「アダプティブ・クルーズ・コントロール(全車速追従機能)」
レーダーで前走車との距離を保ちつつ、追従走行してくれるもの。加速・減速はもちろん、完全停車までカバー。

※「キャデラックATS/SRX」は、自車のまわりを長短距離用2種類のレーダーと前後のカメラで監視、短距離は超音波センサーを用いるのがハードウエア面での特徴だ。

↑ キャディラック「ATS」の安全装備の解説、最新の安全装備が満載であり尚且つ高レベルな装備だ、これが装備されてこの価格なら非常に安いと思うのだがどうだろう?、画像はメーカーサイトより拝借


安全装備も欧州勢に引けを取らない内容であるが、さらにもっと凄いのは走りの性能をアピールしていることだ。それもかなりのレベルに達しているのではないか?

ATS(Premium)のスペック
全長(mm):4,680
全幅(mm):1,805
全高(mm):1,415
ホイールベース(mm):2,775
車両重量(kg):1,580
エンジン:1,998cc直列4気筒DOHC(インタークーラー/ターボチャージャー付)
最高出力:276馬力/5,500回転
最大トルク:35.9kg・m/rpm(1,700-5,500)
燃料消費率:約12.2km/L
ミッション:6AT
駆動方式:FR
さらにLSD、ブレンボブレーキキャリパー、鍛造アルミホイール
前後の重量配分は50:50らしい
ちなみに価格はPremium4,990,000円、Luxury4,390,000円


2Lとしてはハイチューンなターボエンジン、燃費もまずまず、車重も軽い、走りの装備も抜かりなしという感じだろうか。実際乗ってみないとなんとも言えないが、かなり期待できるような気がする。しかも価格が安い、この価格だとドイツ車なら装備からいうとワンランク下のモデルしか買えない。コストパフォーマンスは抜群だ。
しかし残念なことに左ハンドルのみ、こういうところに本気度が現れるのではないだろうか。それを消費者は敏感に感じ取ってしまう。参入障壁うんぬんと言う前にこういったところを改善するべきだ。モノは良さそうなのに残念、今後に期待である。


今日はこのへんで

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今さらながらのクロスオーバー考 その2

クロスオーバーのお話の続きである。

前回はクロカン四駆からクロスオーバーに至る流れでのお話しであったが、これとは異なる流れもある。
それはワゴンからの流れで、最初は国産で言えばスバルのレガシーランカスターあたり、輸入車ではAUDIのオールロードクアトロあたりだと思う。

↑ スバルのレオーネ、バンからワゴンへの転換点だった、まだまだこの時点ではクロスオーバーではないがマイルストーンとしては重要なモデルだと思う、画像はネット上から拝借


これらはワゴンボディーからの派生であり、駆動方式はもちろん四駆だ。通常のワゴンボディーの車高を少しだけアップして最低地上高を稼いだモデルとなっている。ボディーの装飾としてフェンダーや前後バンパーをプラスティック素地として、アウトドアのワイルドな雰囲気を出していることが多い。
実際にこのタイプの車が舗装路以外で役に立つのかと言うと、多少の不整地等をクリアできる程度というのが正直なところであろう。

↑ スバルレガシーランカスター、この辺りからクロスオーバーしてきた記念すべきモデル、随分と新鮮に思えたものだ、画像はネット上から拝借


これらの車が受け入れられた背景にはどんな事があるのだろうか?
最初に四駆ブームが来た時に、同時にアウトドアのブームも来てキャンプ等のアウトドアの遊びがより一般的になった事も関係していると思うだ。
それまでのキャンプは、かなりのアウトドア好き者の楽しみであった。オートキャンプという言葉が出来て、車をテントサイトに横付けできるオートキャンプ場の登場がファミリーでのキャンプを一般的にした。
今ではホームセンターに行けばコールマンのファミリー用のテントは必ず置いてあるだろう。それまでは家型で布製のテントだったので運搬も設営もかなりの重労働だった。雨が降ればかなり悲惨な事態になったものだ。

こういった背景もありワゴンボディーのクロスオーバー車が受け入れられていったと思う。つまり、アウトドアというキーワード、多少の不整地も走れる走行性能、荷物の積載能力と言った事柄が人々の趣向と見事に一致したということだろう。
ワゴンボディーもこういった形であれば、業務用の車と間違われる事も無く、周囲の目を気にしないで済むという事もある。
日常使いなのだが非日常も含んだ欲張りな車なのだ。

さらにワゴンボディーのクロスオーバー車は日常使いには便利なサイズだ。車高もクロカン四駆ほど高くないので街中でも駐車に困る事はない。運転感覚も全く普通の車と同じである。

最近のクロスオーバーはライトクロカンなのかワゴンなのか?よく分からない車も多い。そんな区別をする事自体がナンセンスな事なのだろう。しばらくはクロスオーバーから目が離せない。


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今さらながらのクロスオーバー考

ここのところクロスオーバーが世界的に注目だ。

一昔前まではクロカン四駆しかなかったというのが現実だろう。その無骨なクロカン四駆を徐々に日常使いにして行き、普通のセダンのように必要な装備をしていった。
また日常使いに耐えれるような乗り心地やハンドリングを与えた事により市民権を得たわけだ。

一時期はライトクロカンとか呼ばれて基準はやはりクロカン四駆だった。確かに悪路の走破性等は通常の車よりもあったが乗用車としての性能は酷い車だった。

時は進み車高の高い車でもコーナリング性能の改善が進み、通常の車との差は少なくなって来た。勿論、これは常識的な速度域でのお話ではあるが目を見張るものがある。一昔前は移動の際にコーナリング性能の悪い四駆をいかに速く走らせるかが一つのテクニックでもあった。

またトラクションについては元々四駆の得意とするところであり、当初はサスペンションの動きを工夫する事から始まり、最近では高度な電子制御技術と共に発達してきた。これにはABSは勿論の事、トラクション制御(前後左右のトルク配分を含む)、横滑り制御、LSD効果までてんこ盛りの状態である。

↑ 個人的にはクロスオーバーの最高峰だと思う新型「レンジローバー」、速いし快適だし言うこと無しな車の1台だ、デザインもトレンドを作り出していて各社が参考にするデザイン、画像はニューヨークショー時のものメーカーサイトより拝借


こんな現代のクロスオーバーだが主なフィールドは舗装路だ。日本においては未舗装路を探すほうが骨が折れる。そして決定的なのは皆がクロカン四駆のような使い方をするわけでは無いという事なのだ。こういう事もあり最近では大口径ホイールの装着が進み、18インチや19インチが純正装着ホイールとなっている。

しかし、日本以外に目を向けてみるとあながちそうも言えないのである。ヨーロッパやアメリカではまだ未舗装路が皆無ではないし、それ以外の国々では未舗装路は沢山あるのだ。

車が成熟した国にはクロスオーバーとして、未舗装路が残る国にはライトクロカンとして売る事ができる。まことに車メーカーにとっては都合の良い車である。

それに使う側だって魅力が一杯だ。車高が高いので見晴らしが良い、悪天候時や悪路も安心して走れる、荷物の積載能力も高い。これに環境性能がプラスされればもう敵は無いのでは無いだろうか。
こうして付加価値がオンされて結構高い買い物になってはいるが魅力的な車である事は間違いない。しばらく目が離せないジャンルである。

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なんと贅沢な!、アテンザのモデル別専用ホイールベース設定

アテンザのセダンとワゴンのホイールベースが異なるという事をご存知だろうか?

概ね同一車種のバリエーションではホイールベースを統一し、車台統一による生産コストやセッティングの共通化を狙うのが通常だ。
ところが、あれこれ見ているとアテンザは最初にワゴンが企画されて、後からセダンが作られたようだ。セダンはその機能を実現するために、つまり後席の広さのためにホイールベースを伸ばしたようなのだ。つまり荷室と後席の居住性が両方求められるワゴンよりもだ。なんだかリムジンを作っているようなお話だ。

↑ アテンザの寸法図、セダンのホイールベースは2830ミリ、これに対してワゴンのホイールベースは2750ミリで80ミリも異なる、これだけ違うと全く異なる性格の車となっていると考えるのが妥当だと思う、画像はメーカーサイトから拝借


ホイールベースが異なり、形状もワゴンとセダンということで、この2車は全く異なる性格付けになっていると考えるのが自然だろう。
考えてみると車を買う時にワゴンとセダンを両方検討する事は珍しいパターンだと思う。アテンザの場合にこれは大きな問題とはならないと思う。逆にそれぞれの専用設計と考えると、買う側からすると非常に良い事というかいいモノ感がある。

そういうことでワゴンとセダンの乗り味を比較して購入という事は無いだろうから、この両者の走りを比較する事自体がナンセンスだ。それよりも他のワゴンなりセダンなり、同じボディー形状の車と比較するのがまっとうだろう。

ここでもう少し掘り下げるとアテンザの場合、セダンよりもワゴンのほうがスポーティーということになる。ワゴンボディーに最新のディーゼルエンジンが最もスポーティーなアテンザということになりはしないだろうか? これに6MTなんかが組み合わさると、それこそ現代の最新トレンドでの組合せということだ。具体的に言うとアテンザワゴンのXDの6MTということになる、注目グレードだ。

こうした成り立ちをしているアテンザのセールスは非常に好調で、その大部分をディーゼル車が占める。それに面白いのは6MTもディーゼルとガソリン両方に用意されている事だ。
ディーゼルの場合は6MTだと運転する側は今までのガソリン車とは考え方を変えないといけないだろうが、それはそれで楽しいのではないだろうか。
個人的に残念なのはボディーサイズが日本では大き過ぎる、一回り小さいともっと売れるのでは無いかと考えてみたりもする。

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大阪オートメッセ2013最終日に行ってキャンギャルを追い回す・・・

2013/02/11
本日は大阪オートメッセ最終日にお邪魔いたします。なんだかレポーターみたいですね。電車!で会場へ向かっております。
随時ブログ更新していきますので、お付き合いの程よろしくお願いします。


↑ 前から目を付けていたトヨタの後付けキットである「86×style Cb」、やはり間近で見ても良いデキである、これなら欲しいかも!、別途こちらは記事にするつもり


↑ 例のピンクのクラウンの展示もあった、やはり実際に見てもなんだかなぁというピンク色、どうせやるならもっと綺麗なピンクにしたらよいのに・・・


↑ 生まれて初めてキャンギャルを撮ったが焦ったため手ぶれバリバリ、おまけにあえてiPhoneなので余計であります、でもちゃんと目線をいただけるので病み付きになりそうな予感・・・


↑ 今回の新発見はSuperGTのマフラー出口にこんな物が付いている事、これはレギュレーションなのかそれとも排気効率を狙ってチューニングの結果なのか気になるところ


↑ 86レース車両の車高セッティングのケーススタディー、かなり低いセッティングだ、これじゃ公道は走れないかも


↑ 上と同じ車両のリアの様子、リアもかなり低くセッティングされている


↑ 今回の競技車両を見ていると牽引フックが通常の鉄製のものではなくてこういったナイロン製のものが多く見受けられた、JAF公認競技ではやっぱり使用不可?


↑ 昔懐かしいヨタ8、この車なんかは非常にエコな車だと思うだがこういうコンセプトで現代に復活させても良いのではないか?


↑ ランチはB級グルメが出張屋台していたので佐世保バーガー、思ったよりも・・・な味だったし高い感じがした、しかし大きいだけに食べにくい


↑ 光物実用品は意外と少ない出展、ここのは品質が良さそうな感じ、かなり大きなブースで結構目立ってました


↑ ちょっと画像がブレてしまったがサムソンのLEDをアピール、LEDのフォグは他にも散見されたがまだまだ珍しい存在だ


↑ 三菱アウトランダーPHEVのフロント周りのカットモデル、直接三菱の方からお話を伺ったが内容はかなり良さそう、苦心の跡が伺える、エンジン駆動時でEVがオフだとFFになるつまり後輪はモーターのみでの駆動だ


↑ 同じく三菱アウトランダーPHEVのリア部分のカットモデル、リアには機械的な伝達システムは一切無くモーターがあるのみだ、荷室の床下にこういった機材を格納するために床下収納は無い、標準でスペアタイヤは装備されていないがオプションで装備可能


↑ 大阪では受けそうなゴールドとシルバーのスワロフスキーを散りばめた車、なんとベースはメルセデスだ、こういったメーカーの人達は判で付いたように黒いスーツで少し気持ち悪いなんとかならないんだろうか?


↑ こういった遊び心は大切だ、でもせっかく持ってきたデモカーをこういった展示で使ってしまうのも勿体ないと思う心理なのかジョークが少ないと思った、これは少しブラックが入っているが良しとしましょ


↑ まだこういったごっつい後輪のネガティブキャンバーは健在である、この場合はなんせ角度が付いたほうが勝ちということらしい、ええ加減こういった事からは抜け出ないといかんと思うのだが・・・


↑ 1966年から実戦投入されたRA273、ホンダの初期の頃のF1マシン、この頃のF1マシンは空力デバイスが全く無く非常にシンプル、非常に良い状態での保存がなされている


↑ もう病み付きになりそうですがオジサンに目線をくれるサービス精神には脱帽、本当にお疲れさまでございます


↑ もう何のブースだったか分からないところが笑える、サルまで出てきて盛り上げてました


↑ トヨタのFCV-R、水素を燃料にした燃料電池車、2015年に発売できるように詰めを進めているとのこと、トヨタの人に詳しいお話を伺うことができたので別途記事にしようと思う


↑ UP!も多数ドレスアップされた車両が展示されていた、この車両はKWの車高調にOZコンペティションのホイールを履く、UP!についても別途記事にしようと思う



急ぎ足で大阪オートメッセ2013の会場を見て回ったが、機能パーツよりもドレスアップパーツに人気があった印象だ。また大阪ではモーターショーが開催されないのでトヨタをはじめ車両メーカーブースが多数出展していたのが印象的だった。
今回はiPhoneでの撮影なので画像についてはお許しいただきたい。ちなみにiPhoneの画像を自然に見えるようにソフトで多少加工している。


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四駆と雪…

私の住んでいる関西地方の真ん中では雪が降って積もる事はほとんど無い。今朝は珍しくうっすらと雪が積もったので雪のお話である。

またまた昔話で恐縮だが若い頃は雪をわざわざ求めて車で山奥まで走ったものである。ラリーをやっていた時期もそうだったし、その後四駆に乗り換えてからも良く行っていた。

四駆に乗っていた理由には冬のスポーツが大好きだった事が大きい。ボードではなくスキー(当時まだボードは無かった!)をするためにスキー場へ良く通ったものだ。

当時スキーをするため雪が降ったら喜び勇んでスキー場へ出掛けていた。やはりμの低い路面での四駆の安心感は絶大なものがある。チェーンは常に4つ装備していざとなると四輪に装着する、これは凍結路以外なら効果絶大で概ねどこでも走ることができた。

しかし、四駆だからと言って安心は禁物である、基本的に登りは良いのだが下りは車が重いだけに手こずることが多い。何度か峠でえらい目にあったことがある。
峠の登りはなんとか登れるので良いのだが、下りになるとタダの重い車であり、この事が最大の厄介ごとなのだ。この場合は四駆のメリットを発揮する事が出来ないというよりも重い車というデメリットが前面に出てしまう。

峠の下りで凍結していると当然の事ながら止まれない、一度そうなるとグリップの効く所まで滑って行くしか無いのである。何度かこの状況に陥ったが、たまたまグリップが回復して止まる事が出来たので現在ブログを書く事が出来るというわけである。

つまり車の場合は峠を登るための駆動輪と峠を下るためのブレーキ輪(あえてこう呼んでみた)は別問題という事だ。元々ブレーキは四輪に効き、前後のバランス調整がされる。また現代ではABSという素晴らしい装備もあるので、通常では人間が操作するよりも良い結果を簡単に得る事が出来る。

この走ると止まるのバランスが現代の最新の車でもまだまだ取れていないのではないだろうか?車技術としては止まる側はABS、走る側はトラクションコントロールというわけだ。

この季節、雪を見て思い出したんですが四駆に乗っている方も止まる側は安心は禁物です十分に安全に気を付けて下さい。ご安全に!

↑ 別にGolf5Pirreliでスノーアタックをしたわけではないが雪に遭遇した図、この季節過信は禁物なのでご安全に!



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ホンダ「Type-R」その4

Type-Rシリーズを書いてきたが最後に番外編を書いておこうと思う。

広い意味でType-RのシリーズにS2000も含めて書いてきたが、これにあえて加えるなら以前にも書いたがアコードユーロRのシリーズだ。

車のコンセプトは異なり、サーキットで楽しむというType-Rに対して、よりGT(グランドツーリング)寄りのコンセプトを持った車である。
ボディー形状もセダンであるし、その装備も普通の車と変わらない。そこにホンダらしさを散りばめた、エンジンは基本的にType-Rとほとんど変わらないのだがチョコっとだけ異なる。
初期のモデルであるCL1は排気量が2200ccHA型+5速MTであったが、その次のCL7では2000ccのK型+6速MTが搭載された。パワーは共に220馬力ある。エンジンのチューニングは多少異なるがType-Rと同じあのK型である。惜しい事に車重がType-Rよりは重く、やはりグランドツーリング的な性格ではある。

↑ CL7アコードユーロR、落ち着いた感じの渋いセダン、これでもう少し軽ければ言うこと無しなのだが、個人的には結構好みだ、画像はメーカーサイトより拝借


装備もType-Rよりは少し大人を意識したもので渋い色のレカロシートでリアシートと色が合わせてある所がポイントだ。
個人的には外観が全く普通のセダンである事でいかにもという感じがなく、まさに羊の皮を被った狼というところで非常に好みだ。

↑ CL7ユーロRのシート、インテリアの色目を合わせたコーディネート、落ち着いた感じだ、やっぱりレカロは良い、画像はメーカーサイトより拝借


また初期型のCL1にはアコードの兄弟車としてのトルネオがあり、数も少ない事もあって世間的には認知度が低いのではないか?中古車市場でも比較的安い価格で手に入る車だ。
↑ CL1の兄弟車のトルネオ、基本的にはアコードと同じだ、画像はメーカーサイトより拝借


これらの車もホンダが熱い車の方向性をサーキットからグランドツーリングに広げて世に問うたモデルであり貴重な存在だと思う。

クルマ選びの参考になれば幸いである。
しかし最近は熱い車が少なくて選択肢が少ないのが少し悲しいと思うのである。


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ホンダ「Type-R」その3

Type-Rの事を書いてきたが一番最後のType-Rの事を忘れていた。

現在のところ最後のType-RはFD2シビックとなる。この車も惜しい事に既に生産中止となっている。
この車は普通のセダンボディーを持っており今までのType-Rとは異なる成り立ちだ。ボディーはそれまでよりもさらに拡大し、大きく重くなりはしたが、剛性感はさらにしっかりしたものになっていると思う。

↑ やはりType-Rにはサーキットがよく似合う、こうした熱い車が少なくなってしまったことは残念だ、また復活してほしい、他のメーカーも見習ってほしいものだ、画像はメーカーサイトより拝借


個人的には3回ほど試乗に出かけたがエンジン、ミッション、ステアリング、ブレーキは素晴らしい出来だ。今までに無い4ドアセダン形状のボディーについても大振りだが剛性感に溢れガッシリとしていてとても安心感のあるものだ。ただしヒラヒラ感は少ない。

一番の問題点は4ドアセダン形状にもかかわらす、後席に乗る人を一切考えない乗り心地であろう。かなり硬くて前席はともかく後席は全く実用的では無い、後席に乗る人から文句が出るのは必須である。この原因は硬いサスペンションと18インチのタイヤホイールも大きな要素だ。サーキット性能を求めたためにこの辺りの快適性を犠牲にしてしまっている。
純正装着タイヤもスペシャルであり、見るからにレーシングタイヤのようなパターンをしている、実際のグリップも強力で18インチである事も加わって素晴らしい出来だが非常に高価なタイヤとなってしまっている。
フロントサスペンションはストラットだが前モデルとは異なり普通のストラットになった。


↑ 個人的にはこのシルバーのFD2が好みだ、おっさんには渋くて良い感じ、ウィングも小さいものに交換したい、画像はメーカーサイトより拝借


エンジンはK型がさらに熟成されてType-Rらしいものとなっている。低速のトルクもあるし中回転から高回転は気持ちの良いフィールでNAとしては卓越したエンジンだと思う。

純正状態でフロントにトルセンLSDが入っており、低いギアでのフル加速時には現代の車には珍しくトルクステアが顔を出す。

室内ではシフトノブの位置が悪くドライバーから遠いので、これには慣れる必要がある。シートについても今までのレカロからホンダオリジナルのシートに変更になり座り心地が異なるが、相当研究した跡が伺えるシートとなっている。
その他はシビックのセダンの他のモデルと同様だ。

FD2シビックはまだ新しい事もあり中古車市場ではまだまだ価格が高止まり状況だ。もう少し価格がこなれてくれば、ボディーもしっかりしているので狙い目の車だと思う。

いずれにしてもType-Rが時代に合わせて形を変えてきたが共通するのは熱い走りへのこだわりだと思う。他にこういった車は類を見ないため歴代のType-Rが人気のあるのは良く理解できる。こういったこだわりのある車を是非復活して欲しいし他のメーカーも出して欲しいものだ。

今日はこのへんで

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