トヨタ「Yaris Hybrid-R Concept」、結構すごい内容

トヨタから「Yaris Hybrid-R Concept」が発表になっているが正式にはフランクフルトモーターショーで発表される見込みだ。

最初に聞いた時に420HP!って使いこなせないじゃないか!、と思ったのであまり重要視してなかった。改めて内容を調べてみたら、これがまた凄いというか大変凝った内容でまんまレーシングカーのロードゴーイングバージョンだった。そして装備も豪華なようだ。

現在分っているスペックは次の通り
エンジン:TMG Global Racing Engine、4気筒1.6Lターボ300HP、フロント駆動
モーター:60HPモーター×2、左右独立リア駆動、エンジンとミッションの間に3個目のモーターがありトラクションコントロールの働きを行う
システム最大出力:420HP、e-4WD
タイヤ:225/40 R18 ミシュラン パイロットスポーツ カップタイヤ
ホイール:TRD 18インチ
ミッション:6速シーケンシャル
ブレーキ:前6ピストン、後4ピストン
電池:スーパーキャパシタ(リアシート下)
シート:レカロ、アルカンターラ
ステアリング:アルカンターラ
制御:「ロード」モード/「トラック」モードあり、トルクベクタリング
その他:グランツーリスモとの接続機能付き(走行状態をグランツーリスモ上で再現できる)

TMG Global Race Engine スペック
排気量:1595cc
燃料供給システム: Direct Injection(200bar以上)
ターボ:Garett GTR2560R(最大ブースト圧2.5bar)
リストラクター:33mm
最大馬力:300HP/6000rpm
最大トルク:420Nm
最大回転数:7500rpm


画像も交えて見てみよう。

↑ トヨタ「Yaris Hybrid-R Concept」のフロント画像、グリルの開口部の大きさが只事ではない、外観を見る限りはそれほどノーマルとの違いが判らない、トヨタマークがハイブリッド仕様のブルーだ、画像はネット上から拝借


↑ トヨタ「Yaris Hybrid-R Concept」のサイド画像、3ドアボディーは少しだけスポーティーだ、タイヤサイズは225/40R18、ドアの部分にRの文字が見える、細部までデザインも詰められている、市販を前提としていてかなり完成度が高いのかもしれない、画像はネット上から拝借


↑ トヨタ「Yaris Hybrid-R Concept」のサイドのアップ、Rの文字の下にドア周りの空力パーツが見える、こんな部分にまで手を入れているとは驚きだ、想定する速度域が非常に高いのが分る、画像はネット上から拝借


↑ トヨタ「Yaris Hybrid-R Concept」のリア画像、リアは比較的シンプル、マフラーはシングルのセンター出しでデフューザーに埋め込まれているようだ、画像はネット上から拝借


↑ トヨタ「Yaris Hybrid-R Concept」のヘッドライト部分、なかなか凝った造形のフロントバンパーがガンダムチックだ、ヘッドライトはYarisハイブリッドと同じと思われる、画像はネット上から拝借


↑ トヨタ「Yaris Hybrid-R Concept」のタイヤホイール、タイヤは225/40 R18 ミシュラン パイロットスポーツ カップタイヤが付く、ホイールはTRD製、かなり大きなブレーキローターが見える、これまたかなり大きなブルーのキャリパー(フロント6ポット)が見える、ドアパネルがノーマルと同じだとしたらフロントフェンダーは太いタイヤを収めるために拡張されているのだろう隙間が面白い、画像はネット上から拝借


↑ トヨタ「Yaris Hybrid-R Concept」、これが「TMG Global Race Engine」と呼ばれるレースやラリーで使うために作られたエンジン、1.6Lから300HPを絞り出す、エキゾーストマニーホールドが素晴らしいのとターボがデカいのが目につく、それ以外と普通っぽい、画像はネット上から拝借



↑ トヨタ「Yaris Hybrid-R Concept」の動作説明図、リアにはインホイールに近い形で左右独立してモーターが配置される、その間の後席下にあるのがスーパーキャパシタ、フロントにはエンジンとミッションの間に第3のモーターがある、こいつがモーターになったりジェネレーターになったりしてトラクションコントロールの働きをするらしい、姿勢制御もこうした仕組みで行う、画像はネット上から拝借


こうして内容を見てみるともうすぐにでも市販できるのではないかと思うぐらいの出来映え。
また最初に懸念していた420HPというパワーは様々な制御等で一般人でもなんとかドライビングできるのではないかと思える。
室内装備に関しても画像は無いがシートはレカロのようだし、それもアルカンターラを用いた豪華なモノになっているようなのだ。
これだけの仕組みと装備を持った車だから市販するのであればそれなりの価格にはなってしまいそうだがよく練られているのではないだろうか。

今日はこのへんで

では


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