2013年ジュネーブモーターショーで発表されていたAUDI「RS Q3」はヨーロッパではもうすぐデリバリーが始まる。
本来のQ3は日本でも発売済のコンパクトなサイズのクロスオーバーで、そのボディーに見合ったそこそこの動力性能を持っている。それをRSシリーズに組み入れてしまったモデルでQシリーズでは初のRSモデルだ。RSシリーズと言えばAUDIでも最も強力なラインで過激な車がひしめいている。「RS Q3」はRS5/RS6/RS7と共に新世代のRSシリーズの一角を占めるという訳だ。
当初コンセプトカーとして発表された時点では360psであったのが市販モデルでは310psにダウンしている。もっとも310psでもかなり強力なのは言うまでもないがちょっとしたスポーツカー並みのパフォーマンスを発揮している。
さっそくスペックを見てみよう
ボディサイズ:全長4,410×全幅1,841×全高1,580mm
ホイールベース:2,603 mm
トレッド 前/後:1,571 / 1,577 mm
重量:1,730 kg
トランク容量:356-1,261リットル
エンジン:2,480cc 直列5気筒 直噴DOHC ターボ
最高出力:228kW(310ps)/ 5,200-6,700 rpm
最大トルク:420Nm/ 1,500-5,200 rpm
トランスミッション:7段S tronic
駆動方式:4WD
サスペンション:標準より25mmダウン
タイヤホイール:標準19インチ、オプション20インチ
0-100km/h加速:5.5秒
燃費(NEDC値):8.8L/100km
CO2排出量:206g/km
価格:54,600ユーロ
↑ AUDI「RS Q3」のフロント画像、グリルがハニカムとなっている以外はそれほどRSシリーズという主張は少ない、ホイールアーチの黒い樹脂パーツが無くなっていて車高が少し低い、この黄色のカラーは個人的には好みの発色だ、画像はネット上から拝借
↑ AUDI「RS Q3」のフロント画像その2、少し腰高なA3スポーツバックといった風情だ、ホイールが流行の黒いホイールを履く、サイズは標準が19インチ、オプションで20インチとなるがタイヤサイズは不明、画像はネット上から拝借
↑ AUDI「RS Q3」のリア画像、リアも比較的大人しい、デフューザーが控えめに装着されている、マフラーは太いが1本出しだ、スポイラーも小さなものが付く、画像はネット上から拝借
↑ AUDI「RS Q3」のリア画像その2、ノーマルQ3と同じだがリアハッチの傾斜が比較的強く付いていてスポーティーな印象、ノーマルQ3の全幅が1830mmだから少しだけ幅が広がっていてフェンダーが膨らんでいる、画像はネット上から拝借
↑ AUDI「RS Q3」のインパネ画像、ステアリングやシフトノブ、ペダルにスポーティーなものを使っている、室内も特別にRSを意識する部分はそれほど無い、シートがキルティングのいかにもAUDIらしいシートになっている、画像はネット上から拝借
↑ AUDI「RS Q3」のリアシート画像、黒革でもキルティングが入るだけでも特別感が出ていい感じだ、リアシートは平板な印象だが実用性の高そうな後席だ、画像はネット上から拝借
↑ AUDI「RS Q3」のトランク画像、ここはノーマルのQ3と変わらない、ハイパフォーマンスにもかかわらず非常に実用性の高い車だと言える、画像はネット上から拝借
↑ AUDI「RS Q3」のエンジン画像、赤いヘッドカバーが特徴的でその気にさせる演出、ノーマルとは全く異なるレイアウトとなっておりここだけはスペシャル感が満載だ、ごっついインタークーラーがこのエンジンの素性を物語る、画像はネット上から拝借
↑ AUDI「RS Q3」のドライブトレイン画像、赤ヘッドに赤スプリングで高性能を主張しているのか、ホイール形状が異なるがこれが標準ホイールなのか、画像はネット上から拝借
見てくれはそれほどRSを意識させない外観となっており通好みの車となっているように思う。さりげなくコンパクトな高性能のクロスオーバーに乗りたい方にはうってつけのモデルだ。クロスオーバーで高性能な車はどうしてもサイズが大きくなりがちで取り回しに気を使うので普段使いにも十分いけそうなモデルである。実用性が高いのでこれ1台でも十分なので家庭とスポーティーカーライフを両立させるためには賢明な選択肢となると思う。
日本導入はいつ頃になるのだろうか楽しみだ。
今日はこのへんで
では
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