ルノー「キャプチャー ROUSSILLON」の色のセンスには参った

2014/9/5
最近ルノーから「キャプチャーROUSSILLON(ルシヨン)」という限定車が日本で発売された。

この車を見て全く参ってしまった。なんと凄い色のセンスをしているのだろうと思った。それも本国ではなく日本での限定モデルなのでなおさらだ。限定で150台ということだが、はたして売れ行きはどうなるのだろうか?

ルノー「キャプチャー」自体は以前に紹介したのだが、ノーマルモデルでもかなりのインパクトのある車だ。ルーテシア(クリオ)の車台を利用してクロスオーバー風味に仕立てた車だ。感心するのはそのカラーで渋カワイイという感じのセンスのカラーバリエーションとなっている。それをもっと過激にもっとコントラストをきつくした限定モデルなのだ。

日本でもこうしたツートンカラーの車、特にルーフの塗り分けは一般的になってきたと思う。Miniなんかは最初からこういった塗り分けはあるし、最近の国産車ではN-ONE、スイフトスタイル、ハスラー等々の例がある。塗り分けられた車が受け入れられる土壌は十分ある訳だ。しかしながら今回のROUSSILLON(ルシヨン)はちょっと強烈だ。TomTom的にはこうした強烈なインパクトのある車を日本に投入するルノーって会社に敬服してしまう。日産は色に関しては、これまでにアグレッシブなことはない、社長が同じ会社とは思えないのだ。


まずは画像を見てみよう


↑ ルノー「キャプチャーROUSSILLON(ルシヨン)」のカラーバリエーション、限定150台ではあるがこうした強烈な印象のカラーバリエーションを市場投入する神経が凄い、TomTom的にはちょっとこうした色の車が欲しくなってしまったのだがお金はあっても選択するには勇気がいるかもしれない、ルーフがオレンジというのが今回のミソだろう、こんな車は見たことが無い、クロスオーバーとしてこの色でキャンプは似合わない気がする、画像はメーカーサイトより拝借



↑ ルノー「キャプチャーROUSSILLON(ルシヨン)」のインパネ画像、室内はごく普通な眺めアクセントからはあるがノーマルとそれほど変わらない印象だ、やっぱりキモは強烈な外観だろう、画像はメーカーサイトより拝借



↑ ルノー「キャプチャーROUSSILLON(ルシヨン)」の各部の画像、全体的にポイントカラーのコーディネートができている、ルーフのオレンジも強烈だがそれはブラックにオレンジだからこそ凄いと思う、それにもう一つの色も凄い、ホワイトにオレンジなのだ、この組み合わせは今までになかった組み合わせだと思う、画像はメーカーサイトより拝借




最近トヨタからマークXのイエローレーベルという限定車が出たのだが、これが彩度の高いイエローなのだ。これだけでも保守色の強いマークXでは画期的な事だ。まぁ国産車ではこんなレベルなのだが、ヨーロッパの車でも特にルノーは最近ぶっ飛んだ色使いが多くなっていると思う。どこからかというの現行のルーテシア(クリオ)辺りからだろうか。ライフタイムデザインコンセプトと呼んでいるデザインの一環なのだろうか。いずれにしてもこうした試みは素晴らしいことだ。日本のマーケットにも刺激を与えることだろう、なんせ国産車の色はつまらなすぎるからだ。



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「TRD Proシリーズ」というTRDのもう一つの顔

2014/9/1
TRDと言えば日本で言うとトヨタワークスのチューニングメーカーで競技の分野では名が通っている。

コンプリートカーで言うと日本ではヴィッツRacingや86Racingを作っているので知っている人も多いと思う。TRDはそういう意味では大昔から競技用のパーツを供給しているメーカーだという認識が大多数だと思う。いつからだったか失念したが一般用のパーツとしてWayDo等も作っている、これはミニバンやワゴン用もラインアップする。
ところがアメリカでは86のコンプリートカーだとか今回紹介するSUVのコンプリートカーを手掛けているのだ。

「TRD Proシリーズ」はタンドラ、タコマ、4ランナーに設定されたパーツ類なのだ。タンドラの場合はフロントトラベルは2.0インチアップの10.5インチ、リアトラベルはは1.25インチアップの9.5インチとなっている。ダンパーはTRDビルシュタインショックとなっていて別タンク式のものが用意されていてかなり本格的な仕様だ。

↑ 「TRD Proシリーズ」はタンドラ、タコマ、4ランナーに設定されている、見るからにタフそうな面構えだ、アメリカではこうした砂漠というかダートを探すのに苦労しないというか何十キロいや何百キロも続くダートを走る場合もあり得る、タフでそれなりの信頼性が求められる訳だ、こうした使い方がされる国は限られるだろうが4WD乗りには頼もしい限りだ、画像はメーカーサイトより拝借



↑ 「TRD Proシリーズ」、専用のボディーパーツが装着されTRD Proのロゴが刻まれる、こうした演出は4WDならではのものだろう、画像はメーカーサイトより拝借



↑ 「TRD Proシリーズ」、マフラーは専用のものが装着される、タンドラの場合5.7LのV8を積んで381HPを発揮する、画像はメーカーサイトより拝借



↑ 「TRD Proシリーズ」の足回り、TRD Bilstein shocksが装着される、画像を見ると別タンク式となっており拡大されたストローク量に対応している、なかなかマニアックで性能とルックスを実現していると思う、画像はメーカーサイトより拝借


↑ 「TRD Proシリーズ」のタイヤホイール、専用の17インチホイールが装着される、これはタンドラ用、画像はネット上から拝借、チラッと除くキャリパーがホイールギリギリで4WDでは珍しい、画像はネット上から拝借



↑ 「TRD Proシリーズ」の4Runner画像、押し出しの強いグリルとスキッドプレートでかなりアグレッシブなフロント、外観だけでは無くキチンと性能を追求しているところがイイ、画像はメーカーサイトより拝借



↑ 「TRD Proシリーズ」のTacoma画像、ドア下のガードが付かないところが通っぽい、タイヤのボリューム感とホイールのビートロック風の部分がポイント、画像はメーカーサイトより拝借


↑ 「TRD Proシリーズ」のTundra画像、こちらも非常にアグレッシブなフロント、アメリカではこうした車両が必要とされるのが凄いところ、日本でもダートはあるが大きいし燃費も悪そうだし持て余しそうな雰囲気だがこれもお国柄だろう、画像はメーカーサイトより拝借



TRDもアメリカでは非常に存在感を出している。日本では最近はハードな部分やコンペティティブな雰囲気は好まれないのか過激なパーツや車は出ていない。個人的にはTRDと言えば本格志向のパーツメーカーなので本物感をを大事にした展開をして惜しいと思う。


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トヨタ 新型ハイランダー、大柄だがよくまとまっている

2014/08/28
日本では以前クルーガーという名前で販売されていた車なのだが、アメリカではハイランダーというネーミングだ。

アメリカのみで販売されていて、ヨーロッパでは販売されていない。全体的に良くまとまった外観で好感が持てるものとなっている。画像を見ると3列シートのクロスオーバーであり、各所に工夫が凝らされて使いやすそうな印象だ。

サイズは全長4853mm×全幅1925mm×全高1729mmでかなり大型な車だ。エンジンは2.7L4気筒ガソリン185hp、3.5LV6ガソリン270hp、3.5LV6ハイブリッド280hpの3種が用意されている。

↑ トヨタ「Highlander(ハイランダー)」のフロント画像、キーンルックとも少し違うフロントグリル、全体的に少し丸みを帯びてコロっとした感じ、画像はメーカーサイトより拝借



↑ トヨタ「Highlander(ハイランダー)」のカラーバリエーション、渋い色ばかりだが大柄なのでそれを意識したものとなっている、アメリカではこういった色が好まれるのだろうか、緑や灰系統が無い、画像はメーカーサイトより拝借


↑ トヨタ「Highlander(ハイランダー)」のリア画像、リアフェンダーからリアハッチにかけてはスポーティーな印象、全長が長いが間延びした印象を与えずに済んでいる、画像はメーカーサイトより拝借


↑ トヨタ「Highlander(ハイランダー)」のインパネ画像、一見シンプルにまとまったインパネで好感が持てる、ゴテゴテせずに飽きが来ないデザインではないか、サイズはタップリとしている、画像はメーカーサイトより拝借


↑ トヨタ「Highlander(ハイランダー)」のリアハッチ画像、リアハッチはガラス部分のみ開くことが可能、アメリカでは必須の装備、3列目にワンコが乗っている、画像はメーカーサイトより拝借


↑ トヨタ「Highlander(ハイランダー)」のルームミラー画像、ファミリー層には受けそうな装備の一つ、後席の子供の様子を確認することができる、日本でも付いていた車種があった記憶有り、ファミリー層へのアピールが多くある、画像はメーカーサイトより拝借


↑ トヨタ「Highlander(ハイランダー)」のラッゲッジ画像、3列目と2列目の片側のみを倒して長物を積むことも可能、便利そうな荷室だ、画像はメーカーサイトより拝借



サイズは大柄だが非常に良く練られてまとまった車だ。外観のデザインも好感の持てるものだし、随所に使い易そうな装備が採用されている。いかにもクロスオーバー好きのアメリカ人に受けそうだ。アメリカとのファミリークロスオーバーのサイズ感の違いが面白い。

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メルセデス 新型Cクラス エステート おさらい

2014/08/26
新型のメルセデスCクラスが世界中で好評だ。

さすがにメルセデスが気合を入れて作っただけに先行して発売されているセダンは非常に評判が良い。

次にやってくるのはそのワゴンタイプ、Cクラス エステートと呼ばれる。すでにヨーロッパでは発売開始されている。個人的にはこのエステートの方が良くまとまったデザインで新型Cクラスにはマッチしているのではないかと思っている。
↑ メルセデス新型Cクラス「エステート」、上からAMGライン/スポーツ/SEの各グレード、フロントは少し重たいデザインだがリアはオーソドックスでクリーンな印象、画像はメーカーサイトより拝借




新型Cクラス エステートはセダンと同様の運動性能を確保できているのだろうか。これは乗ってみないことにはなんとも言えないが、メルセデスのことだからワゴンボディーでもセダンと遜色の無いレベルまで仕上げているのだろう。

ボディーサイズは全長 4,702 × 全幅 1,810× 全高1,457mmとなっている。個人的には特に全幅が全長の割りには狭いので日本では使いやすいのではないかと想像する。

ヨーロッパではワゴンボディーは実用性が確保できていないと話にならない。さすがに長いバカンスを楽しむだけあってこういった車本来の機能に対しては容赦ない。実際にラゲッジルームの画像を見てみてもスクエアで段差が無く使いやすそうだ。

実用性を備えた上に運動性能、安全性、経済性、それにメルセデスとしてのブランディングの集大成となる車だ。なんせ一番台数の出るドル箱である。









日本にこの新型Cクラス エステートがいつ導入されるのかは、年内との噂もあるがまだハッキリと分かっていない。導入されるとこのクラスのみではなく、一つ上のクラスまで巻き込んだ台風の目となりそうだ。目が離せない。


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日本未導入FF280馬力シリーズ第2段、Vauxhall「ASTRA VXR」

2014/08/20
まぁだいたいのところFFでは約300馬力が限界ではないかという説がある。

いくらハイパワーでもトラクションを路面に伝えることができなくて宝の持ち腐れになってしまうからなのだ。市販車もおおむね280馬力くらいが上限となっているようだ。これは競技の世界でも同様でWTCCのマシンもおおむねこの辺りの馬力となっている。思うに、もっと優秀なトラクションコントロールがあれば馬力を上げれるかもしれない。ホンダの新型シビックType-Rも一説に280馬力と言われているが、どうしてもこの辺りが限界のようだ。

今回は日本に入っていないFF280馬力の第2弾としてボクスホール「ASTRA VXR」を紹介しよう。
スペックは次の通り。

エンジン:ガソリン2.0L16V直噴ターボ
最高出力:280PS
最高トルク:400Nm
燃費:コンバインド12.3km/L
最高速度:248km/h
0-60mph加速:5.9秒
ミッション:6速MT、機械式LSD
ブレーキ:ブレンボ
タイヤホイール:標準19inch、オプション20inch


↑ ボクスホール「ASTRA VXR」フロント画像、フロントはプジョー、リアはルノーって印象の外観、良く走りそうなデザインで躍動感がある、画像はメーカーサイトより拝借


↑ ボクスホール「ASTRA VXR」リア画像、リアハッチはちょっと無国籍な感じ、フロントフェンダーに穴は開いていないようだ、リア下部にはお決まりのデフューザーが付く、マフラーはオーソドックスに左右2本出し、画像はメーカーサイトより拝借


↑ ボクスホール「ASTRA VXR」タイヤホイール画像、これはオプションの20インチだろう、キャリパーは黒いがブレンボのたぶん対向4ポット、ディスクはドリルドだ、真横から見るとフロント部分は結構複雑な形状をしている、ドアのキャラクタラインが珍しい形状だ、画像はメーカーサイトより拝借


↑ ボクスホール「ASTRA VXR」室内画像、シートは立派なバケットシート、たぶんレカロ、全体的にスポーティーな黒一色の渋い内装、高級なスポーティーと言ったところか、画像はメーカーサイトより拝借


↑ ボクスホール「ASTRA VXR」インパネ画像、ステアリングホイールは多少偏心している、下部もこれまた僅かにDシェイプ、ステアリングホイールのカッコは良くない、センターコンソール部はスイッチ類が多くゴチャゴチャしている、シフトは6MTだ、画像はメーカーサイトより拝借



しかしヨーロッパって何故こういう車が登場してくるのだろう。こういう車とは、3ドアハッチバックでパウルなエンジン、そしてマニュアルミッション、それでいて程度高級なのだ。日本ではかなり前に絶滅した種族で現在では存在すらしない。純粋に走るために、楽しむために所有するという文化が根付いている、というところがうらやましい限りだ。
このシリーズはまたFFで速い車を見つけたら書いてみようと思う。



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SALEENというメーカーの過去と未来、久々のニューモデル「FourSixteen」

2014/08/19
SALEENと言えば、アメリカでストックカー(市販車ベースのレースカー)を手掛けるコンプリートメーカーという記憶なのだ。

そのSALEENが久々にニューモデルを発表している。その車は「FourSixteen」とネーミングされて、なんとそれはEVなのだ。中身はテスラモデルSをベースとしている。個人的な印象だがアメリカンマッスルの権化というべき存在のSALEENがEVを手掛けるなんて時代も変わったなぁと感じる。


↑ SALEEN「FourSixteen」全体画像、あまりSALEENさが感じられないのは昔の印象が強すぎるからか、416PSと600Nmを発揮するこれはオリジナルのテスラSと同じだ、フロント周りが専用になっておりテスラSとはかなり異なる印象を与える、画像はメーカーサイトより拝借



↑ SALEEN「FourSixteen」リア画像、リアはオリジナルと全く変わらないように見える、全く同じというのはどうなんだろう、画像はメーカーサイトより拝借


↑ SALEEN「FourSixteen」サイド画像、こちらもオリジナルのテスラSと変わらず、相変わらず伸びやかな綺麗なシルエットを見せる、最初から車高が低くかなりカッコいい、確か19インチのタイヤホイールのはずだが非常に大きく見える、画像はメーカーサイトより拝借


↑ SALEEN「FourSixteen」室内画像、これまたオリジナルのテスラSと同様に17インチのディスプレーが付くセンターコンソール部分、個人的にはこうしたタッチパネルのマンマシンインターフェースには賛成しかねる、ブラインドタッチができることが必要条件だと思うからだ、画像はメーカーサイトより拝借



発表されている画像を見て少しがっかりだ。オリジナルのテスラSとほとんど同じからだ。フロント部分がオリジナルのようだが、その他の部分は全く同じなのだ。これではSALEENが手掛けたという特色が出ないではないか。



ここで終わってしまっても面白くないので現行SALEENの各モデルの画像を見てみることにする。

↑ SALEEN302、625HP 302ci Supercharged 5.0L V8、6MTが標準、オプションで6ATもある、画像はメーカーサイトより拝借


↑ SALEEN570、570HP 348ci 5.7L Supercharged V8、6MTが標準、オプションで6ATもある、画像はメーカーサイトより拝借


↑ SALEEN620、575HP 378ci Supercharged 6.2L V8、6MTが標準、オプションで6ATもある、画像はメーカーサイトより拝借


↑ SALEEN「George Follmer Edition」、High Revving 302 Engine[7,500RPM Redline]495HP/7,300RPM、5.0Lが7,500回転レブリミットというのが凄い、このモデルは非常にコンペティティブな作りをしていて古き良き時代のアメリカンマッスルスポコンとも言うべき車、SALEENってやはりこういうイメージだと思う、画像はメーカーサイトより拝借




今回発表になったSALEEN「FourSixteen」はテスラSそのまんまだが、これはこれでこうしたスペシャルな自動車メーカーの行く先を示しているとも言える。マッスルだけでは生き残れないという意思が働いてEVとなっているのだろう。しかし既に築き上げたSALEENのイメージが崩れないようにしないとブランドとしての価値が無くなる。この時代ブランディングは大変難しいことになっていると実感した。SALEENには是非とも頑張ってほしいものだ。



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