2015上海モーターショー向けにシトロエンがクロスオーバーの新たなコンセプトモデルを発表した。なんとその「Aircross Concept」はGショック風なボディーが特徴だ。
シトロエン「Aircross Concept」は3つのコンセプトを持つ
シトロエンはクロスオーバーとして「C4 Cactus」を既に製品化済だが、今回の「Aircross Concept」はその延長線上にある。そして次の3つのコンセプトを上げている。A SINGULAR DESIGN PHILOSOPHY:力を秘めたポジティブなSUVである事
AN INVITATION TO TRAVEL:快適に旅に出かける事
TECHNOLOGICAL INTELLIGENCE:旅に出かけるにあたって乗員が快適な環境を提供する事
シトロエン「Aircross Concept」のスペック
現在分かっているスペックは次の通り。
ボディー構造:Alloy Bumps
サイズ:全長4,580mm×全幅2,100mm×全高1,730mm
ホイールベース:2,800mm
パワートレーン:プラグインハイブリッド
ガソリンエンジン:1.6L、218bhp/275Nm
モーター:95bhp/200Nm
EV走行可能距離(ZEV):50km
タイヤホイール:コンチネンタル275/42R22
0-100km/h:4.5秒
燃費:58.8km/L(MVEG combined)
CO2排出量:39g/km
シトロエン「Aircross Concept」の画像
それでは画像を見てみよう。
↑ シトロエン「Aircross Concept」のフロント画像、フロントマスクは最近のシトロエンの顔つきだ、全体的に丸くて角張ったところが無いデザイン、前後左右のボディー下部にGショックのようなプロテクターが装備されるのが新鮮、画像はネット上から拝借
↑ シトロエン「Aircross Concept」のフロント画像その2、最近のクロスオーバーの定石通りフェンダーアーチには黒い樹脂のフェンダーが装備される、パワートレーン自体はガソリンとモーターのプラグインハイブリッドだ、チラッと見えるフロントのブレーキは対向4ピストンだろうか、画像はネット上から拝借
↑ シトロエン「Aircross Concept」のサイド画像、真横から見ると3ドアハッチバックのように見えるがリアドアがある、サイドの下部にあるプロテクターが特徴的だ、ドアノブの形状が面白い前後のドアに重なっている、タイヤホイールは275/42R22のコンチネンタル特性タイヤを履く、画像はネット上から拝借
↑ シトロエン「Aircross Concept」のサイド画像ドアを開けたところ、なんと前後のドアは観音開きとなっていて乗り降りはし易そうだ、サイドシルにボディー下部のプロテクターに合わせたへこみがあり空気の流れをコントロールしている、画像はネット上から拝借
↑ シトロエン「Aircross Concept」のリア画像、リアは凄く丸い、プラグインハイブリッドなのに左右2本出しのマフラーを備えるところが可笑しい、この部分もGショック風のプロテクター形状だ、ウェストラインから上は通常のシトロエンのような感じだ、やはりフランス車のデザインには脱帽する、画像はネット上から拝借
↑ シトロエン「Aircross Concept」のインパネ画像、近未来的なインパネだ、ステアリングホイールは上下がフラットな形、ステアリングホイール越しに見えるメーターはディスプレーとなっている、その横にあるディスプレーは12インチで移動が可能だ、センターコンソールも独特のデザインで丸くてスライドする、ホワイトにオレンジのアクセントが効いている、画像はネット上から拝借
↑ シトロエン「Aircross Concept」の室内画像、4シータでセンターに大きなトンネルがあるタイプ、天井は大きなグラスルーフになっている、シート形状がWRCカーのような形状でかつ色が斬新だ、このシートの頭部の部分には乗員同士がコミュニケーションできる通信装置を備える、シートベルトはどのように締めるのだろう、画像はネット上から拝借
最近のフランスのクロスオーバーは丸くてカワイイのが多い
以前にもルノーのクロスオーバーコンセプトである「KWID コンセプト」を紹介したが、フランス車のこういったセンスは抜群だ。今回のシトロエン「Aircross Concept」はさらに完成度が高く、今にも発売できそうな雰囲気なので期待が持てる。
今回はこのへんで
では