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アウディ「TT Clubsport Turbo Concept」、電動ターボの第2弾登場

2015/05/15
アウディの電動ターボは昨年「RS5 TDI コンセプト」で発表され、その有利性にビックリしたものだ。その第2弾として「TT Clubsport Turbo Concept」が発表された。何と言っても電動ターボが最大のトピックだが、もし実用化されればターボ嫌いの人も全くターボだと気が付かないエンジンが出来上がるだろう。


「TT Clubsport Turbo Concept」のスペック

「RS5 TDI コンセプト」は3.0LのV6エンジン385psだった。今回の「TT Clubsport Turbo Concept」アウディ得意の2.5L直列5気筒TFSIエンジンで勝負してきた。その出力はなんと600hpとなって、計算してみると1Lあたり240psとなるからターボとはいえ凄まじいチューニング度合だ。

サイズ:全長4,330mm×全幅1,970mm(ベースモデルより140mmワイド)
エンジン:2,480cc、直列5気筒、ガソリンTFSI
最高出力:600hp
最高トルク:650Nm/3,000~7,000rpm
ミッション:6MT
車重:1,396kg
0-100km/h加速:3.6秒
最高速度:310km/h
駆動方式:クワトロシステム(4WD)
タイヤホイール:9.5Jx20インチ、275/30R20
ブレーキ:カーボンファイバーセラミックディスクローター、フロント370mm
リアウィング:手動で調整可能、CFRF製
「TT Clubsport Turbo Concept」のリア画像
↑ 「TT Clubsport Turbo Concept」のリア画像、オリジナルよりも全幅を140mm拡大されたボディーがGTカーのようだ、リアのフェンダーからリア部はまるでレーシングカー、非常に効果的なホイール直後のエアアウトレットとデフューザーが素晴らしい、上部にはCFRF製の巨大なウィングが鎮座するが日本の車検は通らないのではないだろうか、マフラーはボディーサイドの後輪の前から排出するタイプ、画像はネット上から拝借

「TT Clubsport Turbo Concept」のフロント画像
↑ 「TT Clubsport Turbo Concept」のフロント画像、リアに負けずフロントも巨大な開口部が存在感を示す、冷静に見ればフロントは開口部だらけだ、フロントとリアのフェンダーの処理が素晴らしい、かなりエグいオーバーフェンダーだが綺麗に処理されている、2シーターとなっておりシートの後ろにはロールバーがチラッと見える、画像はネット上から拝借

「TT Clubsport Turbo Concept」の真上からの画像
↑ 「TT Clubsport Turbo Concept」の真上からの画像、全幅が拡幅されたせいで縦横比が変わりレーシングカーのようなデメンジョンを見せる、リアハッチにチラッと見えるロールバーやらアンプのようなモノがあり積載性は望めなさそう、ボンネットには巨大なエアアウトレットが開いている、リアウィングは車幅には収まっているが全長には収まってないのが良く分かる、画像はネット上から拝借

「TT Clubsport Turbo Concept」のエンジン画像
↑ 「TT Clubsport Turbo Concept」のエンジン画像、前回の3.0リッターV6とは異なり今回は2.5Lの直列5気筒でアウディらしくなった、右端に見えているシルバーの部分が電動ターボユニットだ、過給されたエアは巨大なインタークーラーを通してエンジンに供給される、もう少し構造を詳しく見てみたいものだ、画像はネット上から拝借

「TT Clubsport Turbo Concept」のパワートレーン構造図
↑ 「TT Clubsport Turbo Concept」のパワートレーン構造図、赤い部分が48V電装系でリア部分に制御ユニットとバッテリーを積む、フロントの赤いのが電動ターボユニット、フロア下にはプロペラシャフトが通りリアへ駆動を伝達する、マフラーが大胆にもレーシングカーのように運転席後部からサイドへ出ている、足回りがどのようになっているかは情報が無いがオリジナルとそう変わらないように見える、画像はネット上から拝借

「TT Clubsport Turbo Concept」の室内の構造図
↑ 「TT Clubsport Turbo Concept」の室内の構造図、乗車定員は2名となり後部座席には本格的なロールバーが組まれている、フルバケットシートに4点式のハーネスが装備される、画像はネット上から拝借

「TT Clubsport Turbo Concept」のインパネ画像
↑ 「TT Clubsport Turbo Concept」のインパネ画像、インパネ形状はオリジナルを踏襲するが全く異なる作りを見せる、メーターはディスプレーに置き換えられている、ステアリングは下部がフラットなD形状でスイッチが付く、ドアの内貼りやセンターコンソールが簡略化されて軽量化をされているのが良く分かる、ミッションは6MTだがゲートが切られたタイプ、助手席前にはフットレストがありラリー車っぽい雰囲気だ、画像はネット上から拝借

「TT Clubsport Turbo Concept」のシート画像
↑ 「TT Clubsport Turbo Concept」のシート画像、シートはフルバケットだがアルカンターラが張られている、全体的に内装はアウディーオリジナルと殺風景なスパルタンさとの中間を狙ったものだ、この車のターゲットはどのあたりなのだろうか911GT3あたりか、画像はネット上から拝借


キモは48Vの電装系

「TT Clubsport Turbo Concept」では前回の「RS5 TDI コンセプト」に引き続きエンジンの補機類の電圧を48Vにするシステムを採用している。もちろん車内の電装系ではDC-DCコンバーターを通して12V電源が供給されるのは以前と同じだ。
「TT Clubsport Turbo Concept」のリアカーゴスペース画像
↑ 「TT Clubsport Turbo Concept」のリアカーゴスペース画像、リアハッチの中にはこうしたパワーアンプのようなモノが乗っかっている、しかしこれは完全に見せるための装飾だろう、オレンジのワイヤリングがカッコいい、これがあるから荷物が積めないなんてヤボな事は言わないでおく、画像はネット上から拝借



エンジン補機類の48V化(高電圧化)は現在の世界のトレンドとなっていてメリットが数多くある。48Vのような12Vではない電圧の市販車が出てくるのはいつ頃だろうか、我々が思っているよりも意外と早い気がしている。

アウディーの電動ターボ関連記事

2014/06/19

アウディ「RS5 TDI コンセプト」は電動!ターボ装備!!




今回はこのへんで
では

VWゴルフは40周年車「Golf GTI Clubsport」が登場

2015/05/14
2016年にVWのゴルフは40周年を迎えるのを記念して「Golf GTI Clubsport」が登場する予定だ。
スペック等は265psを発揮する(10%出力アップのブースト機能付き)という事くらいしか発表されていない。

VWの「Golf GTI Clubsport」フロント画像
↑ VWの「Golf GTI Clubsport」フロント画像、この車のハイライトは265psに今日生かされたエンジンだろう、フロントバンパー下の開口部が大きくなって空力付加物が追加されているがボディーワークは同じだ、黒いリップスポイラーとバンパー角にカナード風のモノが付く、画像はネット上から拝借

VWの「Golf GTI Clubsport」フロントスポイラーのアップ画像
↑ VWの「Golf GTI Clubsport」フロントスポイラーのアップ画像、角のカナードは日本での一般的な形状とは異なり箱型となっていて当然貫通している、バンパー下のリップはどちらかと言うと控えめだ、画像はネット上から拝借


VWの「Golf GTI Clubsport」リア画像
↑ VWの「Golf GTI Clubsport」リア画像、リアは大型のルーフスポイラーとバンパー下のデフューザーが装備される、リアタイヤ直後からマフラー上部へと続く空力付加物がカッコいい、マフラーは左右2本出し、画像はネット上より拝借

VWの「Golf GTI Clubsport」リアルーフスポイラーのアップ画像
↑ VWの「Golf GTI Clubsport」リアルーフスポイラーのアップ画像、中に入っているのがノーマルのルーフスポイラーなので黒い部分の付加されたスポイラーが非常に大型なのが分かる、素ぽオイラー自体は反りがきつくていかにもドラッグが大きそうな形状、かなりのダウンフォースを発揮するに違いない、画像はネット上から拝借



「Golf GTI Clubsport」の続報があれば随時アップデートする予定。



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BMW3シリーズのフェースリフト、ディーゼルに力が入っている

2015/05/09
BMWの3シリーズのモデルチェンジが発表されている。日本でも以前から情報は入っており2015年の夏にモデルが入れ替わるはずだ。


今回の3シリーズモデルチェンジはディーゼルに力が入っている

BMWの3シリーズは今年で40周年となる。40周年とは直接関係は無いが時代を表すモデルチェンジとなっている。今回のモデルチェンジはディーゼルモデルに力が入っておりディーゼルエンジンは新開発となっている。ガソリンとディーゼル含めてパワーは116hp~326hpのバリエーションがある。ガソリンエンジンは4種で3気筒/4気筒/6気筒がある。特にガソリン3気筒エンジンは現在のトレンドだ。一方ディーゼルエンジンは7種で4気筒ターボ、BMW316d/BMW318d/BMW320dは新開発となっている。どちらかというとディーゼルモデルに力が入っている印象だ。
↑ 1975年のE21初代の320、画像はメーカーサイトより拝借


3シリーズディーゼルの燃費向上が著しい

各モデルの燃費性能は次のようになっている。特に320dの燃費向上は11%に達していて実用車としては非常に素晴らしい数値だ。

BMW 320i Sedan/BMW 320i Touring

セダン16.9km/L~18.9km/L、ツーリング15.9km/L~18.2km/L

BMW 330i Sedan/BMW 330i Touring 

セダン15.4km/L~18.2km/L、ツーリング14.9km/L~17.2km/L

BMW 340i Sedan/ BMW 340i Touring

セダン13.0km/L~15.4km/L、ツーリング14.3km/L~14.7km/L

BMW 320d

燃費11%向上、23.3km/L~26.3km/L、163hp、8速ステップトロニック

BMW新型3シリーズのスポーツラインフロント画像
↑ BMW新型3シリーズ340iスポーツラインのフロント画像、外観はそれほど変わっていない印象だ、画像はメーカーサイトより拝借

BMW新型3シリーズのスポーツラインフロント画像その2
↑ BMW新型3シリーズ340iスポーツラインのフロント画像その2、3シリーズもサイズが大きくなった事を改めて感じるショット、全体的には非常に良くまとまったシルエットだ、画像はメーカーサイトより拝借

BMW新型3シリーズのスポーツラインサイド画像
↑ BMW新型3シリーズ340iスポーツラインのサイド画像、この340iは立派なブレーキを装着している、低く構えたスポーティーな印象だ、画像はメーカーサイトより拝借

↑ BMW新型3シリーズ340iスポーツラインのリア画像、リア周りもそれほど変わった印象は無く従来通りのリア周り、画像はメーカーサイトより拝借

BMW新型3シリーズ340iスポーツラインのインパネ画像
↑ BMW新型3シリーズ340iスポーツラインのインパネ画像、内装も見た目はそれほど変わった印象は無い、ナビゲーションシステムが一新されていてヘッドアップディスプレーなども採用されているようだ、さらにLTE通信を内蔵し標準で車の外と通信がサポートされる、画像はメーカーサイトより拝借



駆け抜ける歓びはどうなるのだろうか

今回のモデルチェンジで環境性能を大きく改善したBMW3シリーズだが少し心配なのは駆け抜ける歓びが失われていないかということだ。もちろんディーゼルでもドライビングプレジャーがあるのだろうが、従来のガソリンモデルには及ばないと思っている。やはりコーンと澄み渡るエンジンの咆哮と意のままに操れるシャーシが一体となっての事だ。我々ユーザーも時代に合ったドライビングプレジャーを求めないといけない時代なのだろうか。少し複雑な思いがするのだ。



今回はこのへんで
では