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最近話題のグループR規定、例えばヤリスR1なんて1台欲しい

2014/10/16
なんでも来年の国内ラリーにはFIAグループR規定の車両が参加できるようになるということだ。

このグループR規定というのはR1~R3まであり様々な車が登録されている。例えばシトロエンDS3(R1/2/3)、フォード・フィエスタ(R1/2)、アバルト500(R3)、プジョー208(R2)、ホンダ・シビック・タイプR(R3)、ルノー・トゥインゴ(R1/2)、クリオR.S.(R3)、オペル・アダム(R1/2)などだ。ヨーロッパではコンパクトな面白そうな車が並ぶ、日本に入っていない車も多い。もちろん86にもR3マシンが存在する。
今回紹介するのはR1のヤリスだ。日本ではヴィッツという名前で全日本ラリーでも活躍している。

ではスペックを見てみよう。

サイズ 全長3885mm×全幅1695mm×全高1510mm
ホイールベース 1510mm
重量 1000kg以下
エンジン 1331cc 4気筒 4バルブ
最高出力 99PS
最大トルク 125Nm
駆動方式 FF
0-100加速 11.7秒
ミッション 6MT、ファイナルギア、ノーマルデフ
サスペンション 車高調整付き
装備 ロールケージ、バケットシート、6点式ハーネス、消火器、カットオフスイッチ、アンダーガード、タンクガード、フューエルラインガード


多分エアコンは付いていないのだろうが、すぐに競技に出ることのできる実戦的な装備内容となっている。ちなみに価格はドイツで360万円前後のようだ。競技車両でいつも面白いと思うのが、市販車のスポーツカーに比べてエンジンパワーはズバ抜けているわけでもなくパワーウェイトレシオもたいしたことない。でもこれがレギュレーションというものなのだ。スポーツという意味がここにあると思うのだ。


↑トヨタ「ヤリスR1」フロント画像、外観はノーマルのヤリスと変わりがない、このカラーリングのまま販売なのだろうか、画像はメーカーサイトより拝借


↑トヨタ「ヤリスR1」フロント画像その2、よく見るとフロントの開口部はノーマルよりも少し大きい、ボンネット上にもエアアウトレットが付いている、画像はメーカーサイトより拝借



↑トヨタ「ヤリスR1」リア画像、カラーリングのせいかヤリスとは別の車に見えるリア周り、ラリー用にマッドフラップなんかは付かない、画像はメーカーサイトより拝借



↑トヨタ「ヤリスR1」リア画像その2、もちろん競技用なので2名乗車、マフラーは55mm小さな口径でエンジン相応だ、画像はメーカーサイトより拝借



↑トヨタ「ヤリスR1」サイド画像、少し車高が下がってなかなかカッコ良いサイド、白いロールバーがイカツイ印象だ、画像はメーカーサイトより拝借




モータースポーツに車両規定は不可欠というかセットで考えないといけない部分だ。最近ではスーパーGT車両とDTM車両の相互乗り入れ、それに今回の国内ラリーと国際ラリーのR規定車両の件もあり国内車両規定の国際化が進んでいる。これはメーカーにとってもユーザーにとっても双方メリットがあり参加コストを下げることができる。それに国内競技に様々な輸入車が走るというのも見る方は楽しいに違いない。そのうちに輸入車という枠が無くなってしまうに違いない。


今回はこのへんで


では



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ランクル70の復活と取り巻く環境、肝心なその走りはどうなのか?

2014/9/18
最近のニュースとして、ランクル70が国内に復活するという記事を読んだ方も多いだろう。

ランクル70自体は世界中に輸出されるグローバルカーだ。厳しい環境での使用に関しては右に出る車が無いのが現状だろう。メンテナンスさえキチンと行えば耐久性も高く構造もシンプルだ。エンジンは本来4.2L直6ディーゼルと4.5LのV6ディーゼル、4.0LのV6ガソリンのラインアップがあるが今回の国内販売はガソリンエンジンのみとなる。排気量があるだけにやはり燃費は悪く6.6km/Lとなっている。はっきり言って環境とお財布には優しくない。



↑ ランクル70のダート走行画像、外観は以前のランクル70よりも丸くなってしまったが十分四角い、サイズは全長4,810mm×全幅1,870mm×全高1,920mm、エンジンはV6の4.0Lガソリンエンジン231ps/36.7kgmでトルク重視型、メーカーオプションでウィンチも装備できる、ダート走行を前面に打ち出しているのは今時非常に新鮮だ、画像はメーカーサイトより拝借




ランクル70はトヨタ車体の国内工場で月に6500台が製造され、そのうち200台が国内販売に割り当てられる。今回の限定販売は実は法規制的な理由もあるようで、2015年6月に後方からの衝突規制が厳しくなる見込みで現在のボディーでは対応できなくなる。ということはその時期に新型のランクル70が登場するということかもしれない。


↑ ランクル70のピックアップボディー画像、今回国内復刻のランクル70はバン型とピックアップ型の2種のボディー形状がある、こちらの方は幅が狭く長い、サイズは全長5,270mm×全幅1,770mm×全高1,950mmとなる、かなり長いので取り回しには気を付けた方が良いだろう、画像はメーカーサイトより拝借



1980年代後半から90年代にかけて日本で4WDブームがあった。当時TomTomは70プラドに乗っていて、サスペンションが前後リジットだがコイルになっているのがお気に入りだった。このプラドという車はランクル70をベースにサスペンションをコイルにし、3または5ナンバー登録の車としてランクルから派生した車だったのだ。確かエンジンは2.4Lディーゼルターボで非力だったが、普通の利用には不便を感じないレベルだった。
この70プラドとは対照的に当時のランクル70は、1または4ナンバーで前後リーフリジットで非常にハードな車だった。それこそ質実剛健という言葉がピッタリだった。

↑ 70プラド、ランクル70からの派生モデルだが少しだけ乗用車ライクなテイストだった、前後コイル式のリジットサスペンションで乗り心地も良かった、2.4Lのディーゼルターボだが少々非力だったが実用上は問題無いレベル、なかなか良いクルマだった、画像はネット上から拝借




今回のランクル70もサスペンションは前後リジットだが、フロントはコイル、リアはリーフとなっていて少しは進化しているようだ。海外向けに継続して生産されている訳だが、世界にはこういったランクル70を必要としている地域が沢山ある。日本でも国内販売がされていないのでオーストラリア仕様の右ハンドルのランクル70を逆輸入しているショップもある。これがまた魅力的なオプションがありシュノーケルを選択できるようだ。やはり未開の地へ行くと渡河する機会が多いのだろう、シュノーケルは結構ポピュラーな装備のようだ。

さてそんなランクル70だがメディアの試乗記が出ている。それによると乗り心地は昔のランクルを髣髴とさせるような4WD独特の乗り心地のようだ。本格的な4WD車は車重が重かったり、ダートを走ることを前提としているためサスペンションのコンプライアンスをタップリと取ってある。するとロードカーとは異なった味付けになることが多い。つまり反応が鈍くてゆったりとしているのだ。現代の車に慣れていると非常にダルに感じてしまうのではなかろうか。でもこれが本来の4WD車の姿なのだ。古き良きと言ってしまえばそれまでだが、4WD車らしいテイストになっているようだ。
これもまた経験上の事だが、4WD車にはLSDは意味が無い。4WD車でダートにおいてトラクションを稼ぐ場合、ゆっくりとだが方輪が浮いてしまうような時に必要なのはLSDではなくデフロックなのだ。いすゞのビッグホーンにLSDを入れて乗っていたことがあるが、低速では全く無意味だった。片輪が浮いてしまうような時には全く役に立たない。そういう意味ではランクル70はキチンと押さえるべきポイントは押さえているのだ。価格は350万円からで相当高価な車だが本格的にダートを走るには最高の車なのだ、そして独特の世界観を創り上げている車なのだ。


今回はこのへんで

では


レクサス新型「RC」は思っていたよりもアグレッシブ

2014/9/10
レクサスの新型RCのメディア向けの試乗会が開催された模様だ。

レクサス新型RCはレクサスきってのスポーティーモデルとしての認識が高い。実際IS-Fの終了の後はこのRC-Fが受け持つことになる。

レクサスRC自体は新規開発モデルとなり、サイズは全長4695mm×全幅1840mm×全高は1390mm、ホイールベース2730mmとなっている。サイズ的にはおおむねISに近い。後から開発されただけにボディー剛性はISに比較して1.5倍の設定となっている。

現在のところパワートレーンは「RC350」に3.5L V6エンジン313ps/380Nmのスペックとなる。またトヨタお得意のハイブリッド「RC 300h」が用意される。今のところ2.0L直噴ターボはアナウンスされていないが、用意されることになるだろう。「RC350」のミッションは8速ATとなり、いつもの優秀なパターンである。

走行系で採用された技術としては4輪操舵(LDH=レクサス・ダイナミック・ハンドリングシステム)、ダンパーを制御するAVS(アダプティブバリアブルサスペンションシステム)がある。

さて肝心のRC-Fだが、RCがベースとなり全長+10mm、全幅+5mm、全高-10mmのディメンションとなっている。
RC-Fのタイヤホイールは前255/35ZR19、後275/35ZR19となり、一昔前ならスーパーカーレベルのサイズだ。エンジン自体はIS-Fからのキャリーオーバーであるが、5.0LのV8は477psを絞り出す。また標準装備でトルクセンシングディファレンシャルが入るが、オプションでTVD(トルクベクタリングディファレンシャル)も導入可能となっている。ミッションは8速ATだ。

発表されているデータは多く無いので早速画像を見てみよう。


↑ レクサス新型「RC F」フロント画像、典型的なレクサス顔だがヘッドライトの印象が少し異なる、フルLEDの6灯となる、この顔つきは夜に見た方が良いかもしれない、画像はネット上から拝借



↑ レクサス新型「RC F」サイド画像、それほど無茶な演出は無いがフロントフェンダーからサイドスカートそしてリアフェンダーにかけてスポーティーなラインが演出されている、タイヤホイールは19インチでバランスが良い、画像はネット上から拝借



↑ レクサス新型「RC F」リア画像、この角度からだと前後のフェンダーはアグレッシブな形状だ、リア部分はかなりゴチャゴチャしているが空力を意識した造形であることが見て取れる、バンパー下部にはお約束通りデフューザーが備わっている、画像はネット上から拝借



↑ レクサス新型「RC F」リア画像その2、リアスポイラーは可動式らしい、マフラーは左右振り分けの4本出しで台形に配置されている、画像はネット上から拝借




↑ レクサス新型「RC F」インパネ画像、少しクラシックな印象を受ける落ち着いたインパネ、ステアリングホイールは真円で偏心していないように見える、スポーツカーなのに落ち着いているところが良い、画像はネット上から拝借



↑ レクサス新型「RC F」室内画像、シートは気持ちの良さそうでかつホールドが良さそうな形状だ、少し柔らかすぎないか心配になる位だ、画像はネット上から拝借



↑ レクサス新型「RC F」リアシート画像、ちゃんと立派なリアシートが備わっている、十分実用になりそうだ、画像はネット上から拝借



↑ レクサス新型「RC F」エンジン画像、5.0LのV8は477psのスペック、今となっては貴重な自然吸気のV8なのた、画像はネット上から拝借



↑ レクサス新型「RC F」タイヤホイール画像、サイズは前255/35ZR19後275/35ZR19となっていてかなり太い、チラッと見えるキャリパーがいかにもと言う感じだ、ホイールは最近では珍しい細い複雑な形状のスポークとなっている、画像はネット上から拝借



トヨタ、いやレクサスのスポーツカーのフラグシップとしての役割を与えられるのであろうRC-Fはその片鱗が見て取れる。さらにもっと強力なエンジンを積んでくるということもあるだろう。なかなかうまくまとまっているのでは無いかと思う、これならかなり売れるのは間違いない。

今回はこのへんで

では



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