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第4の背の高いセダン、VWクロスクーペGTEコンセプト

2015/01/13
すでに背の高いクロスオーバーの時代に入った感がある今日この頃。
BMW、メルセデスボルボに続いてVWでも背の高いクロスオーバーのワールドプレミアが2015NAIAS(デトロイトショー)で行われた。


メルセデスもボルボも最初に出したBMWと基本的に同様のシルエットを持っている。しかしVWがこういったジャンルの車を作るとなんとなく堅苦しい感じがするのが非常に面白い。企業のキャラクターなのか不思議なところだ。


パワートレインはハイブリッドとなっており、3.6LのV6ガソリンエンジン(FSI)で280PS/350Nm、2モーターは前40KW/後85KWを発揮する。14.1KW/Hのリチウムイオン電池をセンタートンネルに搭載し、システム総合出力は360PSとなり0-100km/hを6.0秒で加速する実力の持ち主だ。
ボディーサイズは日本の感覚からするとかなり大柄で全長4,847mm×全幅2,030mm×全高1,736mmとなっていて7人乗りだ。2016年からの発売を予定しておりアメリカのテネシー州の工場で生産される予定だ。これはもう完全に北米マーケット向けの車だ。



↑ VWクロスクーペGTEコンセプトのワールドプレミア風景画像、フロントグリルはいつものVW流ではなく少し豪華な雰囲気、かなり大柄の車で7人乗り、リアウィンドウの傾斜角度でクーペかどうかの解釈が変わるところだ、前から見ると通常のクロスオーバー例えばトゥワレグなんかとそれほど変わらないように見える、画像はネット上から拝借



↑ VWクロスクーペGTEコンセプトのフロント画像その2、ホイールの大きさからかなり大柄な車だと分かる画像だ、クーペというよりはトゥワレグの新型と言った方が自然な感じのする外観、クーペというならリアウィンドウをもっと傾斜させないとそう見えない、自動車メーカーによって背の高いクーペやセダンの解釈がこれほど異なるのは非常に興味深い、やはりこういった遊び車でのVWのデザインは堅くて少し面白味が無いと感じる、画像はネット上から拝借



↑ VWクロスクーペGTEコンセプトのサイド画像、ホイールアーチはクロスオーバーの定番の黒い樹脂仕上げ、前後とサイドシルにガード風味のパーツが付く、サイドウィンドウの天地が浅くてキャビンが小さく見える、ボンネットは非常に分厚い印象がある、やはり背の高いセダンやクーペというよりも普通のクロスオーバーのようなシルエットだ、画像はネット上から拝借



↑ VWクロスクーペGTEコンセプトのリア画像、比較的シンプルな印象のリア部分、リアバンパーはシルバーを混ぜ込ませて目新しい作り、マフラーは左右2本だしで出口は変形した5角形となっている、やはりリアから見てもクーペという感じは受けないところがVWらしい、サイドのキャラクターラインが煩雑な印象を与える、ちなみにルーフは全面ガラスのルーフとなっているようだ、画像はネット上から拝借




これで自称も含めてクーペ形状のクロスオーバーがBMW、メルセデス、ボルボ、今回のVWと出そろった。クーペと呼んでみたりセダンと呼んでみたり様々だが、今までにないジャンルであるのは確かだ。日本でも時々BMWのX6なんかを見かけるようになってきた。自動車メーカー各社が次々とこうしたモデルを投入しクロスオーバーの一つのトレンドになりそうな予感だ。



今回はこのへんで
では

背の高いセダン、クロスオーバーの新解釈ボルボS60クロスカントリー

2015/01/08
背の高いクーペということでメルセデスの「GLE450 AMG クーペ」を紹介した。このジャンルはBMWのX6から出ていて文字通り背の高い4ドアクーペなのだ。


これをボルボが解釈すると背の高いセダンとなるようだ。ボルボではS60クロスカントリーというネーミングをしてきた。実態は4ドアのクーペ形状のボディーなので呼び方が異なるだけだ。今回の2015年デトロイトショーでプレミアされる。
メカ的には2014年のLAショーでプレミアされたV60クロスカントリーをそのまま利用しているようだ。こちらはワゴン形状ですでにある路線だった。


このジャンルはこれで世界的なトレンドになるだろうと思う。そして漠然と感じるのだがボルボがこうしたジャンルの車を出したことでクロスオーバーとセダンの垣根が低くなり、背の高いクーペというよりも背の高いセダンというのが流行りそうな気がする。今年の2015年はこの背の高いセダンのクロスオーバーがトレンドになると強く感じる。


まだ情報は少ないが画像を紹介しよう。


↑ ボルボS60クロスカントリーのフロント画像、前から見るとまんまS60だ、バンパー下にシルバーのガード風の装飾があるのが少しだけクロスオーバー風味だ、定石通りフェンダーアーチは黒い樹脂でエクステンドされている、画像はネット上から拝借



↑ 上が今回のボルボS60クロスカントリー、下がすでに発表済のV60クロスカントリー、ともにサイド画像、機構と手法はまんまV60のやり方を応用しているようだ、やっぱりワゴン形状なら見慣れてしまったのか違和感は無いがセダン形状だと少しだけ違和感がある、ちなみに車高は65mmアップとなっていて相当な嵩上げだ、画像はネット上から拝借



↑ ボルボS60クロスカントリーのリア画像、リアもS60セダンそのままの形状のようだ、マフラー形状も同じだがフロントと同じくガード風のシルバーの装飾でクロスオーバー風味を出している、搭載されるエンジンはS60に準じるようだ、また駆動方式はFFも選択できるようだ、画像はネット上から拝借




2015年はクロスオーバーがますます多様化していく年になりそうだ。背の高いセダン形状のクロスオーバーもそうだが、コンパクトクロスオーバーからも目が離せないと思う。



今回はこのへんで
では

世界的トレンドになるのか背の高いクーペ、メルセデス「GLE450 AMG Coupe」登場

2014/12/12
BMWのX6が先鞭を付けた背の高いクーペというクロスオーバーのジャンルにメルセデスが「GLEクーペ」で追随した。


今回発表になっているのはベースとなるメルセデス「GLEクーペ」と「GLE450 AMG クーペ」の両モデルだ。ベースとなる「GLEクーペ」はガソリンとディーゼルの2種のパワートレインを積み258hpから367hpの出力を持つモデルだ。技術的ハイライトとしてはDYNAMIC SELECTと呼ばれるハンドリングコントロールシステム、Sports Direct-Steer systemと呼ばれるドライバー補助システムを搭載する。このベース車に対して同時にAMGモデルも発表となっている。「GLE450 AMG Coupe」は9G-TRONICの9速ATと4MATICの4WDシステムを備える。


この背の高いクーペボディーは新しいジャンルのクロスオーバーとなりつつある。日本でもBMWのX6は頻繁ではないが時々見かける事があると思う。最初は違和感があった外観だが見慣れると非常にアグレッシブな印象を受ける躍動感のあるクロスオーバーとしてジャンルを確立していると思うのだ。その背の高いクーペボディーのクロスオーバーにメルセデスが新たに参入したということなのだ。これからはクロスオーバーの世界的潮流となる可能性がある。


ノーマルのGLEは2種のモデルがありそれぞれの分っているスペックは次の通りだ。
GLE350d 4MATIC ディーゼルは最高出力258hp、最大トルク620Nm/1600rpm
GLE400 4MATIC ガソリンV6 biturboモデルは最高出力333hp、最大トルク480Nm/1400rpm
トルクスプリット:前後50:50
タイヤホイール:275/50R20、オプションで21インチまたは22インチも選択可能

「GLE450 AMG Coupe」のスペックは次の通り。
エンジン:V6 biturbo、最高出力367hp、最大トルク520Nm/1400rpm
トルクスプリット:前後40:60
タイヤホイール:前275/45R21、後315/40R21、オプション前285/40R22、後325/35R22

車両制御:「DYNAMIC SELECT」はINDIVIDUAL/COMFORT/SLIPPERY/SPORT/SPORT+の各モードを選択可能で、単に出力特性、変速特性、LEDヘッドライト配光だけではなく音などの感性領域についても変化させる芸の細かいものだ。




↑ メルセデス「GLE450 AMG クーペ」フロント画像、真正面から見るとそれほど変わった車には見えない、車高が少々高いのとバンパー下にガード風のシルバーのパーツが付きクロスオーバーであることを主張している、画像はネット上から拝借





↑ メルセデス「GLE450 AMG クーペ」フロント画像その2、正確なサイズが分らないのだがかなり大柄のボディー、それに負けないように大径のタイヤホイールが付く、標準で21インチオプションでと22インチ、最近のクロスオーバーの定石通りボディー下部をブラックの樹脂部品としてホイールアーチにも同様のパーツが付く、画像はネット上から拝借




↑ メルセデス「GLE450 AMG クーペ」リア画像、真後ろから見ると意外とすっきりした印象、太いタイヤが目立つ、フロントと同じくバンパー下部にシルバーのパーツが付く、マフラーは左右振り分けの良く見ると4本出し、画像はネット上から拝借




↑ メルセデス「GLE450 AMG クーペ」リア画像その2、この角度が最もこのモデルの特徴を表す画像だろう、ルーフからリアエンドにかけてなだらかに傾斜する特徴的なシルエット、サイドのキャラクターラインはスッキリシンプルだ、標準で前275/45R21後315/40R21の太いタイヤを収めるフェンダーはそれほど張り出してはいない、画像はネット上から拝借



↑ メルセデス「GLE450 AMG クーペ」サイド画像、遠くから見ると意外とスッキリした印象、近くで見るとかなりのボリューム感だと想像する、ルーフはドライバーの頭上辺りが一番高く後席にかけて低くなっているのが分る、後席の居住性が気になるがボディーが大柄なので心配するほどでもないだろう、前後のオーバーハングは意外と短めな印象だ、画像はネット上から拝借



↑ メルセデス「GLE450 AMG クーペ」インパネ画像、センター上部に設置された大型のモニターが特徴的だ、モニターの大きさは8インチ、各コントロール類は最近のメルセデスの流儀に沿ったものだ、ステアリングは下が真っ直ぐなD型の形状、ダッシュのパネルはカーボンがあしらわれている、画像はネット上から拝借




↑ メルセデス「GLE450 AMG クーペ」フロントシート画像、質の良さそうなシートの素材だ、色の組み合わせが意外とシック、ダッシュのパネルにはカーボンが使われている、高級感のあるスポーティーな内装だ、画像はネット上から拝借



メルセデスのクロスオーバーはモデルが多くその体系が分かりにくくなっていた。今回の「GLEクーペ」を発表したことによりクロスオーバーのラインアップを整理し定義付けたようだ。

GLA:Aクラスのクロスオーバー
GLC:Cクラスのクロスオーバー、以前はGLK
GLE:Eクラスのクロスオーバー、以前はMクラス
GLE Coupe:Eクラス クーペ、今回紹介したものだ
GLS:Sクラスのクロスオーバー、以前はGL
G:Gクラスは特別なようだ




背の高いクーペというクロスオーバーのジャンルは日本ではまだまだこれからのマーケットだ。最近になってBMWのX6も少し見慣れてきて違和感が無くなったと感じているところだ。思うに背の高いクーペは実用性という観点では存在感が薄い。やはりそのルックスや雰囲気を楽しむ車なのだろう。シューティングブレークのボディーよりも趣味性が高いのではないだろうか。今回メルセデスが「GLEクーペ」を発表したことによりこの背の高いクーペというクロスオーバーというジャンルが活性化するのは間違いない。要注目のカテゴリーだ。


今回はこのへんで


では


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