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シュコダ「オクタビア スカウト」、堅実なつくりで流行のワゴン型クロスオーバーで存在感あり

2014/12/04
今回もシュコダ繋がりで「オクタビア スカウト」をピックアップしてみた。


この「オクタビア スカウト」は「オクタビア コンビ」というワゴンモデルをベースとしている。その車高を約30mm上げて4WDと組み合わせ外観を整えてクロスオーバー化したのがこのモデルだ。

こう書くとSEAT「Leon X-Perience」と成り立ちが全く同じなのだ。ブランド違いで同じ手法でバリエーションを増やしているということだ。これこそVWグループのシナジー効果だろう(シュコダはVWグループの自動車メーカー)。


さっそくスペックを見てみよう。

サイズ:全長4,685mm×全幅1,814mm×全高1,531
エンジン:TDI2.0Lエンジン、184hp、燃費20.4km/L
ミッション:6MT、6AT(DSG)
駆動方式:ハルデックスカップリング4WD
タイヤホイール:225/50R17


↑ シュコダ「オクタビア コンビ」のサイド画像、こちらはスカウトの元となるモデル、端正な外観を見せるワゴン、全体のバランスが良くシンプルでクリーンだ、ヨーロッパではこのサイズのワゴンの存在感が非常に大きいと感じる、画像はメーカーサイトより拝借



↑ シュコダ「オクタビア スカウト」のフロント画像、コンビの車高を役30mm上げてバンパー下部とフェンダーアーチに樹脂製の黒いパーツを付けてクロスオーバー仕上げが施してある、この手法はクロスオーバーの定番となった最初はオールロードクワトロだったと思う、外観はSEAT「Leon X-Perience」とほとんど同じように見える、画像はネット上から拝借



↑ シュコダ「オクタビア スカウト」のリア画像、うまいことクロスオーバー感を出している、車高の設定、フェンダーアーチの黒い部分、バンパー下のシルバーのガード風パーツそれにルーフレール、タイヤホイールが18インチでは無く17インチで少しボリュームがあるのも良い、画像はネット上から拝借



↑ シュコダ「オクタビア スカウト」のサイド画像、非常にシンプルなサイドの様子、キャラクターラインらしきものは全くないデザインだ、少しだけボルボの雰囲気があるように思える、車高30mmアップはかなり腰高に見えるのでクロスオーバー化は成功と言える、画像はネット上から拝借



↑ シュコダ「オクタビア スカウト」のインパネ画像、配置も含めてSEAT「Leon X-Perience」とは異なる作りをしていて雰囲気は異なる、色目は非常に落ち着いたものとなっている、デザイン的には少し古臭い感じがするが逆にこれが落ち付く原因だろうと思う、ステアリングホイールは真円となっていてオーソドックス、画像はネット上から拝借



↑ シュコダ「オクタビア スカウト」のカラーバリエーション、ベースとなるオクタビア コンビがかなりの主力車種なのだろう13種類ものカラーバリエーションがある、全体的に暗い目の色が多いが選択肢が多いのはユーザーにとっても良い事だ、例えばつい先日発売になったスバルのアウトバックは9色から選択することができる、色に関しては「オクタビア スカウト」の勝ちだ、画像はメーカーサイトより拝借




やはりヨーロッパではこのクラスのワゴンは存在感が非常にある。そしてそれをベースにしたクロスオーバーも人気があると思われるが、本当に高い車高と4WDシステムが必要なのかどうかはユーザーの判断に委ねられる部分だろう。こうしたクロスオーバー風味だけで選択するユーザは少ないかもしれない。
そういう意味では逆に高い車高と4WDシステムをせっかく備えているのだから、きちんと性能発揮できるようになっていないと意味が無いという事だ。そしてそこを必要しているユーザーもチェックしているのだろうと思う。見る目が厳しいだけにその部分はかなり詰められているのだろうと思う。日本では全く目にする機会が無いだけに一度乗ってみたいものだ。



今回はこのへんで
では

シュコダ新型「イエティ」はスタイリッシュではないが使いやすそうなクロスオーバー

2014/12/03
個人的にも大好きなシュコダ「イエティ」は以前にも紹介したが、新型が出ているので再度紹介する。


シュコダはチェコの自動車メーカーで長い歴史を持っている。現在はご存じのとおりVWの傘下に入っていて、前回紹介したスペインのセアトと兄弟メーカーに当たる。


シュコダ「イエティ」はヨーロッパでは非常によく売れているクロスオーバーで、ちゃんと4WDモデルがある。TomTom個人的には先代のイエティの補助等のようなヘッドライトが好きだったが、残念ながら今回のモデルはそれが無くなってしまった。



スペックを軽くおさらいしてみよう。


サイズ:全長4,222mm×全幅1,793mm×全高1,691mm
エンジン(ディーゼル):2.0TDI(170ps 15.9km/L)、2.0TDI(140ps 15.9km/L)、2.0TDI(110ps 16.9km/L)、1.6TDI(104ps 20.0km/L)
エンジン(ガソリン):1.8TSI(160ps 12.8km/L)、1.4TSI(122ps 15.1km/L)、1.2TSI(104ps 15.9km/L)
ミッション:6MT、6AT(DSG)、7AT(DSG)
制御機構:ESC、AFS()、downhill assistant、Driver Activity Assistant、回生システム
マンマシン:MirrorLink(スマートフォンと連携)、SmartGateApps(スマホ用各種アプリ)
スマホ用アプリ:Offline GPS Navigation、Personal internet radio、Wetherforcast and reports、Downloading and listening audiobooks、Mobile parking app



このイエティはコンパクトクロスオーバーの中ではヨーロッパの売れ筋に当たる。細部を見るとかなり良く作り込まれていて、VWと同様に堅い作りとなっていて安心感がある。昨今のコンパクトクロスオーバーは 街中で使われることがほぼ前提となっているので、都会派のイメージでプロモーションだ。それがあまり似合っているとは思わないが。
TomTom的にはもう少しボディーが小さいほうが好みだが、イエティのディーゼル170ps+DSGモデルには非常に惹かれるものがある。




↑  シュコダ新型「イエティ」のフロント画像、全体的な外観はそれほど変わらないが細部がリファインされている、残念なのはフロントの補助灯風のライトが無くなってしまった事だ、おかげでフロントグリルは少しスマートに洗練されたような印象だ、先代のフロントマスクのほうがアクがあって良かった、コンパクトというのは少し全幅が大きいが日本でも使いやすそうなサイズだ、こうして世界を見渡してみればコンパクトクロスオーバーは群雄割拠な状態となっているのが良く分る、素晴らしいコンパクトクロスオーバーが数多く存在する、画像はネット上から拝借



 ↑  シュコダ新型「イエティ」のリア画像、この切り立ったリアゲートがイエティの特徴、非常にシンプルで分かりやすい形をしている、これだけ切り立ったテールゲートなら積載能力も安心だ、ハッチには少しだけVWの面影がある、細部についた装飾が少し煩い感じがする、最低地上高は高くないので本格的なオフロードは苦しいだろう、画像はネット上から拝借



↑  シュコダ新型「イエティ」のラゲッジ画像、 後席は3分割となっている、後席を倒すとフルフラットにはならないがかなり広い荷台、後席乗車状態でも四角くて使いやすそうな形状、床下は薄い2重底、トノカバーも付くようだ、それにしても車体の幅が上から下まで同じで寸胴シェープなのが良く分る、画像はメーカーサイトより拝借



↑  シュコダ新型「イエティ」のシート画像、個人的にはこのシート素材が大変気に入った、ざっくりとして良い感じだ、内装トリムはかなりのバリエーションがあるので好みで選べるようになっている、VWと比較すると同じようにカッチリとはしているが少しだけこちらのほうが明るい雰囲気なのではないか、画像はメーカーサイトより拝借



↑  シュコダ新型「イエティ」の内装トリムバリエーション画像、シート生地が何種類かあり選択できる、色目は渋い色目を使う、国産車にはこうしたシートの感触を出している車は少ないのではないか、ヨーロッパの車のシートには感心することが多い、画像はメーカーサイトより拝借





↑  シュコダ新型「イエティ」のステアリングホイール画像、 なぜか2種類のステアリングホイールがあるようだ、左は真円で右は下部がフラットなD形状となっている、たぶんD形状のほうがスポーティーな格付けなのだろう、これもVWグループの流儀だ、個人的にはステアリングホイールは真円に限る、画像はメーカーサイトより拝借




 こうして画像を見てみるとシュコダ「イエティ」はかなり真面目に作り込まれた車ということが良く分る。VWグループのシナジー効果を最大限に発揮しつつ個性をうまくつけているのが素晴らしい。個人的には日本においてVWの車には少し飽きてしまったが、同じ血を引くシュコダやセアトは目新しく映り新鮮だ。またVWのように真面目一辺倒な雰囲気でもないので印象は良い。シュコダ「イエティ」も日本に入れてくるとかなり人気が出るのではないだろうか。



今回はこのへんで


では




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