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Seat「Leon Cupra280」がバージョンアップして「Leon Cupra290」になっとるではないか!

2015/09/11
Seatの「Leon Cupra」のネーミングは非常に明快だ。
前作の「Leon Cupra280」は280PSだった。それに対して今回の2016年版「Leon Cupra290」は290PSだろうと容易に想像がつく。


「Leon Cupra290」は世界最強のFF車のひとつだ

現在はヨーロッパでシビックType-Rが発売開始され310PSの最高出力を発揮し、FF最強&ニュルFF最速の称号を得た。それまではFFニュル最速はこの「Leon Cupra」や「メガーヌR.S.」が持っていたのだ。
しかし「Leon Cupra」は現在でもFFの最強の車の1つではあるのだ。
「Leon Cupra290」のリア画像
↑ 「Leon Cupra290」のリア画像、外観は先代と変わり無いようだ、今時珍しいスッキリしたラインのハッチバックボディー、こんなスッキリした車はなかなか無い、画像はネット上から拝借

「Leon Cupra290」のリア画像その2
↑ 「Leon Cupra290」のリア画像その2、うーんなんと言うかさりげなさ過ぎるリア周り、高性能車であることを主張するのを拒んでいるようだ、画像はネット上から拝借

「Leon Cupra290」のサイド画像
↑ 「Leon Cupra290」のサイド画像、横から見ても凄くスッキリした外観、こんな車が日本にも来てほしいと思う、画像はネット上から拝借

「Leon Cupra290」のフロント画像
↑ 「Leon Cupra290」のフロント画像、前から見てもスッキリし過ぎて迫力不足は否めないが高性能車を普段乗りにするにはピッタリの車、画像はネット上から拝借


「Leon Cupra290」のスペック

エンジン:2.0L TSI、デュアルインジェクション、バリアブルカムシャフトタイミング
最高出力:290PS
最大トルク:350Nm/1,700~5,800rpm
ミッション:DSG
車両制御:DCC(dynamic chassis control)、フロントLSD(電子制御油圧式)、プログレッシブステアリング、Cupra Drive Profile
0-100km/h加速:5.7秒
最高速度:250km/h
燃費:15.6km/L
オプション:Performance pack(ブレンボキャリパー/タイヤホイール)
「Leon Cupra290」のエンジン画像
↑ 「Leon Cupra290」のエンジン画像、エンジンは親会社のVWと基本的に同じ、この画像からは290PSには見えないエンジンだ(というかカバーで何も見えない)、画像はメーカーサイトより拝借

「Leon Cupra290」のフロントホイール画像
↑ 「Leon Cupra290」のフロントホイール画像、キャリパーはオプションでブレンボが用意されるが標準はゴルフGTIと同じく赤く塗られたスライド式キャリパー、ホイールは18インチだ、画像はメーカーサイトより拝借


この「Leon Cupra」のデザインは他に無い程スッキリしていて好感が持てる。こうしたスッキリした車は少ないので是非日本へ導入してほしい車だ。
さりげなく高性能ホットハッチを乗りたい人にはうってつけの車だと言える。


今回はこのへんで
では


SEAT「Leon X-Perience」は、アウディーのオールロード、スバルのアウトバックなのだ

2014/12/01
SEATという自動車メーカーは日本ではあまりなじみが無いがVWグループのメーカーなのだ。



前に「Leon Cupra 280」を紹介したが、なかなかユニークな車作りをしているメーカーだ。
中身はVWのエンジンやミッションを流用しているのだが違った個性に仕立て上げている。


今回紹介する「Leon X-Perience」はアウディで言うとオールロードのようなモデルでワゴン型のクロスオーバー車となる。ベースとなるモデルはLeon STで車高を15mm上げることによりクロスオーバー風味としている。他のワゴン型のクロスオーバーと同じく前後バンパーの下部からフェンダーアーチ部分を樹脂製とする手法を取る。これも定番の味付けだが内装は少しプレミアムな味付けをすることにより高級感を出している。
パワートレインはTDI2.0Lエンジンにより184hpと380Nmを発揮、トランスミッションはDSG、これに4WDが組み合わされ、燃費は20.1km/Lとなる。



スペックを簡単に書いておこう。


サイズ:全長4,543mm×全幅1,816mm×全高1,481mm
エンジン:TDI2.0Lエンジン、184hp/380Nm、燃費20.1km/L
ミッション:DSG
駆動方式:ハルデックスカップリング4WD
サスペンション:前ストラット、後4リンク、車高15mmアップ
タイヤホイール:17インチが標準、オプションで18インチ、225/45R18
制御機構:four-wheel EDS、XDS、ESC、DCC、ドライブプロファイルによりEco/Comfort/Sport切替可能
安全装置:アダプティブクルーズコントロール、シティーエマージェンシーブレーキ、レーンキーピングアシスタント、疲労検知、自動ハイビーム、ポストコリジョン
ヘッドライト:フルLED
ナビゲーション:State-of-the-Art Infotainment Systems、近接センサーにより指での操作時に画面が切り替わる仕組みがある


↑ SEAT「Leon X-Perience」のフロント画像、フロントマスクは非常にあっさりとしたデザインで昔のマツダ車風、Aピラーから後ろは同じグループのアウディオールロードとどことなく似ている、ひょっとしたらこの車をスバルのアウトバックくらいの価格で日本に導入出来たら売れるかもしれない、個人的には興味津々な車である、画像はネット上から拝借



↑ SEAT「Leon X-Perience」のリア画像、ワゴン型のクロスオーバーの定番処理としてボディー下部の樹脂部品やガード風の装備もある、全体的にシンプルでクリーンな外観、このメタリックのブラウンがイメージカラーのようだ、画像はネット上から拝借



↑ SEAT「Leon X-Perience」のサイド画像、 横から見ても全体的なバランスが非常に良い外観、タイヤホイールとボディーのバランスも今風で理想的だ、サイズ的にはそれほど大きな車でもないので日本でもちょうど良い大きさだと思う、ルーフには黒く見えるルーフレールの装備がある、画像はネット上から拝借



↑ SEAT「Leon X-Perience」のインパネ画像、VWの車とほとんど同じ作りのインパネ、相変わらず生真面目な印象を受ける、それだけに使い易そうだが華は無い、茶色に見える部分はアルカンターラ素材となっていてオプションのトリムとなっている、画像はネット上から拝借



↑ SEAT「Leon X-Perience」のシート画像、 非常にシンプルな室内で長く乗るには飽きないで良いと思う、ダッシュボードには明確な水平のラインがある珍しい作り、シートは見るからに快適そうなシートだ、画像はネット上から拝借



↑ SEAT「Leon X-Perience」のラゲッジ画像、これまた使い易そうなラゲッジ、タイヤハウスの張り出しが最小限となっていて有効に使える、前後の長さもたっぷりありそう、リアシートは6:4分割でセンターに長尺物を積めるように穴が開いている、バンパー下にはガード風の物が付く、画像はネット上から拝借




車のスペックや画像を見て、VWグループらしく手堅い作りをしている。それに各種機構は使い慣れたモノが多く信頼性もあるだろう。VWグループではSEATもSKODAもVWとは異なる個性を発揮しながら車の内容は手慣れた共通の機構で仕上げているのだ、グループでのシナジー効果が出ているという事だ。

日本で見慣れたVW車とは異なるので非常に新鮮な印象を受ける車だ。このサイズなら日本に持ってきても使い易いサイズなのでユーザーに受けるだろう。
問題は価格だがスバルのアウトバックと同じ価格帯に設定することができれば、大いに人気が出るのではなかろうか。

ただし日本におけるVWグループの戦略に今のところSEATは無いようだ。



今回はこのへんで
では