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世界で24台限定のアストンマーティン「Vulcan」、究極の趣味のサーキット専用車

2015/10/06
このブログでアストンマーティンの車を扱うのは初めてとなる。
一発目という事でアストンマーティンのフラグシップスポーツカーの「Vulcan」を取り上げてみた。
調べれば調べるほど「Vulcan」は凄い内容のスポーツカーだった。
アストンマーティン「Vulcan」のリア画像
↑ アストンマーティン「Vulcan」のリア画像、暗い画像だがただならぬ存在感を放っている、リアにしつらえた巨大なウィングとデフューザーがこの車の素性を主張している、画像はメーカーサイトより拝借


アストンマーティン「Vulcan」の成り立ち

この「Vulcan」は公道走行を前提として無い車でサーキット専用車となる。

次世代のアストンマーティンのスポーツカーを示唆するコンセプトモデルの役目も担っていて各所に新機軸が組み込まれている。
特筆すべきはそのエンジンとパワーで7.0LのV12気筒NAエンジンから800PS以上のパワーを絞り出す。
さすがに800PSもあれば公道での扱いに困る事だろう。
サーキット専用車と言うのは正しい選択だ。

「Vulcan」は2015年のジュネーブショーで公開され24台が製作されるという事だがその価格故まだ売り切れていないようだ。
究極のサーキット専用車が欲しい方はお急ぎくださいませ。
アストンマーティン「Vulcan」のフロント画像
↑ アストンマーティン「Vulcan」のフロント画像、フロント部分は巨大なリップスポイラーの存在感が大きい、空力が非常に良さそうだ、ボンネットにはエアアウトレットがあり効果的にクーリングできそう、ワイパーはレーシングカーと同じセンター1本、画像はメーカーサイトより拝借

アストンマーティン「Vulcan」のフロント画像その2
↑ アストンマーティン「Vulcan」のフロント画像その2、エンジンはフロントにありミッドシップマウントされる、7.0LのV12エンジンを積む割には低いボンネットだ、エアアウトレットがそこいらに開いていてまるでレーシングカーのような外観、画像はメーカーサイトより拝借

アストンマーティン「Vulcan」のサイド画像
↑ アストンマーティン「Vulcan」のサイド画像、横から見るとフロントもリアもボディーから突き出た空力付加物が見える、タイヤホイールはレーシングカーとしては常識的な19インチ、ブレーキはホイール一杯一杯だがカーボンセラミックディスクにブレンボキャリパーの組み合わせ、素晴らしく速そうなデザインだ、画像はメーカーサイトより拝借

アストンマーティン「Vulcan」のリア画像その2
↑ アストンマーティン「Vulcan」のリア画像その2、ルーフは適度に絞り込まれながらリアエンドへ続く、リアフェンダーのボリュームが素晴らしい、リアハッチから見えるロールケージはFIA準拠となる、画像はメーカーサイトより拝借

アストンマーティン「Vulcan」のリア画像その3
↑ アストンマーティン「Vulcan」のリア画像その3、リアエンドは空力のためにほとんどのスペースを使い切っている、これほど深いデフューザーはレーシングカー以外では見たことが無い、ウィングも車幅よりも広いかもしれない、リアにマフラー出口は見えない、画像はメーカーサイトより拝借


アストンマーティン「Vulcan」のスペック


サイズ:全長??×全幅2,200mm×全高1,200mm
ホイールベース:2,800mm
エンジン:7.0L V12、フロントミッドシップ搭載
最高出力:811PS
フレーム:カーボン製タブ型フレーム
ミッション:Xtrac製6速シーケンシャルシフト
サスペンション:プッシュロッド
ブレーキ:
 前380mmカーボンセラミックディスク、ブレンボ製
 後360mmカーボンセラミックディスク、ブレンボ製
 ボッシュABS
車両制御:
 トラクションコントロール
 LSD
軽量化:
 カーボン製プロペラシャフト
 マグネシウム製トルクチューブ
タイヤホイール:19インチマグネシウム製ホイール、345/30
排気系:チタン製
安全装備:ロールケージ
車両重量:1,350kg
最高速度:322km/h以上
価格:3億3,000万円
備考:
 サーキット専用車
 トレーニングプログラム付き
 アストンマーティンの新しいスポーツカーデザインのトレンド
 FIAの安全基準準拠

アストンマーティン「Vulcan」のコックピット画像
↑ アストンマーティン「Vulcan」のコックピット画像、室内はレーシングカーとは異なりかなりゴージャスな印象だ、ロールケージは上手く処理されてAピラーと一体化している、一応助手席も装備されて客人をもてなすことが出来そうだ、画像はメーカーサイトより拝借

アストンマーティン「Vulcan」のコックピット画像その2
↑ アストンマーティン「Vulcan」のコックピット画像その2、ステアリングはDTMマシンのような形状、いたるところにカーボンが多用されている、そのせいでこのボリュームにもかかわらず1,350kgに収まっている、計器類は必要最小限に抑えられた印象だ、画像はメーカーサイトより拝借


自宅に専用サーキットがあれば楽しい日々が送れるだろう

「Vulcan」にはアストンマーティンの手厚いサポートも付くし、なによりサーキットでのトレーニングプログラムも含まれるそうだ。

「Vulcan」を走らせるだけでも大変な労力とスキルが要求されるのは想像に余りある。
自宅にサーキットがあり、そこで「Vulcan」を毎日走らせることができる人ならすぐに慣れてしまうかもしれない。

テレビでも良く放映されるWEC(FIA世界耐久選手権)でも活躍しているアストンマーティンレーシングの影響はかなり大きい。今週末は日本の富士で開催されるのでまじかに見れるだろう。

今後アストンマーティンのスポーツカーはこの「Vulcan」の流れをくむ方向になるという事なので楽しみではないか。



今回はこのへんで
では

意外な伏兵、プジョー「308GTI BY PS」を改めて見てみる

2015/09/26
プジョー308は過去に何度か取り上げている。
Cセグメントのハッチバック車としては良く出来た車で特にデザインが秀悦で管理人も気に入っている。
このプジョー308は日本でもすでに発売済だが、308でもGTIというグレードがあり、相当ホットな車に仕上がっている。
そこで改めて308GTIも含めて見てみた。
プジョー「308GTI BY PS」のリア画像
↑ プジョー「308GTI BY PS」のリア画像、この赤黒塗り分けはかつてのアドバンカラーのようだ、このままで街を走るのは少し気恥しい、リアは大径のホイールに左右振り分けの太めのマフラーそれにデフューザーで迫力たっぷりだ、画像はメーカーサイトより拝借


プジョー308のラインアップ

308GTIを見る前に308のグレード構成を見てみよう。エンジンの種類が豊富で凄い事になっている。さすが売れ筋の車な事はある。

グレード:
 308(この中に何種類かトリムレベルがある)
 308GT
 308GT LINE
エンジン:
 1.2L PureTech 82/5-speed manual
 1.2L PureTech 110 S&S/5-speed manual(S&Sはストップアンドスタートの意味)
 1.2L PureTech 130 S&S/6-speed manual
 1.2L PureTech 130 EAT6 S&S/6-speed Efficient Automatic Transmission
 1.6L THP 205 S&S/6-speed manual
 1.6L BlueHDi 100 S&S/5-speed manual
 1.6L BlueHDi 120 S&S/6-speed manual
 2.0L BlueHDi 150 S&S/6-speed manual
 2.0L BlueHDi 150 EAT6 S&S/6-speed Efficient Automatic Transmission
 2.0L BlueHDi 180 EAT6 S&S/6-speed Efficient Automatic Transmission
ミッション:6ATはアイシン製

プジョー308のフロント画像
↑ プジョー308のフロント画像、普通の308は現代のフランス車らしい柔らかなラインで構成された素晴らしいデザインだ、デザイン的にはGTIよりノーマルモデルが良いと思う、画像はメーカーサイトより拝借

プジョー308のフロント画像
↑ プジョー308のフロント画像、少し昔のフランス車の面影を髣髴とさせるリアエンドのデザインが甘酸っぱい、フランス車って時々秀悦なデザインを出してきてビックリさせる、画像はメーカーサイトより拝借


プジョー「308GTI BY PS」のスペック

実は308GTIは正式には「308GTI BY PS」という正式名称だ。
PSというのはプジョースポールの略でこの車のチューニングを担当している。
ルノーにおけるルノースポールと同じような形だ。

ではさっそく「308GTI BY PS」のスペックを見てみよう。ちなみに「308GTI BY PS」には2種のチューニングがあり内容がかなり異なる。

シャーシ:EMP2
グレード:250/270(チューニングにより2種ある)
エンジン:1.6L THP S&S 250hp/270hp(2種ある)、4気筒、ユーロ6対応、アイドリングストップ付き
最大トルク:330Nm/1,900~5,000rpm
ミッション:6MT、トルセンLSD(270)
サスペンション:前ストラット、後ツイストビーム、前キャンバー角1.67°
タイヤホイール:
 270:ミシュランスーパースポーツ、235/35R19、カーボンホイール
 250:ミシュランパイロットスポーツ3、225/40R18
ブレーキ:
 270:前380mmディスク4ピストンキャリパー、後268mmディスク
 250:前330mmディスク、後268mmディスク
0-100km/h加速:
 270:6.0秒
 250:6.2秒
P/Wレシオ:
 270:P/Wレシオ4.46kg/hp
 250:P/Wレシオ4.82kg/hp
燃費:6.0 L/100km(16.7km/L)

スペックを改めて見るとかなりのハイチューン車であることが分かる。パワーユニットはすでに「RCZ R」で日本での実績があるエンジン。
特に注目はカーボン製のホイールを採用した270hpバージョンだ。

プジョー「308GTI BY PS」のフロント画像
↑ プジョー「308GTI BY PS」のフロント画像、フロントはノーマルモデルとそれほど変わらない印象、最近のプジョー顔をしている、画像はメーカーサイトより拝借

プジョー「308GTI BY PS」のサイド画像
↑ プジョー「308GTI BY PS」のサイド画像、270モデルは19インチのタイヤホイールを履くのがボディーのボリュームとマッチしている、画像はメーカーサイトより拝借

プジョー「308GTI BY PS」のインパネ画像
↑ プジョー「308GTI BY PS」のインパネ画像、このインパネが問題のステアリングホイールの上からメーターを覗き込む形、個人的にはこれがちょっと違和感がある、ステアリングホイールは小径で下が切れたDタイプ、これはこれで綺麗にまとまったインパネだ、画像はメーカーサイトより拝借


プジョー「308GTI BY PS」は「メガーヌR.S. TROPHY-R」のライバルなのか?

こうして「308GTI BY PS」の内容を見てみるとかなり過激な内容となっている。
特にブレーキ周りはこのクラスでは他に無いだろう。

ヨーロッパではCセグメントのホットハッチの層が厚い。
今回のプジョー「308GTI BY PS」をはじめ、ルノー「メガーヌR.S. TROPHY-R」、それにVW「ゴルフGTI」、セアト「Leon Cupra290」やホンダ「シビックType-R」などがある。
それぞれ速いだけではなく特徴や個性を持った車に仕上がっている。
こうした環境は日本には無いのでうらやましい限りだ。

現在FF車での最高出力は300PSあたりに落ち着いているが、トラクション等を考えれば妥当なところだろう。トラクションコントロール等の電子デバイス無しではドライビングが難しいと思う。
そういう意味ではホットハッチの最高峰を構成する車だし、多くのライバルたちの中でも異彩を放っている車の1台だ。
プジョー「308GTI BY PS」のフロントホイール画像
↑ プジョー「308GTI BY PS」のフロントホイール画像、この画像は270モデルと思われるが19インチのタイヤホイールに380mmのディスク4ピストンキャリパー、ホイールはカーボン製らしい、画像はメーカーサイトより拝借

↑ プジョー「308GTI BY PS」のエンジン画像、このエンジンは「RCZ R」と同じで日本への導入実績がある、1.6Lから270hp/330Nmを発揮する、画像はメーカーサイトより拝借


現代のプジョー車の難点と日本でのプロモーション

管理人TomTomは現在のプジョー車は実はあまり好きではない。
プジョーで好みなのはちょっと古いが106の時代だ。コンパクトでシンプル小さなボディーにソコソコ強力なエンジンを積んだモデルが好きなのだ。

ちょっと癖のある現代のプジョー

現代のプジョー車はドライビングシートに座った時に速度計等のメーターをステアリングホイールの上から見る形となっている。
コックピットの新しい提案だとは思うが実際に座ってみると違和感があるのだ。
加えてプジョーは右ハンドル化がへたくそなメーカーで、2008の時代にはブレーキマスターシリンダーが左に残っていたりした。
このあたりが現在どのように改善されているかは分からないがフィーリングに直結する部分でもあるので力を入れてほしいところだ。

全日本ラリーに参戦中

日本国内では全日本ラリーにプジョーが参戦している。
プジョーだけではなくミニやフィアットもだ。ヨーロッパ規格の競技車が日本国内のラリーにレギュレーション上参加できるようになって来ているからだ。
この動きは地味な活動だがユーザーにとってはスポーティーなイメージがあるし、非常に良いプロモーションになると思う。それに全日本ラリーでのプジョーは意外と好成績を収めていたりするのだ。
単発で終わることなく継続して参加してほしいと思う。

日本での販売状況

日本では308のGTIラインはすでに発売されている。
今回紹介した「308GTI BY PS」が日本に来るかどうかは全く不明だ。
過去のプジョーのGTIシリーズでは芳しいセールスを上げていないので日本への導入は難しいかもしれない。
そういう意味ではルノースポールのようにプロモーションで成功しているとは言い難い状況ではある。ちょっと癖はあるが良い車を作っているのに惜しいと思う。


プジョー308シリーズ記事

2015/04/17
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2013/09/03
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2013/05/30
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今回はこのへんで
では

アウディ新型S4が早くも登場、中身は強力外観はほどほどのスポーティーさで好印象

2015/09/16
先日アウディは新型のA4を発表したばかりだが今回は早くもS4が発表になった。
外観はそれほどA4と変わりが無いので表現は古いが羊の皮を被った狼というかさりげなく速い車を望む向きにはピッタリの車となっている。
アウディ新型S4セダンのリア画像
↑ アウディ新型S4セダンのリア画像、ノーマルA4セダンとほとんど見分けが付かないくらいさりげない外観だ、まさに狼の皮を被った羊と言ったところ、画像はメーカーサイトより拝借


アウディ新型S4のスペック

アウディ新型S4はノーマルモデルと同じくセダンとアバントボディーが用意される。
発表されているデータはまだ少ないがさっそくスペックを見てみよう。

エンジン:3.0L TFSI(V6直噴ターボ)
最高出力:354hp
最大トルク:500Nm/1,300~4,500rpm
ミッション:8速tiptronic
駆動方式:AWD
トルク配分:前40:後60(標準)、前70:後30~前15:後85まで可変
タイヤホイール:18インチ、245/40
車両重量:1,630kg(セダン)、1,675kg(アバント)
最高速度:250km/h
0-100km/h加速:4.7秒
燃費:7.4L/100km(13.5km/L)


アウディ新型S4の画像

アウディ新型S4セダンのフロント画像
↑ アウディ新型S4セダンのフロント画像、フロント部分もノーマルのA4と区別が付かない、唯一バッチで判断するしかない、このさりげなさがS4の魅力、画像はメーカーサイトより拝借

アウディ新型S4セダンのフロント画像
↑ アウディ新型S4セダンのフロント画像その2、タイヤホイールは18インチの245/40を履くがきちっと面一でいかにもドイツ車らしい、画像はメーカーサイトより拝借

アウディ新型S4セダンのフロント画像その3
↑ アウディ新型S4セダンのフロント画像その3、サイドから見ると少々ファットなタイヤホイールが目立つ程度、画像はメーカーサイトより拝借

アウディ新型S4セダンのサイド画像
↑ アウディ新型S4セダンのサイド画像、非常に端正なシルエットのボディーサイド、実用性も高いし走りも楽しめる、それでいてそれほど目立たないところが良い、画像はメーカーサイトより拝借

アウディ新型S4セダンのリア画像その2
↑ アウディ新型S4セダンのリア画像その2、リアはノーマルとは少々異なる、バンパー下部にシルバーのデフューザーが付く、マフラーは左右振り分けの4本出しとなり迫力がある、画像はメーカーサイトより拝借

アウディ新型S4セダンのインパネ画像
↑ アウディ新型S4セダンのインパネ画像、基本的にはノーマルA4と変わらない、所々にアクセントが入りスポーティーな演出がされている、ステアリングホイールはいつもの下が切れたD形状、画像はメーカーサイトより拝借

アウディ新型S4セダンのインパネ画像その2
↑ アウディ新型S4セダンのインパネ画像その2、内装はこうしてみると高性能車だと思えないほどさりげない作り、今回のA4からセンターコンソール部分が左右に分厚くなっていてコントロールが変わっている、画像はメーカーサイトより拝借


アウディ新型S4セダンのフロントシート画像
↑ アウディ新型S4セダンのフロントシート画像、フロントシートはアグレッシブな形状では無く非常にオーソドックスな形状をしている、もう少し見てくれがスポーティーでも良いと思う、所々にアクセントカラーは入るが非常に渋い内装だ、画像はメーカーサイトより拝借



今回の新型S4は先日発表されたA4に比較して外観からはそれと分かる演出はされていない。逆にさりげなく高性能を楽しみたい人向けに非常に地味に仕上げられている。
もっと派手に高性能を主張したいのであればRS4を買ってくれと言いたいのだろうか。

それにしても通好みの渋い車だと思う。



今回はこのへんで
では

Seat「Leon Cupra280」がバージョンアップして「Leon Cupra290」になっとるではないか!

2015/09/11
Seatの「Leon Cupra」のネーミングは非常に明快だ。
前作の「Leon Cupra280」は280PSだった。それに対して今回の2016年版「Leon Cupra290」は290PSだろうと容易に想像がつく。


「Leon Cupra290」は世界最強のFF車のひとつだ

現在はヨーロッパでシビックType-Rが発売開始され310PSの最高出力を発揮し、FF最強&ニュルFF最速の称号を得た。それまではFFニュル最速はこの「Leon Cupra」や「メガーヌR.S.」が持っていたのだ。
しかし「Leon Cupra」は現在でもFFの最強の車の1つではあるのだ。
「Leon Cupra290」のリア画像
↑ 「Leon Cupra290」のリア画像、外観は先代と変わり無いようだ、今時珍しいスッキリしたラインのハッチバックボディー、こんなスッキリした車はなかなか無い、画像はネット上から拝借

「Leon Cupra290」のリア画像その2
↑ 「Leon Cupra290」のリア画像その2、うーんなんと言うかさりげなさ過ぎるリア周り、高性能車であることを主張するのを拒んでいるようだ、画像はネット上から拝借

「Leon Cupra290」のサイド画像
↑ 「Leon Cupra290」のサイド画像、横から見ても凄くスッキリした外観、こんな車が日本にも来てほしいと思う、画像はネット上から拝借

「Leon Cupra290」のフロント画像
↑ 「Leon Cupra290」のフロント画像、前から見てもスッキリし過ぎて迫力不足は否めないが高性能車を普段乗りにするにはピッタリの車、画像はネット上から拝借


「Leon Cupra290」のスペック

エンジン:2.0L TSI、デュアルインジェクション、バリアブルカムシャフトタイミング
最高出力:290PS
最大トルク:350Nm/1,700~5,800rpm
ミッション:DSG
車両制御:DCC(dynamic chassis control)、フロントLSD(電子制御油圧式)、プログレッシブステアリング、Cupra Drive Profile
0-100km/h加速:5.7秒
最高速度:250km/h
燃費:15.6km/L
オプション:Performance pack(ブレンボキャリパー/タイヤホイール)
「Leon Cupra290」のエンジン画像
↑ 「Leon Cupra290」のエンジン画像、エンジンは親会社のVWと基本的に同じ、この画像からは290PSには見えないエンジンだ(というかカバーで何も見えない)、画像はメーカーサイトより拝借

「Leon Cupra290」のフロントホイール画像
↑ 「Leon Cupra290」のフロントホイール画像、キャリパーはオプションでブレンボが用意されるが標準はゴルフGTIと同じく赤く塗られたスライド式キャリパー、ホイールは18インチだ、画像はメーカーサイトより拝借


この「Leon Cupra」のデザインは他に無い程スッキリしていて好感が持てる。こうしたスッキリした車は少ないので是非日本へ導入してほしい車だ。
さりげなく高性能ホットハッチを乗りたい人にはうってつけの車だと言える。


今回はこのへんで
では


新型「AMG C63 クーペ エディション1」早くも登場

2015/09/05
AMGの最近のパターンになりつつあるノーマルモデルに対するエディション1だが、早くも以前紹介した「AMG C63 クーペ」のエヂション1が登場した。
外見はDTMマシンと同じカラーリングとなっていて空力向上が図られている。
「AMG C63 クーペ エディション1」のリア画像
↑ 「AMG C63 クーペ エディション1」のリア画像、外観上はそれほどベースモデルとの違いは無いがマットだが明るいグレーがなかなか良い感じで新鮮だ、画像はメーカーサイトより拝借


「AMG C63 クーペ エディション1」はマットなグレーに黄色いストライプの外観

「AMG C63 クーペ エディション1」の外観上の特徴はなんと言ってもMagno Selenite Greyと呼ばれる艶消しグレーの外装色だろう。これに黄色いストライプが入る。このカラーリングはDTMマシンと同じだ。
「AMG C63 クーペ エディション1」とDTMマシンのフロント画像
↑ 「AMG C63 クーペ エディション1」とDTMマシンのフロント画像、カラーリングはDTMマシンを忠実に再現しているというか手本にしているのが良く分かる、画像はメーカーサイトより拝借

「AMG C63 クーペ エディション1」とDTMマシンのリア画像
↑ 「AMG C63 クーペ エディション1」とDTMマシンのリア画像、ベースモデルは前後のタイヤホイールが同径だがエディション1では異径となる、画像はメーカーサイトより拝借


「AMG C63 クーペ エディション1」のスペック

ベースとなる「AMG C63 クーペ」2種あり(これも最近のAMGのパターンだ)高性能版はSが付く。

上方は少ないが「AMG C63 クーペ エディション1」でも機構的な部分は基本的に変わらないがベースと異なる部分は次の通り。

タイヤホイール:前9.0J×19 255/35R19、後10.5J×20 285/30R20
サスペンション:AMG RIDE CONTROL(電子制御式ダンパー)
AMG DYNAMIC SELECT:ミッションとLSDとエンジンマウントがモードにより制御される(C63 S クーペ)

↑ 「AMG C63 クーペ エディション1」のフロント画像、この色に塗られるとベースモデルよりも精悍に見える、画像はメーカーサイトより拝借


↑ 「AMG C63 クーペ エディション1」のフロントアップ画像、明るいマットなグレーに黄色いストライプが入る、これを街中で乗るには相当勇気がいりそうだ、画像はメーカーサイトより拝借

↑ 「AMG C63 クーペ エディション1」のリアアップ画像、トランクリッドにスポイラーが付く、小さいが物凄く効きそうな形状をしている、画像はメーカーサイトより拝借



最近のAMGの作戦でノーマルモデルのすぐ後にエディション1を用意する。その発表の間隔が短くなっている。今回はベースモデル発表からまだ1か月も経っていない。

エディション1は元々かなり派手な外観だが今回も例に漏れずだ。明るいグレー艶消しは良いとしてもそこに入れられた黄色いストライプがかなり目立つ。
実際に町へ乗り出した際にはかなり目立ってしまう事だろう。しかしこれだけの高性能車だから目立たほうが良いかもしれない。



今回はこのへんで
では

ロータス「Exige 360 Cup」はカップカーがベース、希少価値もある

2015/08/28
今回発表された「Exige 360 Cup」は「Exige V6 CUP」をベースとしたロードゴーイングモデルという立ち位置だ。
それにしてはレース専用車よりも馬力を上げてきているのが面白いところだ。
「Exige 360 Cup」のリア画像
↑ 「Exige 360 Cup」のリア画像、各部にあしらわれた赤が印象的、特にホイールの赤は非常に目立つ、カップカーがベースなだけに非常に戦闘的な外観でやる気にさせる、画像はメーカーサイトより拝借


元となる「Exige V6 CUP」はどんな車なのか?

「Exige V6 CUP」はロータスのワンメークレース車両でUK Lotus Championship、European series、USA、Italy、Thailandでのレースに使用する事が出来る車両だ。

「Exige V6 CUP」のスペック

サイズ:全長4,084mm×全幅1,802mm×全高1,129mm
ホイールベース:2,370mm
最高出力:350PS/7,000rpm
最大トルク:400Nm/4,500rpm
ミッション:6MT
タイヤホイール:Pirelli P-Zero Corsa、前205/45R17、後265/35 R18
ブレーキ:AP Racing4ピストンキャリパー、2ピースベンチレーティッドクロスドリルドディスク
駆動系:EDL(Electronic Differential Lock)
タンク容量:40L
重量:1,110kg(スタンダードモデルから-66kg)
P/Wレシオ:3.17kg/PS
最高速度:274km/h
0-100km/h:4.0秒
安全装備:ロールバー、キルスイッチ
「Exige V6 CUP」のフロント画像
↑ 「Exige V6 CUP」のフロント画像、ボディー各部にカーボン製のパーツが多用されている、レース車両だけあってなかなか迫力がある、画像はメーカーサイトより拝借

「Exige V6 CUP」のリア画像
↑ 「Exige V6 CUP」のリア画像、この車はワンメークレース用の車両、これをベースにして今回の「Exige 360 Cup」を仕立て上げてきた、最近のロータスはCUPカーをロードカーとして出すのが多い、エンスーには非常に魅力的だ、画像はメーカーサイトより拝借

「Exige V6 CUP」のコックピット画像
↑ 「Exige V6 CUP」のコックピット画像、キッチリとロールバーが組まれた室内、懐かしいシュロスのハーネス、カップカー専用のバケットシートが泣かせる、画像はメーカーサイトより拝借


「Exige 360 Cup」の内容

最近ワンメークレース車両をロードゴーイングバージョンとして売り出すのはロータスの常套手段となっている。今年の初めにも「Elise S Cup」を出してきている。
確かにエンスーなユーザーならワンメークレースで走っているのと同じ車両を一般道でも乗ってみたいという欲求は大いにあるだろう。競技車両や競技ベース車と言うのはハードだがなかなか魅力的だ。それに希少価値もある。

「Exige 360 Cup」のスペック

台数:50台限定
ボディーカラー:Metallic White、Metallic Grey、Metallic Black、Metallic Silver、マットブラックルーフ
エンジン:ベース車から10PSアップ、スポーツエギゾースト
車重:1,130kg
価格:£62,995(1,176万円)
室内:レッドアルカンターラ


「Exige 360 Cup」の画像

「Exige 360 Cup」の情報はあまり多くないので画像を中心としてみてみよう。
「Exige 360 Cup」のフロント画像
↑ 「Exige 360 Cup」のフロント画像、前から見ると通常のエクシージとそれほど変わりが無いように見える、フロントフードとルーフがマットブラックなのが凄味がある、画像はメーカーサイトより拝借

「Exige 360 Cup」のフロント画像その2
↑ 「Exige 360 Cup」のフロント画像その2、フロントのスポイラーのせいで車高はかなり低い、街中では取り回しに苦労しそうだ、画像はメーカーサイトより拝借

「Exige 360 Cup」のリア画像その2
↑ 「Exige 360 Cup」のリア画像その2、リアウィングはかなり実質的な形状だが派手過ぎず渋い、マフラーはセンター2本出し、デフューザーが凄く効きそうな形状だ、ハイマウントストップランプが装備されている、前後に牽引フックを装備する、画像はメーカーサイトより拝借

「Exige 360 Cup」のコックピット画像
↑ 「Exige 360 Cup」のコックピット画像、この車のアクセントカラーである赤のアルカンターラがあしらわれたコックピット、非常に居心地の良さそうなシートだ、ハーネス用にシートに切欠きがあるのに注目、ステアリングホイールはあまりカッコ良くない、画像はメーカーサイトより拝借



「Exige 360 Cup」50台限定という事なので非常に手に入れにくい車だが、よりハードな車を求める方には希少価値もあり素晴らしい内容だと思う。
できれば本気で走る車として手元に1台置いておきたい車だ。



今回はこのへんで
では

フォード「Mustang Shelby GT350R」、なんと2シーターでカーボンホイールを装備

2015/08/26
我々の世代はシェルビーと言えば、まずシェルビーコブラを思い浮かべる。
シェルビーはアメリカでスポーツカーを作り続けている老舗チューナーの1つだ。そのシェルビーの名前を冠したマスタングがフォードから発売されている。
「Mustang Shelby GT350」と「Mustang Shelby GT350R」の2種があり、いずれも内容はその名に恥じない過激なモノだ。
最近「Mustang Shelby GT350R」は工場から出荷を開始した。


GT350とGT350Rの違い

「Mustang Shelby GT350」は2種類あるのだがRが付くとトラック(サーキット)専用マシンと位置付けているようだ。
エンジンや駆動系は共通だが一番の違いは乗車定員が4名から2名になる事、それにダンパーやタイヤホイールが異り、さらにカーボンのパーツが多用される事だ。これにより50kgほど軽量化されているのだ。

↑ 「Mustang Shelby GT350R」軽量化バージョン、軽量化を狙い2シーター化されている、ボディーパーツにカーボンが多用されホイールまでカーボン!、タイヤサイズも1サイズ大きなモノが付く、足回りはマグネライドダンパーを装備する、画像はメーカーサイトより拝借

「Mustang Shelby GT350」
↑ 「Mustang Shelby GT350」ベースモデル、ベースモデルでも迫力の外観だ、キチンと効きそうなフロントリップを装備している、シェルビーの名前にふさわしいモデルとなっている、画像はメーカーサイトより拝借


「Mustang Shelby GT350R」のスペック

ではさっそく「Mustang Shelby GT350R」のスペックを見てみよう。

サイズ:全長4,783mm×全幅1,928mm×全高1,382mm
ホイールベース:2,720mm
エンジン:5.2L Flat Plane Crank V8
最高出力:526hp/7,500rpm
最大トルク:583Nm/4,750
ミッション:6MT
サスペンション:前ストラット、後インテグラルリンク、Rのダンパーはマグネライド
ブレーキ:前393mm2ピースクロスドリルドディスク ブレンボ6ピストンキャリパー、後381mm2ピースクロスドリルドディスク ブレンボ4ピストンキャリパー
タイヤホイール(GT350):Michelin Pilot Super Sport、前295/35 ZR 19(19×10.5Jアルミ)、後305/35ZR19(19×11Jアルミ)
タイヤホイール(GT350R):Michelin Pilot Sport Cup2、前305/30ZR19(19×10.5Jカーボン)、後315/30ZR19(19×11Jカーボン)
乗車定員:4名(GT350)、2名(GT350R)
車両重量:1,706kg(GT350)、1,656kg(GT350R)
P/Wレシオ:3.24kg/hp(GT350)、3.15kg/hp(GT350R)
※最高出力を発揮する回転数に注目、排気量に似合わず高回転型のエンジンだ

GT350R専用装備

MagneRide Damping System
Integrated Driver Control (IDC) System
Aluminum Tower to Tower Brace
Engine Oil, Transmission and Differential Coolers
Heavy-duty Front Springs
19" Carbon Fiber Wheels
Michelin Pilot Sport Cup 2 Tires
-Front - 305/30 ZR 19
-Rear - 315/30 ZR 19
Wheel Locking Kit
Carbon Fiber Rear Wing
Chin Splitter
Unique Chassis Tuning


「Mustang Shelby GT350R」の画像

↑ 「Mustang Shelby GT350R」のフロント画像、いかにも良く走りそうな外観をしている、何故かGT-Rを連想するシルエットだがこちらの方が個人的には魅力的、画像はネット上から拝借

「Mustang Shelby GT350R」のグリル画像
↑ 「Mustang Shelby GT350R」のグリル画像、フロントのリップスポイラーを見るとかなり空力を詰めているのが分かる形状だ、開口部が大きくチューニング度の高さを主張する、画像はネット上から拝借

「Mustang Shelby GT350R」のリア画像
↑ 「Mustang Shelby GT350R」のリア画像、リアはマスタングの雰囲気が良く出ているデザイン、カーボン製のリアスポイラーとデフューザーが付く、画像はネット上から拝借

「Mustang Shelby GT350R」のリア画像その2
↑ 「Mustang Shelby GT350R」のリア画像その2、リアフェンダーの膨らみがかなりのボリューム、リアタイヤは315/30ZR19というサイズを履いている、画像はネット上から拝借

「Mustang Shelby GT350R」のフロントホイール画像
↑ 「Mustang Shelby GT350R」のフロントホイール画像、19インチカーボンホイールを履くフロント、タイヤサイズは305/30ZR19、巨大な6ピストンのブレンボキャリパーがホイール一杯一杯だ、ホイールのロック方式はカーボンホイールなだけに少し特殊なようだ、画像はネット上から拝借

「Mustang Shelby GT350R」のリアホイール画像
↑ 「Mustang Shelby GT350R」のリアホイール画像、リアも19インチカーボンホイールに315/30ZR19という極太のタイヤを履く、キャリパーは4ピストンのブレンボ、タイヤはSタイヤのようなCUP2を履く、画像はネット上から拝借

「Mustang Shelby GT350R」のインパネ画像
↑ 「Mustang Shelby GT350R」のインパネ画像、少し古臭いデザインで古き良きマスタングを連想させる、ステアリングホイールはセンターマーク入りで下が切れたDシェイプ、チラッと見えるタコメーターによるとレッドゾーンは8,000rpmを超えたところだ、画像はネット上から拝借

「Mustang Shelby GT350R」のシート画像
↑ 「Mustang Shelby GT350R」のシート画像、レカロ製のシートが最初から装備される、いっそのことリアシートが無いのだからフルバケットシートにすれば良いと思う、表皮はMikoと呼ばれるスエード素材、画像はネット上から拝借

「Mustang Shelby GT350R」のリアシートがあった場所の画像
↑ 「Mustang Shelby GT350R」のリアシートがあった場所の画像、単純に軽量化のためにリアシートを廃止したようだ、どうせここまでやるならフルバケットシートを入れてリアシートがあった部分には補強を入れれば完璧だと思うのだが、画像はネット上から拝借



最近のアメリカ車でもハイパフォーマンスモデルは非常に垢抜けてきたと思う。今回の「Mustang Shelby GT350R」にしても最初からブレンボやレカロシートやミシュランのタイヤを装備している。パーツだけを見ればヨーロッパ車と変わりない。
エンジンにしても大排気量なのに非常に高回転型のエンジンだ。制御システムも非常に進歩していてヨーロッパ車とそれほど変わりないという感想を持った。
しかし外観は往年のアメリカ車の雰囲気を良く残していて少し懐かしいところも残っている。我々が思っているアメリカ車とは少し異なるが、ヨーロッパとの融合が進んでいるようだ。



今回はこのへんで
では