今回発表された「Exige 360 Cup」は「Exige V6 CUP」をベースとしたロードゴーイングモデルという立ち位置だ。
それにしてはレース専用車よりも馬力を上げてきているのが面白いところだ。
↑ 「Exige 360 Cup」のリア画像、各部にあしらわれた赤が印象的、特にホイールの赤は非常に目立つ、カップカーがベースなだけに非常に戦闘的な外観でやる気にさせる、画像はメーカーサイトより拝借
元となる「Exige V6 CUP」はどんな車なのか?
「Exige V6 CUP」はロータスのワンメークレース車両でUK Lotus Championship、European series、USA、Italy、Thailandでのレースに使用する事が出来る車両だ。「Exige V6 CUP」のスペック
サイズ:全長4,084mm×全幅1,802mm×全高1,129mmホイールベース:2,370mm
最高出力:350PS/7,000rpm
最大トルク:400Nm/4,500rpm
ミッション:6MT
タイヤホイール:Pirelli P-Zero Corsa、前205/45R17、後265/35 R18
ブレーキ:AP Racing4ピストンキャリパー、2ピースベンチレーティッドクロスドリルドディスク
駆動系:EDL(Electronic Differential Lock)
タンク容量:40L
重量:1,110kg(スタンダードモデルから-66kg)
P/Wレシオ:3.17kg/PS
最高速度:274km/h
0-100km/h:4.0秒
安全装備:ロールバー、キルスイッチ
↑ 「Exige V6 CUP」のフロント画像、ボディー各部にカーボン製のパーツが多用されている、レース車両だけあってなかなか迫力がある、画像はメーカーサイトより拝借
↑ 「Exige V6 CUP」のリア画像、この車はワンメークレース用の車両、これをベースにして今回の「Exige 360 Cup」を仕立て上げてきた、最近のロータスはCUPカーをロードカーとして出すのが多い、エンスーには非常に魅力的だ、画像はメーカーサイトより拝借
↑ 「Exige V6 CUP」のコックピット画像、キッチリとロールバーが組まれた室内、懐かしいシュロスのハーネス、カップカー専用のバケットシートが泣かせる、画像はメーカーサイトより拝借
「Exige 360 Cup」の内容
最近ワンメークレース車両をロードゴーイングバージョンとして売り出すのはロータスの常套手段となっている。今年の初めにも「Elise S Cup」を出してきている。
確かにエンスーなユーザーならワンメークレースで走っているのと同じ車両を一般道でも乗ってみたいという欲求は大いにあるだろう。競技車両や競技ベース車と言うのはハードだがなかなか魅力的だ。それに希少価値もある。
「Exige 360 Cup」のスペック
台数:50台限定
ボディーカラー:Metallic White、Metallic Grey、Metallic Black、Metallic Silver、マットブラックルーフ
エンジン:ベース車から10PSアップ、スポーツエギゾースト
車重:1,130kg
価格:£62,995(1,176万円)
室内:レッドアルカンターラ
「Exige 360 Cup」の画像
「Exige 360 Cup」の情報はあまり多くないので画像を中心としてみてみよう。
↑ 「Exige 360 Cup」のフロント画像、前から見ると通常のエクシージとそれほど変わりが無いように見える、フロントフードとルーフがマットブラックなのが凄味がある、画像はメーカーサイトより拝借
↑ 「Exige 360 Cup」のフロント画像その2、フロントのスポイラーのせいで車高はかなり低い、街中では取り回しに苦労しそうだ、画像はメーカーサイトより拝借
↑ 「Exige 360 Cup」のリア画像その2、リアウィングはかなり実質的な形状だが派手過ぎず渋い、マフラーはセンター2本出し、デフューザーが凄く効きそうな形状だ、ハイマウントストップランプが装備されている、前後に牽引フックを装備する、画像はメーカーサイトより拝借
↑ 「Exige 360 Cup」のコックピット画像、この車のアクセントカラーである赤のアルカンターラがあしらわれたコックピット、非常に居心地の良さそうなシートだ、ハーネス用にシートに切欠きがあるのに注目、ステアリングホイールはあまりカッコ良くない、画像はメーカーサイトより拝借
「Exige 360 Cup」50台限定という事なので非常に手に入れにくい車だが、よりハードな車を求める方には希少価値もあり素晴らしい内容だと思う。
できれば本気で走る車として手元に1台置いておきたい車だ。
今回はこのへんで
では