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ルノー「Renault Talisman」はDセグメント戦略車種、セダンとエステートが揃った

2015/09/08
フランクフルトショー向けに「Renault Talisman Estate」が公開されている。
この「Renault Talisman」はセダンとエステートがあり、セダンは少し前に公開されていた。
今回のエステートの発表で「Renault Talisman」のラインアップが揃った。
「Renault Talisman」のデザインを見ると非常に端正でどこかVWのパサートにも通じた外観をしている。こういったあっさりしたデザインがDセグメントのトレンドとなるのだろうか。
「Renault Talisman Estate」のリア画像
↑ 「Renault Talisman Estate」のリア画像、VWパサートとは異なり角の取れたデザインだがあっさりスッキリしている、スタイリッシュでかつ使いそうなデザインだ、曲線の使い方がルノーっぽい、画像はメーカーサイトより拝借


「Renault Talisman Estate」スペック

現在分かっている「Renault Talisman Estate」のスペックは次の通り。

サイズ:全長4.86m×全幅1.87m×全高1.46m
ホイールベース:2.81m
ガソリンエンジン:TCe150/TCe200、7速EDC
ディーゼルエンジン:dCi110(6速MT/6速EDC)、dCi130(6速MT/6速EDC)、dCi160ツインターボ(6速EDC)
足回り:four-wheel steering with active damping
車両制御:Multi-Sense(Comfort/Sport/Neutral/Eco)
安全装置:ADAS
 Adaptive Cruise Control(ACC)
 Lane Departure Warning(LDW)
 Safe Distance Warning(SDW)
 Traffic Sign Recognition with Over Speed Prevention(TSR / OSP)
 Blind Spot Warning(BSW)
 automatic dipped and main beam headlights(AHL)
インフォテインメント:R-Link2(7インチ横型/8.7インチ縦型、multi-function rotary control)
積載:572L、1700L(リアシート折りたたみ時)
発売開始:ヨーロッパで2016年前半発売開始


「Renault Talisman Estate」の画像

「Renault Talisman Estate」のフロント画像
↑ 「Renault Talisman Estate」のフロント画像、フロントマスクは少し厚ぼったい印象もあるが孫うこと無きルノー顔、ホイールがボディーに対して大径で洗練された印象を与える、ヨーロッパではワゴンボディーの出来が良くないと勝負できないので力が入っている、画像はメーカーサイトより拝借

「Renault Talisman Estate」のサイド画像
↑ 「Renault Talisman Estate」のサイド画像、端正なシルエットを見せるが強烈な印象は無い、リアフェンダーのあたりがルノーらしいと言えばルノーらしい、画像はメーカーサイトより拝借


「Renault Talisman」の画像

「Renault Talisman」のフロント斜め画像
↑ 「Renault Talisman」のフロント斜め画像、セダンボディーもあっさりしたデザイン、フロントマスクを見ないとルノーの車と分からないかもしれない、画像はメーカーサイトより拝借

「Renault Talisman」のリア斜め画像
↑ 「Renault Talisman」のリア斜め画像、テールランプ辺りにわずかにルノーらしさを感じるがエステートよりもセダンのほうがルノー色が薄い、個性的とは言い難いが全体的にはスッキリしたデザインで好感が持てる、画像はメーカーサイトより拝借


競争の激しいヨーロッパのDセグメントに投入する車となるので「Renault Talisman」には力が入っているようだ。デザイン面ではルノーらしさがあまり感じられないが万人受けしそうなデザインとなっている。
このクラスなので安全装備や車両制御はてんこ盛りであらゆる技術が搭載されているようだ。
ヨーロッパでの発売は2016年の前半となっているので今回発表された両モデルはすでに生産型に近いのだろう。果たしてパサートの対抗馬として日本には来るのだろうか。


今回はこのへんで
では


フォード「Mustang Shelby GT350R」、なんと2シーターでカーボンホイールを装備

2015/08/26
我々の世代はシェルビーと言えば、まずシェルビーコブラを思い浮かべる。
シェルビーはアメリカでスポーツカーを作り続けている老舗チューナーの1つだ。そのシェルビーの名前を冠したマスタングがフォードから発売されている。
「Mustang Shelby GT350」と「Mustang Shelby GT350R」の2種があり、いずれも内容はその名に恥じない過激なモノだ。
最近「Mustang Shelby GT350R」は工場から出荷を開始した。


GT350とGT350Rの違い

「Mustang Shelby GT350」は2種類あるのだがRが付くとトラック(サーキット)専用マシンと位置付けているようだ。
エンジンや駆動系は共通だが一番の違いは乗車定員が4名から2名になる事、それにダンパーやタイヤホイールが異り、さらにカーボンのパーツが多用される事だ。これにより50kgほど軽量化されているのだ。

↑ 「Mustang Shelby GT350R」軽量化バージョン、軽量化を狙い2シーター化されている、ボディーパーツにカーボンが多用されホイールまでカーボン!、タイヤサイズも1サイズ大きなモノが付く、足回りはマグネライドダンパーを装備する、画像はメーカーサイトより拝借

「Mustang Shelby GT350」
↑ 「Mustang Shelby GT350」ベースモデル、ベースモデルでも迫力の外観だ、キチンと効きそうなフロントリップを装備している、シェルビーの名前にふさわしいモデルとなっている、画像はメーカーサイトより拝借


「Mustang Shelby GT350R」のスペック

ではさっそく「Mustang Shelby GT350R」のスペックを見てみよう。

サイズ:全長4,783mm×全幅1,928mm×全高1,382mm
ホイールベース:2,720mm
エンジン:5.2L Flat Plane Crank V8
最高出力:526hp/7,500rpm
最大トルク:583Nm/4,750
ミッション:6MT
サスペンション:前ストラット、後インテグラルリンク、Rのダンパーはマグネライド
ブレーキ:前393mm2ピースクロスドリルドディスク ブレンボ6ピストンキャリパー、後381mm2ピースクロスドリルドディスク ブレンボ4ピストンキャリパー
タイヤホイール(GT350):Michelin Pilot Super Sport、前295/35 ZR 19(19×10.5Jアルミ)、後305/35ZR19(19×11Jアルミ)
タイヤホイール(GT350R):Michelin Pilot Sport Cup2、前305/30ZR19(19×10.5Jカーボン)、後315/30ZR19(19×11Jカーボン)
乗車定員:4名(GT350)、2名(GT350R)
車両重量:1,706kg(GT350)、1,656kg(GT350R)
P/Wレシオ:3.24kg/hp(GT350)、3.15kg/hp(GT350R)
※最高出力を発揮する回転数に注目、排気量に似合わず高回転型のエンジンだ

GT350R専用装備

MagneRide Damping System
Integrated Driver Control (IDC) System
Aluminum Tower to Tower Brace
Engine Oil, Transmission and Differential Coolers
Heavy-duty Front Springs
19" Carbon Fiber Wheels
Michelin Pilot Sport Cup 2 Tires
-Front - 305/30 ZR 19
-Rear - 315/30 ZR 19
Wheel Locking Kit
Carbon Fiber Rear Wing
Chin Splitter
Unique Chassis Tuning


「Mustang Shelby GT350R」の画像

↑ 「Mustang Shelby GT350R」のフロント画像、いかにも良く走りそうな外観をしている、何故かGT-Rを連想するシルエットだがこちらの方が個人的には魅力的、画像はネット上から拝借

「Mustang Shelby GT350R」のグリル画像
↑ 「Mustang Shelby GT350R」のグリル画像、フロントのリップスポイラーを見るとかなり空力を詰めているのが分かる形状だ、開口部が大きくチューニング度の高さを主張する、画像はネット上から拝借

「Mustang Shelby GT350R」のリア画像
↑ 「Mustang Shelby GT350R」のリア画像、リアはマスタングの雰囲気が良く出ているデザイン、カーボン製のリアスポイラーとデフューザーが付く、画像はネット上から拝借

「Mustang Shelby GT350R」のリア画像その2
↑ 「Mustang Shelby GT350R」のリア画像その2、リアフェンダーの膨らみがかなりのボリューム、リアタイヤは315/30ZR19というサイズを履いている、画像はネット上から拝借

「Mustang Shelby GT350R」のフロントホイール画像
↑ 「Mustang Shelby GT350R」のフロントホイール画像、19インチカーボンホイールを履くフロント、タイヤサイズは305/30ZR19、巨大な6ピストンのブレンボキャリパーがホイール一杯一杯だ、ホイールのロック方式はカーボンホイールなだけに少し特殊なようだ、画像はネット上から拝借

「Mustang Shelby GT350R」のリアホイール画像
↑ 「Mustang Shelby GT350R」のリアホイール画像、リアも19インチカーボンホイールに315/30ZR19という極太のタイヤを履く、キャリパーは4ピストンのブレンボ、タイヤはSタイヤのようなCUP2を履く、画像はネット上から拝借

「Mustang Shelby GT350R」のインパネ画像
↑ 「Mustang Shelby GT350R」のインパネ画像、少し古臭いデザインで古き良きマスタングを連想させる、ステアリングホイールはセンターマーク入りで下が切れたDシェイプ、チラッと見えるタコメーターによるとレッドゾーンは8,000rpmを超えたところだ、画像はネット上から拝借

「Mustang Shelby GT350R」のシート画像
↑ 「Mustang Shelby GT350R」のシート画像、レカロ製のシートが最初から装備される、いっそのことリアシートが無いのだからフルバケットシートにすれば良いと思う、表皮はMikoと呼ばれるスエード素材、画像はネット上から拝借

「Mustang Shelby GT350R」のリアシートがあった場所の画像
↑ 「Mustang Shelby GT350R」のリアシートがあった場所の画像、単純に軽量化のためにリアシートを廃止したようだ、どうせここまでやるならフルバケットシートを入れてリアシートがあった部分には補強を入れれば完璧だと思うのだが、画像はネット上から拝借



最近のアメリカ車でもハイパフォーマンスモデルは非常に垢抜けてきたと思う。今回の「Mustang Shelby GT350R」にしても最初からブレンボやレカロシートやミシュランのタイヤを装備している。パーツだけを見ればヨーロッパ車と変わりない。
エンジンにしても大排気量なのに非常に高回転型のエンジンだ。制御システムも非常に進歩していてヨーロッパ車とそれほど変わりないという感想を持った。
しかし外観は往年のアメリカ車の雰囲気を良く残していて少し懐かしいところも残っている。我々が思っているアメリカ車とは少し異なるが、ヨーロッパとの融合が進んでいるようだ。



今回はこのへんで
では

VWの「Polo Sedan」がマイナーチェンジ、日本には来ないのだろうか

2015/05/23
VWのポロと言えば日本でも5ナンバーサイズのコンパクトカーとして非常に人気がある車だ。そのポロにはセダンがあるのをご存じだろうか。
ポロにはグローバルでの一部地域向けでセダンが存在するのだ。もちろん日本には未導入だがこのサイズのまともなセダンが少ない状況で魅力的だと思うのだ。


元々「Polo Sedan」はロシア向けだった

「Polo Sedan」は2011年にロシアに投入されたのが初めてだが今では各国に展開しているモデルで現状日本には未導入となっている。
車のスペックとしては1.6Lガソリンエンジン(105ps)を積み5MTまたは6AT(Tiptronic、DSGではない)を積んでいる。
外観は非常にコンベンショナルなセダンで実用本位の外観をしている。
新型「Polo Sedan」のフロント画像
↑ 新型「Polo Sedan」のフロント画像、フロント周りはハッチバックボディーと変わらないが少々グリルが強調されている印象、端正でコンサバなセダン形状だ、全く癖が無くてある意味没個性だが実用的、画像はネット上から拝借


「Polo Sedan」スペック

マイナーチェンジ版のスペックはまだのようなので現行「Polo Sedan」のスペックを見てみよう。
サイズ:全長4,384mm×全幅1,699mm×全高1,466mm
ホイールベース:2,552mm
エンジン:1.6L直列4気筒
最高出力:105ps
最高トルク:153Nm
重量:1,182kg
タイヤホイール:185/60R15、6J×15
最高速度:183km
0-100km/h加速:12.3秒(AT)
こちらは先代「Polo Sedan」のフロント画像
↑ こちらは先代「Polo Sedan」のフロント画像、言われてみればフロントグリルやヘッドライトが変わっている、それほど外観からは新旧の区別が付かないほどだ、ロシアをはじめマレーシアや南アフリカでも販売されている、画像はメーカーサイトより拝借


「Polo Sedan」マイナーチェンジの内容

マイナーチェンジの内容はフェンダー、グリル、キセノンヘッドライト(LEDランニングランプ内臓)、ホイールデザイン変更、新色追加といったモノでパワートレインには変更が無いようだ。
新型「Polo Sedan」のフロント画像その2
新型「Polo Sedan」のフロント画像その3
↑ 新型「Polo Sedan」のフロント画像その2と3、この角度からだとフェンダーあたりの角が立ったという印象だ、ゴルフに対するジェッタと言うような専用のネーミングは無いようだ、画像はネット上から拝借

新型「Polo Sedan」のリア画像
↑ 新型「Polo Sedan」のリア画像、リアはちっともスタイリッシュではないが実用性の高そうなトランクを備える、派手さは無いがキチンとアルミホイールを履いているところは立派だ、画像はネット上から拝借

新型「Polo Sedan」のインパネ画像
↑ 新型「Polo Sedan」のインパネ画像、この画像からは質感は分からないが2トーンでそれなりの室内、見慣れたVW車のインパネだ、ミッションはDSGではなくTiptronicのトルコンAT、画像はネット上から拝借


「Polo Sedan GTI」なんてあっても良いかも

「Polo Sedan」はフロントを見る限りポロそのものだが落ち着いた外観で非常に実用性の高そうなセダンだ。日本では5ナンバーサイズのセダンのマーケット自体が小さくなってしまっている。ボリュームを見込めないので日本には未導入なのだろう。
逆にこのボディーでGTIのパワートレインを積んだモデルがあれば結構人気が出るかもしれない。そろそろハッチバックボディーは見飽きてきたのだ。



今回はこのへんで
では

6代目シボレー「カマロ」登場、独特の世界観と最新テクノロジー

2015/05/20
過去に時々アメリカ車について記事を書いているが最近は大排気量と大馬力に戻りつつあるようだ。今回もそうだが大排気量だけのラインアップではなく選択肢として小排気量も選択できるようになっている事が多い。
時代に合わせて変わっては来ているが独特の世界観を持って往年のアメリカンマッスルが最新テクノロジーで支えられている。


6代目シボレー新型「カマロ」の内容

今回で6代目となる新型カマロだが非常に長寿のブランドだ。初代カマロは1967年と言うから50年近い歴史がある。
今回の6代目カマロの特徴は時代の要請に合わせた小排気量ターボをラインアップし、従来型の大排気量モデルも中身が大幅に刷新された。
全体的に軽量化が進み先代に比較して約90キロ軽量化された上に剛性は28%アップとなっているのが特徴だ。
新型カマロSSのリア画像
↑ 新型カマロSSのリア画像、非常にスッキリしたリア周り、455bpsの高性能車には見えないところが素晴らしい、大層な空力付加物も無くシンプルだ、マフラーは左右振り分けの4本出し、ドライブモード選択によりマフラーの音も変わるようだ、カマロSSのタイヤホイールは20インチで非常に大きく見える、画像はネット上から拝借

新型カマロSSのフロント画像
↑ 新型カマロSSのフロント画像、アメ車独特のファストバック形状のボディー、これは他では見れない形状、基本的には四角いが角が無くフェンダーにボリューム感がたっぷりある、フロントマスクはアメ車に良くある細目の少し怖い顔だ、高性能車らしくフロントの開口部が大きい、画像はネット上から拝借

新型カマロSSのフロント画像その2
↑ 新型カマロSSのフロント画像その2、幅広のどっしりとしたフロント周り、ボンネットが異様に膨らんでいる、カマロSSのみボンネット上にエアアウトレットがある、ちなみにヘッドライトはHIDだ、これだけの高性能車なのに車高が高いのがアメ車らしい、画像はネット上から拝借


6代目カマロのモデルは大きく2つ

大きく分けてモデルはLTという標準モデルとSSというハイパフォーマンスモデルの2種のラインアップだ。LTには2種のエンジンが用意されてユーザーが選択可能だ。

カマロLTスペック

エンジン2.0L:2.0Lガソリンターボ(275bhp/400Nm)、「active noise cancellation」付き
エンジン3.6L:新型3.6L直噴V6ガソリン(335bhp/385Nm気筒休止機構付き)
ミッション:6速MT/8速ハイドラマチックAT
ブレーキ:ブレンボキャリパー、前320mmローター4ピストン、後315mmローター1ピストン
タイヤホイール:グッドイヤー18インチ
0-96km/h加速:6秒以下

カマロSS

エンジン:6.2L LT1 V8ガソリン(455bhp/617Nm)
ミッション:6MT(Active Rev Match)/8速ハイドラマチックATパドル付き「blips」
サスペンション:マグネチックライドコントロール、アクティブサスペンション
ブレーキ:ブレンボキャリパー、前345mmローター4ピストン、後338mmローター4ピストン
タイヤホイール:グッドイヤー20インチ

共通項目

サスペンション:前マルチリンクマクファーソン(ダブりリンク)、後5リンク
ブレーキ:ブレンボキャリパー
車両制御モード:Snow/Ice、Tour、Sport、Track(SSのみ)
8インチディスプレー
発売時期:2015年後半

新型カマロLTのサイド画像
↑ 新型カマロLTのサイド画像、カマロLTはSSとパッと見ただけでは区別がつかない、SSと比較するとブレーキローターが少し小さい、リアフェンダーあたりのボリューム感が半端ない、個人的には好きなデザインだ、画像はネット上から拝借

新型カマロLTのリア画像
↑ 新型カマロLTのリア画像、SSと異なりLTはマフラーが左右振り分けの2本出しとなる、大径で彫りの深いホイールがなかなか魅力的、画像はネット上から拝借

新型カマロのインパネ画像
↑ 新型カマロのインパネ画像、余り洗練されていない印象のインパネだ、メーターフードやエアコン吹き出し口等にコックピット感が出ている、センターに装備されるディスプレーは8インチ、画像はネット上から拝借

新型カマロのインパネのメーター画像
↑ 新型カマロのインパネのメーター画像、メーターパネルは比較的シンプル、左に回転計右に速度計、フルスケールは200マイル(約320km/h)、センターは車両制御モードにより変化し画像ではラップタイムを表示している、これはトラックモードだろう、画像はネット上から拝借

↑ 新型カマロのシート画像、シート形状は比較的平板な印象でアメ車っぽい、インパネ全体の作りは古臭いがこの方が好まれるのだろう、ドアウィンドウのガラス部分が天地に深くて肩辺りまでドアがある、このため乗り込むと囲まれ感があるだろう、画像はネット上から拝借

新型カマロの3モデル
↑ 新型カマロの3モデル、真中の赤いボディーがSSで左右がLT、正面から見るとLTの搭載エンジン(3.2Lと2.0L)の区別は全く付かない、しかし相当な悪顔なのは確かだ、画像はネット上から拝借

↑ 新型カマロのエンジン3種、左からカマロSS用の「6.2L LT1 V8」エンジン(455bhp/617Nm)、中央がカマロLT用の「新型3.6L直噴V6」エンジン(335bhp/385Nm気筒休止機構付き)、右が同じくカマロLT用の2.0Lガソリンターボ(275bhp/400Nm)エンジン、エンジン自体の大きさが全く違うのにビックリだ、同じボディーでこれだけ大きさの異なるエンジンを収めるのは大変だろう、画像はネット上から拝借


大パワーだけなら他にもあるが

大パワーの車はヨーロッパ車でもかなりある。例えば最近発表されたメルセデスの「AMG GT」なんかもオーバー500psの車だが世界的潮流のダウンサイジングで以前AMGで主流だった6.3Lエンジンを刷新し4.0Lターボとなっている。
ヨーロッパのハイパフォーマンス車とは異なる車を求めるなら最近のハイパフォーマンスなアメ車は有効な選択肢だ。大排気量エンジンは残されているがシャーシやブレーキも水準が上がってきて直線番長だけでは無くなってきているのは確かだ。最近のアメ車はなかなか楽しい。
こうしたアメ車のハイパフォーマンス車が日本で発売されるかどうかは要するにインポーターの執念にかかっているのだろう。



今回はこのへんで
では

アウディ「TT Clubsport Turbo Concept」、電動ターボの第2弾登場

2015/05/15
アウディの電動ターボは昨年「RS5 TDI コンセプト」で発表され、その有利性にビックリしたものだ。その第2弾として「TT Clubsport Turbo Concept」が発表された。何と言っても電動ターボが最大のトピックだが、もし実用化されればターボ嫌いの人も全くターボだと気が付かないエンジンが出来上がるだろう。


「TT Clubsport Turbo Concept」のスペック

「RS5 TDI コンセプト」は3.0LのV6エンジン385psだった。今回の「TT Clubsport Turbo Concept」アウディ得意の2.5L直列5気筒TFSIエンジンで勝負してきた。その出力はなんと600hpとなって、計算してみると1Lあたり240psとなるからターボとはいえ凄まじいチューニング度合だ。

サイズ:全長4,330mm×全幅1,970mm(ベースモデルより140mmワイド)
エンジン:2,480cc、直列5気筒、ガソリンTFSI
最高出力:600hp
最高トルク:650Nm/3,000~7,000rpm
ミッション:6MT
車重:1,396kg
0-100km/h加速:3.6秒
最高速度:310km/h
駆動方式:クワトロシステム(4WD)
タイヤホイール:9.5Jx20インチ、275/30R20
ブレーキ:カーボンファイバーセラミックディスクローター、フロント370mm
リアウィング:手動で調整可能、CFRF製
「TT Clubsport Turbo Concept」のリア画像
↑ 「TT Clubsport Turbo Concept」のリア画像、オリジナルよりも全幅を140mm拡大されたボディーがGTカーのようだ、リアのフェンダーからリア部はまるでレーシングカー、非常に効果的なホイール直後のエアアウトレットとデフューザーが素晴らしい、上部にはCFRF製の巨大なウィングが鎮座するが日本の車検は通らないのではないだろうか、マフラーはボディーサイドの後輪の前から排出するタイプ、画像はネット上から拝借

「TT Clubsport Turbo Concept」のフロント画像
↑ 「TT Clubsport Turbo Concept」のフロント画像、リアに負けずフロントも巨大な開口部が存在感を示す、冷静に見ればフロントは開口部だらけだ、フロントとリアのフェンダーの処理が素晴らしい、かなりエグいオーバーフェンダーだが綺麗に処理されている、2シーターとなっておりシートの後ろにはロールバーがチラッと見える、画像はネット上から拝借

「TT Clubsport Turbo Concept」の真上からの画像
↑ 「TT Clubsport Turbo Concept」の真上からの画像、全幅が拡幅されたせいで縦横比が変わりレーシングカーのようなデメンジョンを見せる、リアハッチにチラッと見えるロールバーやらアンプのようなモノがあり積載性は望めなさそう、ボンネットには巨大なエアアウトレットが開いている、リアウィングは車幅には収まっているが全長には収まってないのが良く分かる、画像はネット上から拝借

「TT Clubsport Turbo Concept」のエンジン画像
↑ 「TT Clubsport Turbo Concept」のエンジン画像、前回の3.0リッターV6とは異なり今回は2.5Lの直列5気筒でアウディらしくなった、右端に見えているシルバーの部分が電動ターボユニットだ、過給されたエアは巨大なインタークーラーを通してエンジンに供給される、もう少し構造を詳しく見てみたいものだ、画像はネット上から拝借

「TT Clubsport Turbo Concept」のパワートレーン構造図
↑ 「TT Clubsport Turbo Concept」のパワートレーン構造図、赤い部分が48V電装系でリア部分に制御ユニットとバッテリーを積む、フロントの赤いのが電動ターボユニット、フロア下にはプロペラシャフトが通りリアへ駆動を伝達する、マフラーが大胆にもレーシングカーのように運転席後部からサイドへ出ている、足回りがどのようになっているかは情報が無いがオリジナルとそう変わらないように見える、画像はネット上から拝借

「TT Clubsport Turbo Concept」の室内の構造図
↑ 「TT Clubsport Turbo Concept」の室内の構造図、乗車定員は2名となり後部座席には本格的なロールバーが組まれている、フルバケットシートに4点式のハーネスが装備される、画像はネット上から拝借

「TT Clubsport Turbo Concept」のインパネ画像
↑ 「TT Clubsport Turbo Concept」のインパネ画像、インパネ形状はオリジナルを踏襲するが全く異なる作りを見せる、メーターはディスプレーに置き換えられている、ステアリングは下部がフラットなD形状でスイッチが付く、ドアの内貼りやセンターコンソールが簡略化されて軽量化をされているのが良く分かる、ミッションは6MTだがゲートが切られたタイプ、助手席前にはフットレストがありラリー車っぽい雰囲気だ、画像はネット上から拝借

「TT Clubsport Turbo Concept」のシート画像
↑ 「TT Clubsport Turbo Concept」のシート画像、シートはフルバケットだがアルカンターラが張られている、全体的に内装はアウディーオリジナルと殺風景なスパルタンさとの中間を狙ったものだ、この車のターゲットはどのあたりなのだろうか911GT3あたりか、画像はネット上から拝借


キモは48Vの電装系

「TT Clubsport Turbo Concept」では前回の「RS5 TDI コンセプト」に引き続きエンジンの補機類の電圧を48Vにするシステムを採用している。もちろん車内の電装系ではDC-DCコンバーターを通して12V電源が供給されるのは以前と同じだ。
「TT Clubsport Turbo Concept」のリアカーゴスペース画像
↑ 「TT Clubsport Turbo Concept」のリアカーゴスペース画像、リアハッチの中にはこうしたパワーアンプのようなモノが乗っかっている、しかしこれは完全に見せるための装飾だろう、オレンジのワイヤリングがカッコいい、これがあるから荷物が積めないなんてヤボな事は言わないでおく、画像はネット上から拝借



エンジン補機類の48V化(高電圧化)は現在の世界のトレンドとなっていてメリットが数多くある。48Vのような12Vではない電圧の市販車が出てくるのはいつ頃だろうか、我々が思っているよりも意外と早い気がしている。

アウディーの電動ターボ関連記事

2014/06/19

アウディ「RS5 TDI コンセプト」は電動!ターボ装備!!




今回はこのへんで
では

VWゴルフは40周年車「Golf GTI Clubsport」が登場

2015/05/14
2016年にVWのゴルフは40周年を迎えるのを記念して「Golf GTI Clubsport」が登場する予定だ。
スペック等は265psを発揮する(10%出力アップのブースト機能付き)という事くらいしか発表されていない。

VWの「Golf GTI Clubsport」フロント画像
↑ VWの「Golf GTI Clubsport」フロント画像、この車のハイライトは265psに今日生かされたエンジンだろう、フロントバンパー下の開口部が大きくなって空力付加物が追加されているがボディーワークは同じだ、黒いリップスポイラーとバンパー角にカナード風のモノが付く、画像はネット上から拝借

VWの「Golf GTI Clubsport」フロントスポイラーのアップ画像
↑ VWの「Golf GTI Clubsport」フロントスポイラーのアップ画像、角のカナードは日本での一般的な形状とは異なり箱型となっていて当然貫通している、バンパー下のリップはどちらかと言うと控えめだ、画像はネット上から拝借


VWの「Golf GTI Clubsport」リア画像
↑ VWの「Golf GTI Clubsport」リア画像、リアは大型のルーフスポイラーとバンパー下のデフューザーが装備される、リアタイヤ直後からマフラー上部へと続く空力付加物がカッコいい、マフラーは左右2本出し、画像はネット上より拝借

VWの「Golf GTI Clubsport」リアルーフスポイラーのアップ画像
↑ VWの「Golf GTI Clubsport」リアルーフスポイラーのアップ画像、中に入っているのがノーマルのルーフスポイラーなので黒い部分の付加されたスポイラーが非常に大型なのが分かる、素ぽオイラー自体は反りがきつくていかにもドラッグが大きそうな形状、かなりのダウンフォースを発揮するに違いない、画像はネット上から拝借



「Golf GTI Clubsport」の続報があれば随時アップデートする予定。



今回はこのへんで
では