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新型「AMG C63 クーペ」がフランクフルトでワールドプレミア、2種類のパワートレイン

2015/08/24
最近のAMGと言えば世の中の流れのパワートレインのダウンサイジングに余念がない。AMG C63のシリーズはある意味完成された車ではあるが時代の流れに合わせて変わっていくという事なのだ。
そんなメルセデスのCクラスにおけるホットモデルの本命である新型「AMG C63 クーペ」がフランクフルトショーでワールドプレミアされる。
新型「AMG C63 クーペ」のリア画像
↑ 新型「AMG C63 クーペ」のリア画像、非常にきれいなラインを描くルーフ、トランクリッド辺りはSクラスと同じ造形、前後フェンダーの張り出しはかなりのモノだがあくまでもエレガントな雰囲気、画像はメーカーサイトより拝借


新型「AMG C63 クーペ」のパワートレインは2種

実は新型「AMG C63 クーペ」のパワートレインは2種ある。排気量は同一だがチューニングが異なるようだ。モデル名としては標準モデルが「Mercedes-AMG C 63 クーペ」、ハイパワーな方が「Mercedes-AMG C 63 S クーペ」となっている。これは「AMG GT」と同じ構成とネーミングだ。
パワートレインについてはC63セダンとワゴンに積まれているエンジンと同一である。


新型「AMG C63 クーペ」のスペック

新型「AMG C63 クーペ」のスペックを簡単に書いておこう。なお数値は標準モデル/ハイパワーモデルの順に記述している。

エンジン:3,982cc V8biturbo(共通)、ドライサンプ
最高出力:476hp(標準モデル)、510hp/5,500rpm~6,250rpm(ハイパワーモデル)
最大トルク:650Nm(標準モデル)、700Nm/1,750rpm~4,500rpm(ハイパワーモデル)
ミッション:AMG SPEEDSHIFT MCT 7-speed
サスペンション:前4リンク、後マルチリンク、セダンとは異なったチューニングが施されている
タイヤホイール:[標準モデル]前255/40R18(9.0J)、後285/35R18(10.5J)、[ハイパワーモデル]前255/35R19(9.0J)、後285/30R19(10.5J)
駆動系:[標準モデル]機械式LSD、[ハイパワーモデル]電子式LSD
制御:
 AMG DYNAMIC SELECT(4種)
 AMG RIDE CONTROL
 ESP(ON/SPORT/OFF)
 dynamic engine mounts(ハイパワーモデル)
車両重量:1,710kg(DIN、標準モデル)、1725kg(ハイパワーモデル、DIN)
燃費:11.24~11.63km/L(NEDC combined)
0-100km/h加速:4.0秒(標準モデル)、3.9秒(ハイパワーモデル)
最高速度:290km/h(250km/hでリミッター作動)


新型「AMG C63 クーペ」の画像

ではさっそく新型「AMG C63 クーペ」の画像を見てみよう。
↑ 新型「AMG C63 クーペ」のフロント画像、グリルはいつものメルセデスだがバンパー下の開口部が大きく高度なチューニングを物語る造形、前後のフェンダーはオーバーフェンダーとなっていて前64mm後66mm拡幅されている、アライメントのチューニングも専用となる、画像はメーカーサイトより拝借

新型「AMG C63 クーペ」のフロント上からの画像
↑ 新型「AMG C63 クーペ」のフロント上からの画像、ロングノーズが良く分かるショット、ボンネットはアルミ製、ルーフは情報が無いがカーボンせいだろうか、画像はメーカーサイトより拝借

↑ 新型「AMG C63 クーペ」のサイド画像、タイヤホイールは標準車が前255/40R18(9.0J)後285/35R18(10.5J)を履く、Sモデルは前255/35R19(9.0J)後285/30R19(10.5J)、それにしても太いタイヤだ、画像はメーカーサイトより拝借

新型「AMG C63 クーペ」のリア画像その2
↑ 新型「AMG C63 クーペ」のリア画像その2、真後ろから見るとリアウィンドウが小さいのが良く分かる、マフラーは左右振り分けの4本出し、マフラー出口と一体化したデフューザーが付く、かなりの高性能車だがそれほどエグくない後ろ姿で好感が持てる、画像はメーカーサイトより拝借

↑ 新型「AMG C63 クーペ」のインパネ画像、基本的なレイアウトはCクラスと同じようだ、カーボンがふんだんにあしらわれたインパネ目がチカチカする、ステアリングホイールはセンターマーク付きのD型形状、ミッションはAMG SPEEDSHIFT MCT 7-speed、画像はメーカーサイトより拝借

↑ 新型「AMG C63 クーペ」のシート画像、かなりホールドの良さそうなリクライニングバケットシート、色目は比較的大人しい色合いで落ち着いた感じだ、この個体はサンルーフが付いているのが見える、シート素材はARTICO/microfibre DINAMICA man-made leatherという素材を使っているらしい、画像はメーカーサイトより拝借


より走りに振った新型「AMG C63 クーペ」
ラグジュアリーだけではなくより走りに振ったモデルが新型「AMG C63 クーペ」の立ち位置だ。走るための専用の装備が数多く採用されており期待が持てる。
従来のAMGモデルでは満足できなかった走りを求める顧客層に十分にアピールできる内容だろう。意外と早く日本上陸するのではなかろうか。



今回はこのへんで
では

6代目シボレー「カマロ」登場、独特の世界観と最新テクノロジー

2015/05/20
過去に時々アメリカ車について記事を書いているが最近は大排気量と大馬力に戻りつつあるようだ。今回もそうだが大排気量だけのラインアップではなく選択肢として小排気量も選択できるようになっている事が多い。
時代に合わせて変わっては来ているが独特の世界観を持って往年のアメリカンマッスルが最新テクノロジーで支えられている。


6代目シボレー新型「カマロ」の内容

今回で6代目となる新型カマロだが非常に長寿のブランドだ。初代カマロは1967年と言うから50年近い歴史がある。
今回の6代目カマロの特徴は時代の要請に合わせた小排気量ターボをラインアップし、従来型の大排気量モデルも中身が大幅に刷新された。
全体的に軽量化が進み先代に比較して約90キロ軽量化された上に剛性は28%アップとなっているのが特徴だ。
新型カマロSSのリア画像
↑ 新型カマロSSのリア画像、非常にスッキリしたリア周り、455bpsの高性能車には見えないところが素晴らしい、大層な空力付加物も無くシンプルだ、マフラーは左右振り分けの4本出し、ドライブモード選択によりマフラーの音も変わるようだ、カマロSSのタイヤホイールは20インチで非常に大きく見える、画像はネット上から拝借

新型カマロSSのフロント画像
↑ 新型カマロSSのフロント画像、アメ車独特のファストバック形状のボディー、これは他では見れない形状、基本的には四角いが角が無くフェンダーにボリューム感がたっぷりある、フロントマスクはアメ車に良くある細目の少し怖い顔だ、高性能車らしくフロントの開口部が大きい、画像はネット上から拝借

新型カマロSSのフロント画像その2
↑ 新型カマロSSのフロント画像その2、幅広のどっしりとしたフロント周り、ボンネットが異様に膨らんでいる、カマロSSのみボンネット上にエアアウトレットがある、ちなみにヘッドライトはHIDだ、これだけの高性能車なのに車高が高いのがアメ車らしい、画像はネット上から拝借


6代目カマロのモデルは大きく2つ

大きく分けてモデルはLTという標準モデルとSSというハイパフォーマンスモデルの2種のラインアップだ。LTには2種のエンジンが用意されてユーザーが選択可能だ。

カマロLTスペック

エンジン2.0L:2.0Lガソリンターボ(275bhp/400Nm)、「active noise cancellation」付き
エンジン3.6L:新型3.6L直噴V6ガソリン(335bhp/385Nm気筒休止機構付き)
ミッション:6速MT/8速ハイドラマチックAT
ブレーキ:ブレンボキャリパー、前320mmローター4ピストン、後315mmローター1ピストン
タイヤホイール:グッドイヤー18インチ
0-96km/h加速:6秒以下

カマロSS

エンジン:6.2L LT1 V8ガソリン(455bhp/617Nm)
ミッション:6MT(Active Rev Match)/8速ハイドラマチックATパドル付き「blips」
サスペンション:マグネチックライドコントロール、アクティブサスペンション
ブレーキ:ブレンボキャリパー、前345mmローター4ピストン、後338mmローター4ピストン
タイヤホイール:グッドイヤー20インチ

共通項目

サスペンション:前マルチリンクマクファーソン(ダブりリンク)、後5リンク
ブレーキ:ブレンボキャリパー
車両制御モード:Snow/Ice、Tour、Sport、Track(SSのみ)
8インチディスプレー
発売時期:2015年後半

新型カマロLTのサイド画像
↑ 新型カマロLTのサイド画像、カマロLTはSSとパッと見ただけでは区別がつかない、SSと比較するとブレーキローターが少し小さい、リアフェンダーあたりのボリューム感が半端ない、個人的には好きなデザインだ、画像はネット上から拝借

新型カマロLTのリア画像
↑ 新型カマロLTのリア画像、SSと異なりLTはマフラーが左右振り分けの2本出しとなる、大径で彫りの深いホイールがなかなか魅力的、画像はネット上から拝借

新型カマロのインパネ画像
↑ 新型カマロのインパネ画像、余り洗練されていない印象のインパネだ、メーターフードやエアコン吹き出し口等にコックピット感が出ている、センターに装備されるディスプレーは8インチ、画像はネット上から拝借

新型カマロのインパネのメーター画像
↑ 新型カマロのインパネのメーター画像、メーターパネルは比較的シンプル、左に回転計右に速度計、フルスケールは200マイル(約320km/h)、センターは車両制御モードにより変化し画像ではラップタイムを表示している、これはトラックモードだろう、画像はネット上から拝借

↑ 新型カマロのシート画像、シート形状は比較的平板な印象でアメ車っぽい、インパネ全体の作りは古臭いがこの方が好まれるのだろう、ドアウィンドウのガラス部分が天地に深くて肩辺りまでドアがある、このため乗り込むと囲まれ感があるだろう、画像はネット上から拝借

新型カマロの3モデル
↑ 新型カマロの3モデル、真中の赤いボディーがSSで左右がLT、正面から見るとLTの搭載エンジン(3.2Lと2.0L)の区別は全く付かない、しかし相当な悪顔なのは確かだ、画像はネット上から拝借

↑ 新型カマロのエンジン3種、左からカマロSS用の「6.2L LT1 V8」エンジン(455bhp/617Nm)、中央がカマロLT用の「新型3.6L直噴V6」エンジン(335bhp/385Nm気筒休止機構付き)、右が同じくカマロLT用の2.0Lガソリンターボ(275bhp/400Nm)エンジン、エンジン自体の大きさが全く違うのにビックリだ、同じボディーでこれだけ大きさの異なるエンジンを収めるのは大変だろう、画像はネット上から拝借


大パワーだけなら他にもあるが

大パワーの車はヨーロッパ車でもかなりある。例えば最近発表されたメルセデスの「AMG GT」なんかもオーバー500psの車だが世界的潮流のダウンサイジングで以前AMGで主流だった6.3Lエンジンを刷新し4.0Lターボとなっている。
ヨーロッパのハイパフォーマンス車とは異なる車を求めるなら最近のハイパフォーマンスなアメ車は有効な選択肢だ。大排気量エンジンは残されているがシャーシやブレーキも水準が上がってきて直線番長だけでは無くなってきているのは確かだ。最近のアメ車はなかなか楽しい。
こうしたアメ車のハイパフォーマンス車が日本で発売されるかどうかは要するにインポーターの執念にかかっているのだろう。



今回はこのへんで
では

アウディ「TT Clubsport Turbo Concept」、電動ターボの第2弾登場

2015/05/15
アウディの電動ターボは昨年「RS5 TDI コンセプト」で発表され、その有利性にビックリしたものだ。その第2弾として「TT Clubsport Turbo Concept」が発表された。何と言っても電動ターボが最大のトピックだが、もし実用化されればターボ嫌いの人も全くターボだと気が付かないエンジンが出来上がるだろう。


「TT Clubsport Turbo Concept」のスペック

「RS5 TDI コンセプト」は3.0LのV6エンジン385psだった。今回の「TT Clubsport Turbo Concept」アウディ得意の2.5L直列5気筒TFSIエンジンで勝負してきた。その出力はなんと600hpとなって、計算してみると1Lあたり240psとなるからターボとはいえ凄まじいチューニング度合だ。

サイズ:全長4,330mm×全幅1,970mm(ベースモデルより140mmワイド)
エンジン:2,480cc、直列5気筒、ガソリンTFSI
最高出力:600hp
最高トルク:650Nm/3,000~7,000rpm
ミッション:6MT
車重:1,396kg
0-100km/h加速:3.6秒
最高速度:310km/h
駆動方式:クワトロシステム(4WD)
タイヤホイール:9.5Jx20インチ、275/30R20
ブレーキ:カーボンファイバーセラミックディスクローター、フロント370mm
リアウィング:手動で調整可能、CFRF製
「TT Clubsport Turbo Concept」のリア画像
↑ 「TT Clubsport Turbo Concept」のリア画像、オリジナルよりも全幅を140mm拡大されたボディーがGTカーのようだ、リアのフェンダーからリア部はまるでレーシングカー、非常に効果的なホイール直後のエアアウトレットとデフューザーが素晴らしい、上部にはCFRF製の巨大なウィングが鎮座するが日本の車検は通らないのではないだろうか、マフラーはボディーサイドの後輪の前から排出するタイプ、画像はネット上から拝借

「TT Clubsport Turbo Concept」のフロント画像
↑ 「TT Clubsport Turbo Concept」のフロント画像、リアに負けずフロントも巨大な開口部が存在感を示す、冷静に見ればフロントは開口部だらけだ、フロントとリアのフェンダーの処理が素晴らしい、かなりエグいオーバーフェンダーだが綺麗に処理されている、2シーターとなっておりシートの後ろにはロールバーがチラッと見える、画像はネット上から拝借

「TT Clubsport Turbo Concept」の真上からの画像
↑ 「TT Clubsport Turbo Concept」の真上からの画像、全幅が拡幅されたせいで縦横比が変わりレーシングカーのようなデメンジョンを見せる、リアハッチにチラッと見えるロールバーやらアンプのようなモノがあり積載性は望めなさそう、ボンネットには巨大なエアアウトレットが開いている、リアウィングは車幅には収まっているが全長には収まってないのが良く分かる、画像はネット上から拝借

「TT Clubsport Turbo Concept」のエンジン画像
↑ 「TT Clubsport Turbo Concept」のエンジン画像、前回の3.0リッターV6とは異なり今回は2.5Lの直列5気筒でアウディらしくなった、右端に見えているシルバーの部分が電動ターボユニットだ、過給されたエアは巨大なインタークーラーを通してエンジンに供給される、もう少し構造を詳しく見てみたいものだ、画像はネット上から拝借

「TT Clubsport Turbo Concept」のパワートレーン構造図
↑ 「TT Clubsport Turbo Concept」のパワートレーン構造図、赤い部分が48V電装系でリア部分に制御ユニットとバッテリーを積む、フロントの赤いのが電動ターボユニット、フロア下にはプロペラシャフトが通りリアへ駆動を伝達する、マフラーが大胆にもレーシングカーのように運転席後部からサイドへ出ている、足回りがどのようになっているかは情報が無いがオリジナルとそう変わらないように見える、画像はネット上から拝借

「TT Clubsport Turbo Concept」の室内の構造図
↑ 「TT Clubsport Turbo Concept」の室内の構造図、乗車定員は2名となり後部座席には本格的なロールバーが組まれている、フルバケットシートに4点式のハーネスが装備される、画像はネット上から拝借

「TT Clubsport Turbo Concept」のインパネ画像
↑ 「TT Clubsport Turbo Concept」のインパネ画像、インパネ形状はオリジナルを踏襲するが全く異なる作りを見せる、メーターはディスプレーに置き換えられている、ステアリングは下部がフラットなD形状でスイッチが付く、ドアの内貼りやセンターコンソールが簡略化されて軽量化をされているのが良く分かる、ミッションは6MTだがゲートが切られたタイプ、助手席前にはフットレストがありラリー車っぽい雰囲気だ、画像はネット上から拝借

「TT Clubsport Turbo Concept」のシート画像
↑ 「TT Clubsport Turbo Concept」のシート画像、シートはフルバケットだがアルカンターラが張られている、全体的に内装はアウディーオリジナルと殺風景なスパルタンさとの中間を狙ったものだ、この車のターゲットはどのあたりなのだろうか911GT3あたりか、画像はネット上から拝借


キモは48Vの電装系

「TT Clubsport Turbo Concept」では前回の「RS5 TDI コンセプト」に引き続きエンジンの補機類の電圧を48Vにするシステムを採用している。もちろん車内の電装系ではDC-DCコンバーターを通して12V電源が供給されるのは以前と同じだ。
「TT Clubsport Turbo Concept」のリアカーゴスペース画像
↑ 「TT Clubsport Turbo Concept」のリアカーゴスペース画像、リアハッチの中にはこうしたパワーアンプのようなモノが乗っかっている、しかしこれは完全に見せるための装飾だろう、オレンジのワイヤリングがカッコいい、これがあるから荷物が積めないなんてヤボな事は言わないでおく、画像はネット上から拝借



エンジン補機類の48V化(高電圧化)は現在の世界のトレンドとなっていてメリットが数多くある。48Vのような12Vではない電圧の市販車が出てくるのはいつ頃だろうか、我々が思っているよりも意外と早い気がしている。

アウディーの電動ターボ関連記事

2014/06/19

アウディ「RS5 TDI コンセプト」は電動!ターボ装備!!




今回はこのへんで
では

VWゴルフは40周年車「Golf GTI Clubsport」が登場

2015/05/14
2016年にVWのゴルフは40周年を迎えるのを記念して「Golf GTI Clubsport」が登場する予定だ。
スペック等は265psを発揮する(10%出力アップのブースト機能付き)という事くらいしか発表されていない。

VWの「Golf GTI Clubsport」フロント画像
↑ VWの「Golf GTI Clubsport」フロント画像、この車のハイライトは265psに今日生かされたエンジンだろう、フロントバンパー下の開口部が大きくなって空力付加物が追加されているがボディーワークは同じだ、黒いリップスポイラーとバンパー角にカナード風のモノが付く、画像はネット上から拝借

VWの「Golf GTI Clubsport」フロントスポイラーのアップ画像
↑ VWの「Golf GTI Clubsport」フロントスポイラーのアップ画像、角のカナードは日本での一般的な形状とは異なり箱型となっていて当然貫通している、バンパー下のリップはどちらかと言うと控えめだ、画像はネット上から拝借


VWの「Golf GTI Clubsport」リア画像
↑ VWの「Golf GTI Clubsport」リア画像、リアは大型のルーフスポイラーとバンパー下のデフューザーが装備される、リアタイヤ直後からマフラー上部へと続く空力付加物がカッコいい、マフラーは左右2本出し、画像はネット上より拝借

VWの「Golf GTI Clubsport」リアルーフスポイラーのアップ画像
↑ VWの「Golf GTI Clubsport」リアルーフスポイラーのアップ画像、中に入っているのがノーマルのルーフスポイラーなので黒い部分の付加されたスポイラーが非常に大型なのが分かる、素ぽオイラー自体は反りがきつくていかにもドラッグが大きそうな形状、かなりのダウンフォースを発揮するに違いない、画像はネット上から拝借



「Golf GTI Clubsport」の続報があれば随時アップデートする予定。



今回はこのへんで
では

プジョー「308R HYbrid Concept」、新しいジャンルを切り開くのか

2015/04/17
プジョーから「308R HYbrid Concept」が発表になった。プジョーの308と言えば日本ではなかなか人気が出ないがヨーロッパではCセグメントハッチバックのベストセラーの一角を占めるモデルだ。

かなり過激なプラグインハイブリッドモデル「308R HYbrid Concept」

ハイブリッド車は日本では燃費向上モデルというイメージが強いが、ヨーロッパではまるで電気過給器のような扱いが多く、エンジンとモーターの各々の特性を補完しあう良い関係として成り立っていることが多い。システム総合出力を見るとガソリンエンジンでそのパフォーマンスを実現するよりも遥かに燃費や環境に優しいという訳だ。
今回発表された「308R HYbrid Concept」も電気過給器的なモデルだ。Cセグメントハッチバックにおいて過激なプラグインハイブリッドを確立しそうという意味では特徴的なモデルになる。またその内容も素晴らしいパフォーマンスなのだ。また開発にはプジョースポールが関与している。
「308R HYbrid Concept」のフロント画像
↑ 「308R HYbrid Concept」のフロント画像、真正面から見ると低くワイド、バンパー下の左右の開口部が大きく高性能をアピールしている、ノーマルボディーに対して80mmのワイド化がされている、フェンダーはブリスター形状だ、画像はネット上から拝借、クリックで拡大

「308R HYbrid Concept」のフロント画像その2
↑ 「308R HYbrid Concept」のフロント画像その2、ノーマルの308は近年まれに見る美しいデザインのハッチバックだがこの「308R HYbrid Concept」はその面影も無い、サイドのキャラクターラインも分からなくなってしまっている、デザインが良いとは言い辛いモディファイだ、画像はネット上から拝借、クリックで拡大


プジョー「308R HYbrid Concept」のスペック

現在発表されている情報をまとめると次のようになる。

スペック

ボディー:ノーマル比80mmワイド
最大出力:総合500hp、プラグインハイブリッドガソリン
エンジン:ガソリン1.6L4気筒、270hp
モーター:前115hp、後115hp
バッテリー:リチウムイオン3kWh
ミッション:6速
駆動方式:4WD
ブレーキ:前380mmベンチレーティッドディスク4ピストンキャリパー、後290mmディスク、回生ブレーキ
シャーシ:EMP2プラットフォーム
タイヤホイール:235/35R19
重量配分:前60%、後40%
パワーウェイトレシオ:3.1kg/hp
最高速度:250km/h(リミッター作動)
0-100km/h加速:4.0秒
CO2排出量:70g/km

4つの走行モード

「Hot Lap mode」

エンジン+モーター×2、500hp/730Nm

「Sports mode」

エンジン+後モーター、400hp/530Nm

「Road mode」

一般道路用、300hp/400Nm

「ZEV」

後モーター+場合により前モーター


「308R HYbrid Concept」のリア画像
↑ 「308R HYbrid Concept」のリア画像、リア半分はプジョー得意の塗り分けになっていてマッドブラックだ、ブルーとマッドブラックの組み合わせは初めてだ、リアのバンパーにも大きな開口部がありアグレッシブだ、タイヤホイールは235/35R19を履く、画像はネット上から拝借、、クリックで拡大


↑ 「308R HYbrid Concept」のシステム画像、モーターの事をエレクトリックマシンと表現しているのが面白い、フロントにエンジンとモーター、リアにモーターとガソリンタンク電池がある、重量配分は前60%後40%となり重心も低い、システム総合出力が500hpとは恐れ入った、パフォーマンスも超一級で0-100km/hまでわずか4秒でスーパーカー並だ、画像はネット上から拝借、クリックで拡大


「308R HYbrid Concept」の室内画像
↑ 「308R HYbrid Concept」の室内画像、室内の造形は308に準じるが豪華なスポーツシートが装備されている、形状はかなりスポーティーだが色と質感がイマイチだ、ダッシュボードの表面の仕上げが面白い、画像はネット上から拝借、クリックで拡大


↑ 「308R HYbrid Concept」の走行モード、左が「Sports Mode」で馬力表示がエンジン270hp/前モーター15hp/後モーター115hp/トルク530Nmと表示されている、右が一番過激な「Hot Lap Mode」でエンジン270hp/前モーター115hp/後モーター115hp/トルク730Nmとなっている、モード切替にこうした馬力を直接表現するのは珍しい、しかしCセグメントハッチバックとしては異例な強心臓である、画像はネット上から拝借、クリックで拡大


Cセグメントハッチバックに新時代を築くのか?

プジョー「308R HYbrid Concept」はハイブリッドかどうかは別にしてパフォーマンスだけを見るとかなり過激な内容となっていて、もし市販されればクラス最強になるのは間違いない。Cセグメントのハッチバックにおいて昔で言うホットハッチの新時代を築くのかもしれない。その実現の仕方が現代的でハイブリッドを使用してハイパフォーマンスを実現するところが昔とは異なる所だ。
今後の動きン注目したいと思う。
今回はこのへんで
では

Dodge ChallengerとCharger「SRT Hellcat」、地獄の猫2台は面白いシフトノブ

2015/01/20

日本に入ってきていないダッジ


アメ車は日本に入っていないモデルが多く、特にダッジは全く入ってきていない。


ダッジはFCA(フィアットクライスラーオートモビルズ)の乗用車の1ブランドなのだが、どのようなモデルがあるのか感覚的に掴めていないとのが現状だ。なんとなくアメリカンマッスルカーというイメージがあり大排気量の大パワー車があるんだという感じだ。一番身近に感じるのがバイパーではなかろうか。時々ダッジバイパーという名前が出てきて600馬力オーバーのマッスルカーの代表みたいな車だ。


世界的パワーウォーズの流れ


ここのところ北米ではパワー競争が再燃していて一時期のように大パワーの車が続々とリリースされているのだ。それにつられてヨーロッパの自動車メーカーもパワー競争に突入しつつある。こういう動きの一方、燃費競争も激しいしEVやHVも盛んだ。全く現在の状況は読みにくい。


今回紹介するのは「Challenger SRT Hellcat」と「Charger SRT Hellcat」の2台だ。我々の世代にはチャレンジャーという名前は聞き覚えがある。若い頃のアメリカンマッスルの代表のような名前なのだ。簡単に言うとチャレンジャーが2ドアクーペ、チャージャーが4ドアのセダンだ。その中でも特別にパワフルなのが「SRT Hellcat」という猫たちなのだ。「Hellcat」というのは直訳では地獄の猫なのだが実は性悪女という意味らしい。このパワフルな車達は女なのだ。


という前置きはさておいて驚くべきスペックを見てみよう。

「SRT Hellcat」のスペック

エンジン:6.2L HEMI Hellcat V-8 スーパーチャージャー付
最高出力:707hp
最大トルク:880Nm
ミッション:6MT、8AT(パドル付)
制御:Sport/Track/Default、カスタムモード
タイヤホイール:20x9.5inch鍛造アルミホイール、P275/40ZR20 Pirelli P Zero Nero
ブレーキ:ブレンボ6POTキャリパー、390mmツーピースディスク


なんと最高出力が700hpオーバーとなっている。「SRT Hellcat」というモデルはそれこそFCAの技術の粋を集めたモデルなのだ。エンジンもさることながら、出力に見合った足回りやブレーキ、肝心な制御システムに最新の技術が投入されている。なんだか古風な内外装からは想像できないがFCAの技術をすべて詰め込んでいるように見える。ある意味これがFCAのフラッグシップスポーツカーなのだろう。では画像を見てみよう。

「Challenger SRT Hellcat」

「Challenger SRT Hellcat」のフロント画像
↑ 「Challenger SRT Hellcat」のフロント画像、外観は古き良きアメ車然としている、良く見るとえらく扁平率の小さなタイヤや大きなキャリパーを装備しているのが分かる、ボンネットは穴だらけだ、イカリングは少々古臭いがアメ車には意外と似合う、画像はネット上から拝借



「Challenger SRT Hellcat」のリア画像
↑ 「Challenger SRT Hellcat」のリア画像、こちらも超高性能を意識させないリア部分、マフラーも意外とおとなしいモノが付いている、トランクスポイラーも小さくて控えめだ、ヨーロッパの車の方向とは全く異なるアプローチで面白い、画像はネット上から拝借



「Challenger SRT Hellcat」のサイド画像
↑ 「Challenger SRT Hellcat」のサイド画像、横から見ても車高も普通だし特別な車には見えないところが凄い、しかしフロントのキャリパーは20インチのホイールに一杯な大型モノだ、こういうクーペスタイルは日本では無くなってしまった、画像はネット上から拝借


「Charger SRT Hellcat」

4ドア版の「Charger SRT Hellcat」のフロント画像
↑ 4ドア版の「Charger SRT Hellcat」のフロント画像、フロントの開口部は大きいしボンネットは穴だらけだが意外と端正なセダンで好感が持てる外観、サイドのキャラクターラインも2ドアクーペとは全く異なるので別の車と思った方が良い、画像はネット上から拝借



4ドア版の「Charger SRT Hellcat」のサイド画像
↑ 4ドア版の「Charger SRT Hellcat」のサイド画像、いかにも大きな車で高性能という雰囲気を醸し出している、ボンネットが一旦盛り上がってフロントウィンドウ部分で下がっているのが面白い、車高はそれほど低くない、画像はネット上から拝借



4ドア版の「Charger SRT Hellcat」のリア
↑ 4ドア版の「Charger SRT Hellcat」のリア画像、こちらのリアはなかなか都会的だ、この車ならサイズはともかく日常使いもできそうな大人しい外観だ、マフラーは丸型で左右2本出し、この角度からはタイヤの太さが見て取れる、画像はネット上から拝借



「SRT Hellcat」のインパネ
↑ 「SRT Hellcat」のインパネ画像、これは3ドアのChallengerのものだがほぼ共通だ、パッと見た感じは先進性はあまり無さそうなところが憎い演出だ、メーターパネルは液晶でセンターにもモニターが収まる、このモデルはATでステアリングホイールにパドルが付く、このタンカラーのシートが何とも言えないネオクラシックな味を出している、画像はネット上から拝借



ビックリの「SRT Hellcat」ATシフター

「SRT Hellcat」のATシフター
↑ 「SRT Hellcat」のATシフター画像、これが今回一番びっくりしたところ、シフトノブ自体にシフトポジションの表示がある、マニュアルシフトは左に倒してこのレバーで操作するかステアリングホイールに付いたパドルで操作する、トップエンドのアメ車の方向性が大変興味深い、画像はネット上から拝借



ネオクラシック!?

なんだか古臭いと言ったら失礼だがネオクラシックな内外装に最新の機構と装備を施した車なのだ。おそらくFCAの最新技術が存分に投入されているのだろう。
もうこうなると燃費とかを超越した存在になってしまっていると思う。でも怖いもの見たさで一度乗ってみたいと思うのだ。



今回はこのへんで
では

もはやスーパーカーとなった生産型のホンダ新型NSXを改めておさらい

2015/01/14
ホンダNSXと言えば先代の運動性能は確かに凄かった。

NSXを所有している友人がおり時々横に乗せてもらったものだ。やや大柄なボディーだが軽量なため想像以上の運動性能だった。そして乗り心地が非常にソリッドだった。個人的にはもう少し小柄だとすごく欲しいと思ったに違いないと思い出す。



↑ ホンダ新型NSXのデトロイトショーでの展示風景、完全に北米向けのNSXとなっていてボディーデメンジョンを見てもホンダも言っているようにスーパーカーレベル、生産型なので実物の完成度は高そうだ、リアウィンドウからパワートレインが見えるのが憎い演出、画像はネット上から拝借




最近ではUKでの予約が締め切られた等の話題には事欠かない。その新型NSXだが今回2015デトロイトショーにおいて生産型が展示発表がされている。これを少しまとめてみよう。

サイズ:全長4,470mm(+45mm)×全幅1,940mm(+130mm)×全高1,215mm(+45mm)、()内は旧型比
フレーム構造:スペースフレーム、アルミ/超高強度鋼、カーボンフロア
ボディー素材:アルミ、SMC
ホイールベース:2,630mm(+280mm)、()内は旧型比
トレッド:前1,655mm、後1,615mm
エンジン:V6(75度)ツインターボ、ドライサンプ
ハイブリッドシステム:3モーターハイブリッド(Sport Hybrid)、各前輪/エンジントランスミッション間
ミッション:9速DCT
駆動方式:AWD(SH-AWD:Super-Handling All-Wheel Drive)
パッケージング:Advanced Sports Package
サスペンション:アルミ製
タイヤ:ContiSportContact、前245/35ZR19、後295/30ZR20、前後違径
ホイール:前19x8.5inch、後20x11inch
ブレーキ:前6ポッド、後4ポッド、モノブロックキャリパー、カーボンセラミックディスク
制御モード:Quiet/Sport/Sport+/Track、「zero delay」
生産:オハイオ工場


新型のNSXでは「zero delay」と呼ばれるレスポンスが最重要視されたようだ。一説にはパワーは550PSとなっていて、ホンダ自身もスーパーカーと呼んでいる。動力性能やハンドリングについては大変期待の持てる内容と思われるが何処で走らせるのだろうか。



↑ ホンダ新型NSXのフロント画像、ボンネットが低くてフェンダーが高いのが印象的でスポーツカーらしい、フロントの開口部は非常に大きくて高性能を予感させる、ヘッドライトのハイトが低いのが今時な印象、画像はメーカーサイトより拝借



↑ ホンダ新型NSXのフロント画像その2、非常に良くまとまったシルエットを見せる、フロントの開口部も下品になっていない、リアフェンダー上部の開口部が立体的だ、画像はメーカーサイトより拝借



↑ ホンダ新型NSXのサイド画像、先代のNSXではリア部分が長い印象があったが新型は非常に良いまとまりだ、タイヤホイールは前245/35ZR19後295/30ZR20というサイズを履くが自然な感じだ、サイドのキャラクターラインもシンプルだが効果的だ、リアフェンダーは真横から見てもボリューム感が伝わってくる、画像はメーカーサイトより拝借



↑ ホンダ新型NSXのリア画像、ミッドシップなだけにリアも開口部が多い、マフラーはセンター出しとなっているようだ、その両サイドにはでかいデフューザーが付き超高速域のダウンフォースを稼ぎ出すためウィングの類は装備されない、テールライト周辺はシンプルな造形、画像はメーカーサイトより拝借



↑ ホンダ新型NSXのリア画像その2、真後ろから見るとキャビンとフェンダーの関係が良く分かる、非常に横幅が大きく見えるし実際大きい全幅1,940mmというのはスーパーカーサイズだ、アメリカサイズのナンバープレートが付くようになっているのが北米向けを物語っている、画像はメーカーサイトより拝借



↑ ホンダ新型NSXの上からの画像、全長と全幅のディメンジョンが素晴らしい、スーパーカーのディメンジョンだ、ルーフには空力のためか剛性確保のためかリブが入っている、ボンネット上部にもエアアウトレットが付いている、エンジン回りには目立ったスリットの類は見られない、画像はメーカーサイトより拝借



↑ ホンダ新型NSXのインパネ画像、非常に現実的なインパネとなっていてこれならほぼこのまま生産されるのではないだろうか、ステアリングは上下がフラットな形状ででかいパドルが付いている、センターコンソール上のシルバーのダイヤルが制御モードも変えれるコントローラーだろう、シフトはスイッチになっているようだ、あまり近未来的な印象は無くコンサバなスポーツカーという印象だ、画像はメーカーサイトより拝借



↑ ホンダ新型NSXのシート画像、シート形状はあまりカッコ良いものではない、センターコンソールがでかいがサイドシルはそれほどでもなさそうで乗降性は良いだろう、ミッドシップだけに室内空間は大きくないがシートの後ろに少しだけ空間がありそうだ、画像はメーカーサイトより拝借




基本コンセプトは「zero delay」、ホンダの事だから古い表現だが打てば響くという感じに仕上がっていると思う。だがこれだけ高性能な車になるとSH-AWDに頼る事が多くなるだろう。いったいどんなドライビングフィールなのだろうと思う。

画像を見るとすぐにでも発売できそうな完成度だ。一説によると販売価格は150,000ドルからスタートということだから日本円に換算すると1,800万円からということになる。内容もそうだが価格もスーパーカーとなっている。日本での発売は今のところ分からないが、個人的には発売はされるのではないかと予想する。



今回はこのへんで
では